伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

街頭宣伝

2017年01月03日 | 日記
 新年も早3日。昨日の準備を受けて街頭宣伝にでました。

 上遠野本町、上遠野白畑、小淵、深山田、上根本、入遠野前田、根岸、猫塚・赤坂の8カ所に宣伝カーを停め、酉年の今年も支援をいただけるよう、訴えました。

 車を走らせる沿道には訪れる春を予感させるものが。

 矢本の付近ではジュウガツサクラとおぼしき花が咲いていました。10月頃から咲き始め春まで花を咲き継ぐようです。





 東山の畑などで菜の花が咲いていました。



 菜の花にもいろんな種類があって、冬場から花をつけるものもあるんだと聞いたことがありますが、これもその種類なんでしょうね。

 梅の木も花芽を膨らませつつあります。



 ヤマツツジの木が葉を紅葉させていました。



 この季節は、枯れ色が支配的な中で、彩りを見せてくれるこの葉っぱはうれしいものです。

 入定では入遠野川も渓流の様子を見せてくれます。ここに来るたびにこの雰囲気いいなと思います。



 午前中で街頭宣伝は終えました。

 いただいた年賀状に返事を書いたりしていたら午後の時間は流れて、あっという間に夕刻になりました。

 年賀状を投函したその帰り、少し回り道をすると、正面に沈む夕日が見えました。



 なかなか良い景色を見せてくれます。



 すっかり日が沈み、空には月と金星が見えていました。

 昨日ニアミスといえるほど近づいた月と金星は、きょうはぐーんと離れて空に浮かんでいました。





 ランデブーは昨日で終わったようです。

 さて街頭宣伝でのあいさつの内容は次のようなものでした。



今年を暴走政治を止める年に



こんにちは。日本共産党の市議会議員、伊藤浩之です。

 みなさんには、旧年中のご支援、ご協力ありがとうございました。そして新年、丁酉(ひのととり)年となりましたが、この年もみなさんの大きなご支援を心からお願いをいたします。



 さて、みなさん。
 昨年は安倍政権の負の側面が色濃く示されて幕を閉じたと思います。

通常国会は安倍政権の暴挙ばかりが目立ちました。「TPPの承認」「年金カット法案」、そして「カジノ法案」。どれも十分な審議もせず強行成立させる。こういう暴挙が次々に行われました。

 そしてロシア大統領との首脳会談でも、3000億円もの経済援助だけをロシアに持って行かれる。さらにパールハーバーの記念式典に出席した安倍首相が、対戦を戦った日米を結びつけたのは「寛容の心がもたらした『和解の力』だ」と日米協力の深化を誇ったものの、その翌日、帰国した稲田朋美防衛大臣が、日本の侵略戦争を推し進めたA級戦犯を合祀した靖国神社を参拝して、あの戦争に無反省の姿勢を天下に周知しました。

 こうした安倍政権の政治は日本に何をもたらすのでしょうか。

 EUとの自由貿易協定の協議では、TPPでの合意を出発点にして、さらに自由度を高める要求が出されています。TPPの承認が日本の産業に重しになっていくことは明らかです。

 南スーダンへの自衛隊への派遣でも、現地では対立の一方の当事者が和平合意は崩壊していると話すように治安が悪化し、多数の死傷者を出す戦闘がおこっています。ここでも自衛隊を派遣した安倍政権の判断が問われる事態になりかねない状況にあります。

 私は12月に開かれた市議会の一般質問で、自衛隊の派遣の問題を取り上げました。いわき市が毎年開いている入隊者の激励会でも、海外で戦争をしてきてほしいという激励をしていないはずと、自衛隊の南スーダン派遣についての市長の見解をただしたのです。

 これに市長はまともに答えませんでしたけれども、少なくとも恒久平和の願いを込めた非核平和都市宣言をしたいわき市長として、海外で戦闘をしてこいという意思はもっていないのではないか。私はそう思いながら答弁を聞いていました。

 みなさん。
 安倍政権は、国民の意思に反して、日本の平和と国民の暮らしを顧みることがない政治をすすめています。この政権にしっかりとしたノーの声を突きつけていくことが何よりも大切になっていると思います。

 この安倍政権は、内閣支持率こそ一定の水準を持っていますが、決して国民の厚い信頼を受けて政治をすすめているわけではありません。TPP承認でも、カジノ法案でも、年金カット法案でも、そしてオスプレイの日本配備でも、安倍政権の政策への支持は国民の中ではむしろ少数です。

 しかし一方で内閣支持率は5割をこえ、そこそこの水準を保つというねじれ現象を示しています。「ほかに適当な人がいない」というのが最大の理由です。安倍政権に変わりうる政治の道筋がまだ国民に伝わっていない。ここが今の政治の大きな問題だと思います。

 みなさん。
先の参議院選挙では、全国の1人区で野党共闘が成立し、11の選挙区で野党統一候補が勝利するなど、野党共闘が政治を変えうる力を持つことが示されました。こうした力を大いに発揮させていくことが、今、国民的な規模で求められている時だと思います。

 私たち日本共産党は、野党共闘を大きく前進をさせ、来るべき総選挙で、安倍自公・維新政治の転換を抜本的に図る政治を実現するために力を尽くしたいと思います。

 今年の干支の丁酉は、慎重に事をすすめよ、このような意味合いのある年だと聞きました。安倍政権の政治を変えるために、慎重に、しかし一方では大胆に取り組んでまいります。

 みなさんの大きなご支援を心からお願いをして、また、日本共産党が発行するしんぶん赤旗は、政治を変える展望を開き、野党共闘を大きく前進させる論陣をはる新聞ですが、このしんぶん赤旗のご購読を心からお願いをして挨拶とさせていただきます。




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