城郭 長谷川博美 基本記録

城郭遺跡見学講師 信長公記講師 お城イベント案内 民俗学講師  神道思想史講師 などの情報を発信して行きます。

秀逸! 令和表裏の時代の大河ドラマ 麒麟が来る そのシナリオ脚本の圧倒的手法

2020-03-21 23:12:44 | 社会観察
秀逸! 令和表裏の時代の大河ドラマ 麒麟が来る そのシナリオ脚本の圧倒的手法

◆鈴木北海道知事の聖人性
民を護る事、弱き人を護る事こそ、
政治をあずかる聖人君主の務めだ。
その様な意味で鈴木氏の英明さが
光った。いやその人を選んだ道民
の洞察力に感心感激を深く覚えた。

◆大河ドラマ麒麟が来るのシナリオ
今回の明智光秀の尾張行も一際光彩
を放っ脚本だった。うつけの殿信長
を看破する竹千代少年「徳川家康」
(江戸/東京/開府の偉業をなした人)
父を打たれてもなお信長を見損なわ
ず自己を確立して信長とサシで将棋
を打たんとする竹千代少年の器量の
大きさ度量!常人をも超えた胆力が
竹千代少年から光彩が放れる脚本の
妙が凄い。一方市中では、全く冴え
ない岡村さんの忍者としての見事な
豹変が見事に描かれていた。今現代
日本は再び国際社会に忍者イメージ
を活用して日本を再興せんとする風
がある事も日本人のみなさまは知っ
ておられるであろう。斉藤道三の娘
帰蝶の光秀に対する接客も人間の表
と裏を表現する比喩が存分に表わさ
ていて美濃の姫らしい気品が表現さ
てまた、つけ殿信長に相応しい正室
として描写されていた。さても恋愛
の心情を描写していると思われた駒
なる女性が思わぬ曲芸をば披露して
場面に仰天した。駒は光秀とは身分
の異なる忍者である事が見て取れた
忍びの者とは万人が忍びと看破でき
ない人が忍者である。さてさて望月
東庵なる、飄々とした町医者もこの
ドラマの曲者として設定されている。
明智光秀が薬師医者であった時代の
資料も近年発見されて、望月は信濃
や近江の豪族と言う暗喩手法がみて
とれる。岡村さんも服部半蔵説では
と言う推理をドラマフアンはしてい
る。

◆桶狭間の疑問
永禄3年織田信長は今川義元を打ち取
る。松平 元康(まつだいら もとやす)
なる武将が織田方の丸根鷲津砦を今川
方として落している。今川義元打ち取
られると聞くや元康は主君の今川家を
護るどころか素早く三河に赴いている。
はたして、今川方に行ったと思われる
竹千代こと、松平 元康は本気で鷲津や
丸根を落城させたのであろうか?もし
織田と松平が内通して丸根鷲津砦が燃
た様に黒煙を上げさせたら義元陣営は
完全に気が緩む事になる。義元本陣に
信長は切り込み是を討ち果たし清州に
迅速に引き返す。松平 元康も三河領へ
と今川など救援せずに迅速に帰る事を
実行している。松平元康この人の説明
は無用。徳川家康の事だ。大河ドラマ
では信長は腹違いの兄信広と竹千代を
人質交換する事になっていたがうつけ
信長と竹千代少年の会話を盗み聞きを
する役目が岡村さん扮する菊丸なる
忍者として大河ドラマとでは描いて
かれていた。史実として織田信長は
永禄3年桶狭間合戦以前の永禄2年
より鷲津丸根砦などを作って大高
城包囲して今川義元のおびき出し
を企図している事だ。勿論松平元康
の本心も今川を救う気は全くなくて
松平元康/徳川家康は早速三河を確保
している。

武将は名前をコロリと帰る。

惟任日向守は明智十兵衛

木下藤吉郎は羽柴筑前守

徳川家康は松平元康

桂田長俊は前波 吉継

土橋景鏡は朝倉景鏡

細川藤孝は一色藤隆

織田信澄は津田坊丸

石田佐吉は石田三成


あらまなんと戦国武将は
ころりころりと改名する。

令和表裏の時代
この時代は表裏の時代なので
あろうか?突然大河ドラマ
麒麟が来るの駒が豹変する?

私は素朴純粋な人か好きだ。
大河に登場する信長や駒が
恐ろしく感じる麒麟は道徳
が確立された世に登場する
伝説上の聖獣なのだが?





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 善なる人 善なる道徳のある... | トップ | 天佑ある人を看破する。善と... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちゃしろん)
2020-03-23 13:30:56
こんにちは😊

麒麟が来る、昨日の回は本当に面白かったです。
何十年も前に三浦綾子さんの「細川ガラシャ夫人」を読んで
明智光秀のイメージががらっと変わり
麒麟が来るの放送を楽しみにしていました。

先生は猫がお好きなのですか?
主役の方とお名前が似てますね✨
返信する
Unknown (長谷川博美)
2020-03-23 16:10:00
ちゃしろんさん
コメントありがとう
ございます。
返信する

コメントを投稿

社会観察」カテゴリの最新記事