いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

がれき受け入れ

2012-03-29 11:45:15 | 政治活動
今朝の新聞には、鹿嶋市が岩手県陸前高田市を訪れ、がれき処理の状況などを視察した様子が取り上げられていました。

その中には、鹿嶋市長の「がれきの受け入れを本格的に検討している。何かお役に立てれば」とのコメントもあります。


がれきの受け入れについては、鹿嶋市議会が鹿嶋市に対して、受け入れを求める決議をしたようでありますし、同様の動きは他の自治体からも出てきているようです。

今回の視察も、その流れによるものなのでしょうが、では、神栖市はどうするのか?

そのようなコメントをこのブログにもいただいていますが、では、本当にどうすればいいのか?


鹿嶋市長は、次のようなコメントもしています。

「鹿嶋市には、焼却炉がないなどの課題もあるので、今後、実際にどのように運び、処理すればよいか、専門家から意見を聞きたい」


つまり、現状では「受け入れたい」という思いはあるものの、受け入れた後の処理方法等は、いろいろと検討はしているのかもしれませんが、現時点では未定ということ。

しかし、現実的には処理方法が明確にならなければ、受け入れは困難です。

また、住民の理解を得ることも必要です。


神栖市には、鹿島共同再資源化センターという焼却施設がありますが、聞くところによると震災で海岸に打ち寄せられたものの焼却が、かなりあるようなので、東北地方のがれきまで対応しきれるのか?

また、再資源化センター建設当時の経緯も踏まえ、住民の理解は得られるのか?

などの課題もあるものと思います。


心情的には、「受け入れても…」という思いはあっても、現実的に受け入れ態勢が整わなければ、正式な受け入れ表明はできません。

神栖市も、そのあたりを総合的に検討していく必要は、あると思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする