昭和の記憶の断片 山羊の飼育

昭和の記憶の断片　山羊の飼育

記録民俗学誌『民俗文化』

が図書館に存在する場合が

ある。さて私には古い記憶

が夢の中に登場して歩いて

も歩いても故郷余呉町文室

に到着できない夢を何度も

見る場合を経験する。夢の

中で文室の祭りに帰ろうと

する私だが父も母も祖父も

自分の家に帰っても居ない

夢で、村の中を歩いても知

る人も誰もいない道も変わ

り果てているそんな故郷を

喪失した夢を見る事が多い

小学生の頃文室にいち早く

帰りたい為に天神前から国

安の墓地の前の路を帰る夢

を私は何度も見るものだが

しかしその国安の墓も何処

か解らない。久々に天神山

に登山したら昔の埋墓の跡

に私が夢の中で歩いた小さ

な道の痕跡が残っていた事

で私の記憶が間違ってない

事を確認した。大昔国安に

は祖父の妹が嫁入りした家

があった、その家庭では昭

和の時代に山羊小屋が存在

した事を記憶の断片から思

いだした。山羊の乳を搾り

酒のビンに入れてコルクで

栓のされた山羊乳を見た事

も記憶にまざまざと蘇った

令和に入り牛乳配達の文化

も激減して牛乳箱入れがあ

る家が珍しくなった昨今だ

が牛乳が登場する前には山

羊を飼っていた家も日本の

各地に存在した事を記憶の

中から思い出した。読者の

皆様の中で昭和に山羊飼育

をしていた方は是非コメント

をください。山羊とは忘れら

去られた家畜なのかと思う？