伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

活動日誌 No201

2018年02月05日 | 活動日誌
 3カ月ぶりだろうか。活動日誌を作成しました。

 議会が連続する中、なかなか作ることができないできましたが、最初に着手してから3か月かけて作った感じです。











■コラム
 昨年11月10日の新聞が県立高校の第Ⅰ期選抜の募集枠を伝えた。全体の32%を第Ⅰ期選抜でとるという▼県立高校の存廃問題が浮上する中での募集だった。県学校教育審議会は県教育委員会に、「1学年3学級以下の学校は統合の推進」と答申を提出している。やり玉には市内で5校が上がる。遠野高校も該当する▼創立70周年の同校は昨年、式典を催した。地元市議のためだろう、ご招待をいただき出席した。あいさつなどでは存続を求める訴えが続いた。さながら存続大会だ。関係者の思いが伝わってきた▼生徒代表は、「少人数を生かして学力を身に着けている。地域に支えられていることが浸透して地元以外の生徒が増えている」と言った。生徒の思いが行政に届いてほしい。

■ネガティブキャンペーンでご心配をかけました
こうなったわけ説明します
今後もご支援をお願いします


 新しい年を迎えて早1カ月が過ぎました。昨年は、たびたび新聞折込みをされた「いわき経済報」が掲載した文章に関して、心配する声をいただきました。そこで、同紙が私に対してこのようなキャンペーンをするようになったきっかけなどについて、みなさんにご説明したいと思います。

作業員宿舎計画がきっかけ

 同紙のネガティブキャンペーンの開始は、6年前にさかのぼります。震災・原発事故の後、遠野町に作業員宿舎の建設計画が浮上した以降の事です。

 同紙は、この計画に関する文章を書いた際、「市会議員のIさん」と書き込み、私が計画に関係あるかのように匂わせて遠野地区にばらまきました。

 発行者(執筆者でもあります)に会った際に私は、「本人に取材もせずに関係があるかのように書くとはおかしいだろう」と抗議したのですが、発行者は、「自宅に電話をかけたが、おばあさんしか出なかった」と言い訳にもならない言い訳をするだけで、謝罪一つありませんでした。

 本人に取材もせずに、一方的に本人に不利益となりかねない事例を記事にすることが許されるはずがありません。ましてや、私は本件に何のかかわりも持っていませんでした。だから「私はあなたをジャーナリストと認めない」と断言し、それ以来、関係を断ちました。この時からネガティブキャンペーンが始まったのです。

 この5年間に、市議選の事務所開きでのたすき掛けの件、市議選後の正副議長選出をめぐる市議団、特に団長である私の対応への非難等々、私がかかわる事象を材料にしてネガティブな文章を書き、遠野地区などに新聞折込で配布する、こういう姿勢をとり続けています。

「捏造」の表現は誇張の極致

 昨年の暮れには「伊藤議員―議員だより記事捏造か」と配布しました。同紙が市長選挙前に配布した「市長が(中略)交付することになった」と書いたバス利用券を、「議員だより」(しんぶん赤旗に折り込み配布)で「無料券」と書き「ウソ」をついているというのです。

 「無料券」の表現は、「利用券を配布することになった」という文章を読んだ市民が受け止めた印象から表現した言葉であり、また、「利用券」などを発行している郡山市の例から見ると、限度額の範囲内でバス代等にお年寄りに補助し料金を無料とするものです。実態から見ても「無料券」と表現して問題になるとも思えないものです。

 経済報からのメール取材には、私の書いた議員だよりの記事に利用券と無料券の言葉が混在しているため、読者が分かりにくくなっているだろうと考え、「バス利用券、文章を読んだ方が無料券と受け止めた報道」と言葉を訂正する旨返信しましたが、少なくとも「無料券」の表現が「捏造(ねつぞう)」にあたるものでないことは、お分かりいただけると思います。

 一方、同紙には議員だよりの写真(1)が掲載されましたが、見出しが「磐城平城の櫓(やぐら)は必要」と見えるようにトリミングされています。


(1)いわき経済報の紙面


 実際の紙面(2)は「磐城平城の櫓は必要か」という疑問符報道になっています。


(2)議員だよりの紙面


 抗議すれば紙面の都合でこのようなトリミングになっているというでしょう。しかし、これこそ“印象操作”で、私が磐城平城の櫓建設に反対の立場で質問した事実をねじ曲げる報道姿勢だと思います。

議会での議員発言制限を当然視する経済報

 また、議長副議長選をめぐった問題は、当初、伝えられた副議長の候補と目された人物が、議員の発言を制限するのが当然かのように発言したことがきっかけで発生しました。

 私も出席した会議で同議員が、監査委員に選出された議員は議会で発言しないと決まっていたという趣旨の発言をして撤回もしないために、議会の公平な運営をつかさどる副議長にふさわしくないと判断したことから、日本共産党市議団としてはこの議員に投票しませんでした。

 これに対して同紙は、「こどもが駄々をこねるようなレベルの低い話」で議会が「かき回された」と非難する論調を垂れ流したのです。

 これらに見られるように、いわき経済報が、私に対して行っているネガティブキャンペーンは、ほぼ言いがかりに近いものです。

 経済報は、昨年の市長選の頃は、「『常磐線スピードアップ』五輪目指す―清水市長が実現へ動く」、先にあげた「75歳から市民バス利用券実施―清水市長が来年度から採用」「トヨタ進出で水素燃料電池バスー清水市政が実現へGO」などと、清水市長を持ち上げる文章を盛んに配布していました。

 いまは、「清水市政最悪」などと副市長を材料に非難する論調を強めています。コロッと論調が変わったのです。

 同紙は、私に関して様々な記述をしながら、今後も新聞折り込み等でネガティブキャンペーンをはるものと思われます。私としては、様々な問題の対応を誤らないようしっかり議員活動に励んでいきたいと思います。

 今後とも、みな様のご支援を心からお願いいたします。




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