いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

敬老祝金についてご意見をいただきました。

2009-03-23 07:09:38 | 政治活動
3月議会も先週の19日で無事に終わり、全議案が原案可決となりました。

今回の議会は予算議会なのでもう少し混乱するかと思っていましたが、何事もなく平穏に過ぎて行きました。

今回私は、2日間に渡って行われた予算特別委員会で質疑を行いましたので、その詳細はあらためてお伝えさせていただきます。


話は変わりますが、今回の議会中に市民数名の方(60~70歳ぐらいの女性の方々)と懇談をさせていただく機会がありました。

皆さん主婦の目線で、私の発想では気がつかないご意見もたくさんあり本当に勉強になりましたが、その中で一番印象に残っているのが「敬老祝金」の問題です。

敬老祝金とは神栖市が70歳以上の方に年額2万円を支給している制度ですが、皆さんはそれが必要ないのではないか?というご意見でした。

この議論は賛否両論あり、一方ではこの2万円を毎年楽しみにしているというお話もよく聞きますし、特別な必要性は感じないがもらえるものはもらっておこうという方もいます。

この件で私がいつも申し上げているのは、この制度を本当に多くの方が望んでいるのであればそれでいいかもしれませんが、一方現実問題として総額およそ2億円かかっているこの事業を、高齢者が更に増加していくのが確実な状況で今後も継続していけるのかということがまず一点。

もう一点は、単に70歳以上の方に個別に2万円を支給するよりも、それらをまとめた2億円という額を医師の確保や交通弱者対策、あるいは何らかの高齢者福祉向上などの高齢者の為の特定の事業に集中して活用した方が、長い目で見れば高齢者の方々のためになるのではないか?ということです。

単に2万円を支給するのがいいのか?一方で他の特定の事業に集中して使うのがいいのか?ぜひ当事者の高齢者の方々の意識調査をして欲しいと市には求めていますが、現状ではその考えもないようです。

折衷案として1万円分は今まで通り支給して、残りを高齢者の為の特定の事業に活用するという考えもあると思います。

いずれにしても、そう遠くないうちに検討しなければならない問題だと思っています。
コメント
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