ツバメ、我が家から2度目の巣立ち

　気がついたとき、ヒナ鳥は巣の中に縮こまって、頭のてっぺんが巣の壁の上に少し見えている程度だった。3羽いるようだ。後に4羽だったと分かる。
　親鳥の餌の運びも少ないと思った。親鳥が来ないから、餌をねだる姿を光子とも少なかった。

　ところが成長と共に、元気に餌をねだる姿を見るようになった。7月11日の写真だ。

　翌12日も、元気に餌をねだった。

　外を見る姿を見ても、だいぶ大きくなった感じがする。

　15日、巣からはみ出して見えるツバメ。もう巣立つのじゃないか。羽も黒々。くちばしが黄色いのをのぞけば、すっかり大人の風貌だ。

　そしたら、なんと16日、留守の間に巣だってしまったようだ。
　巣はもぬけのから。昨日まで生に満ちていた巣には、寒々しい空気が漂っていた。

　4年ぶりに繁殖に成功した我が家のツバメ。来年も元気でやってこい。