北海道と東北の消防援助隊が参加する、緊急消防援助隊合同北海道東北ブロック合同訓練が市内で開かれ、訓練の様子を拝見してきた。
訓練はブロック内を持ち回りで実施され、次に本市で開かれるとすれば40年後ということで、なかなか、拝見できない訓練ということになる。
午前8時30分に議会棟前を出発し、まずは、小名浜港2号ふ頭での船上救出訓練と、同ふ頭に設置された大型スクリーンでは小名浜マリンブリッジの多重衝突の救助及び搬送トリアージの中継を見た。
2号ふ頭の訓練は、練習船「福島丸」が、地震による津波発生の翌日入港したものの、離岸してしまい、はしご車のはしごを渡すなどで救助する訓練が行われた。
また、マリンブリッジでは、地震により橋上でトラックが荷崩れを起こし、これを避けた車両約20台が多重衝突するなどの事故が発生し、緊急消防援助隊が救出稼働などを行ったという想定になっている。
この訓練の後は石油コンビナート火災対応訓練を拝見した。
高所放水車というのだろうか、これが並んで放水する中、低い位置から放水しているのが、北海道隊が配備するドラゴン・ハイパー・コマンドユニットという放水車で、1分間8,000ℓを放水する高性能放水車だという。本市の持つ車両で最大の放水能力が最大3,100ℓだというから、その能力の大きさが分かる。放水量に等しく、遠目に見ても、送水管が他の車両よりはるかに太いことを見てとることができた。
続いてグリーンスタジアムに移動し、高所救出訓練の模様を拝見した。
前日の地震で避難した被災者が、余震により再度被災し、救助が必要になったと想定。高所からはしごやゴンドラを使っての避難を拝見した。
削岩機でコンクリートに穴をあける訓練も行われていた。
会場上空には、埼玉防災ヘリ「あらかわ」(だと思う)や福島県の防災ヘリ「ふくしま」が旋回していた。
1枚目の写真は、太陽の周りに光の環「ハロ」が出現していたので、そこを横切るヘリの構図で撮ろうとしたのだが、いかんせんヘリが遠すぎる。3枚目の写真は、太陽のある方向を背にして2機が写っているが、これも距離が遠い。
やがて、「ふくしま」がスタジアム上空で高度を下げ、被災者の吊り下げ救助を実施した。
駐車場には多数の消防車両が並ぶ。
こちらは仮想の病院群として待機している。山形、宮城、つくばなど各地から駆け付けた車両だ。
これを見ていると、消防活動は、人の活動であるとともに、装備の活動であることが分かる。充実した装備を持ち、装備を安全に使いこなす技術があってこそ人名が守られる。駆け付けた隊員たちは、前日の夜の野営から訓練が始まっていたらしい。遠くから参加されたみなさんも、近くから参加されたみなさんもご苦労様。行動の安全を確保しながら、住民の安心と安全を守るために、今後も活躍していただきたい。
訓練はブロック内を持ち回りで実施され、次に本市で開かれるとすれば40年後ということで、なかなか、拝見できない訓練ということになる。
午前8時30分に議会棟前を出発し、まずは、小名浜港2号ふ頭での船上救出訓練と、同ふ頭に設置された大型スクリーンでは小名浜マリンブリッジの多重衝突の救助及び搬送トリアージの中継を見た。
2号ふ頭の訓練は、練習船「福島丸」が、地震による津波発生の翌日入港したものの、離岸してしまい、はしご車のはしごを渡すなどで救助する訓練が行われた。
また、マリンブリッジでは、地震により橋上でトラックが荷崩れを起こし、これを避けた車両約20台が多重衝突するなどの事故が発生し、緊急消防援助隊が救出稼働などを行ったという想定になっている。
この訓練の後は石油コンビナート火災対応訓練を拝見した。
高所放水車というのだろうか、これが並んで放水する中、低い位置から放水しているのが、北海道隊が配備するドラゴン・ハイパー・コマンドユニットという放水車で、1分間8,000ℓを放水する高性能放水車だという。本市の持つ車両で最大の放水能力が最大3,100ℓだというから、その能力の大きさが分かる。放水量に等しく、遠目に見ても、送水管が他の車両よりはるかに太いことを見てとることができた。
続いてグリーンスタジアムに移動し、高所救出訓練の模様を拝見した。
前日の地震で避難した被災者が、余震により再度被災し、救助が必要になったと想定。高所からはしごやゴンドラを使っての避難を拝見した。
削岩機でコンクリートに穴をあける訓練も行われていた。
会場上空には、埼玉防災ヘリ「あらかわ」(だと思う)や福島県の防災ヘリ「ふくしま」が旋回していた。
1枚目の写真は、太陽の周りに光の環「ハロ」が出現していたので、そこを横切るヘリの構図で撮ろうとしたのだが、いかんせんヘリが遠すぎる。3枚目の写真は、太陽のある方向を背にして2機が写っているが、これも距離が遠い。
やがて、「ふくしま」がスタジアム上空で高度を下げ、被災者の吊り下げ救助を実施した。
駐車場には多数の消防車両が並ぶ。
こちらは仮想の病院群として待機している。山形、宮城、つくばなど各地から駆け付けた車両だ。
これを見ていると、消防活動は、人の活動であるとともに、装備の活動であることが分かる。充実した装備を持ち、装備を安全に使いこなす技術があってこそ人名が守られる。駆け付けた隊員たちは、前日の夜の野営から訓練が始まっていたらしい。遠くから参加されたみなさんも、近くから参加されたみなさんもご苦労様。行動の安全を確保しながら、住民の安心と安全を守るために、今後も活躍していただきたい。
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