伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

日暈/政府のTPP審議対応はひどい/多目的運動場オープン

2016年04月09日 | いわき市
 朝の散歩をしていると、空に浮かぶ雲は筆でシュッと書いたような線が並ぶ姿。なかなか清々しい。



 今朝は9時30分から、市内の新舞子ハイツのそばに建設された新舞子多目的運動場のオープニングセレモニーがありました。愛称はいわき新舞子ヴィレッジということになったようですね。

 開始時刻まで1時間程の余裕を持ってでかけたことが正解。自宅から50分弱かかって会場に到着しました。

 多目的運動場は、ソフトボールなら4面をとれる広さ。



 少し風が強く、おまけにその風には、近く食品工場から揚げ物をする油の匂いが、時によってはのってくる。なんとなく小腹がすくようなシュチュエーションでのセレモニーでした。

 市長の式辞や来賓祝辞の後、ゲストの北京オリンピックでソフトボールの日本代表になった馬渕智子さんと、元ソフトボール日本代表の中田まりさんが紹介され、スポーツ少年団や中高ソフトボール部の代表を交えてテープカットが行われました。

 

 この場所が、東日本大震災後で瓦礫に埋まった状態から、立派に整備されてことにふれた祝辞などもあり、震災の被害から立ち直りつつある現在に思いを馳せることにもなりました。

 セレモニーの帰り道、少し回り道をしながらしんぶん赤旗の配達に向かいました。少し脇道も通りましたが、春の花が次々と開花していました。

 まずはミヤマケマンソウ。常磐藤原町田場坂に咲いていました。



 タチツボスミレが立派でした。これも田場坂に咲いていました。



 ちなみにこのスミレは朝の散歩の時に咲いていたもの。何て名だったか。



 オクウスギタンポポ。同じく田場坂です。



 オヘビイチゴ。遠野町深山田の田んぼの畦で咲いていました。



 1週間間に咲き始めていたのを見つけたキクザキイチゲ。花をつないでいるようです。遠野町下滝。



 今度はニリンソウが開花し始めていました。



 シダ類なのでしょうか。伸びる時の姿が好きです。





 在来種のオドリコソウはつぼみを付けていました。シソ科の花で、若い時は葉っぱの色がシソのように見えます。

 配達途上には小鳥も見ました。

 木の花芽を食べているようで、マヒワが10羽程度で枝をわたっていました。





 めずらしいところではチドリ。コチドリというようで、大陸で越冬し、夏場に渡ってくるようです。



 遠野町深山田原前の耕起した田んぼで餌を探していました。

 実は昨日の朝、ツバメのような鳥が2羽飛んでいる姿を見ました。遠野町滝の野ノ志戸、トキワ倉庫付近でのことです。今シーズン初のツバメ確認かもしれないと頭をかすめたのですが、自信がもてませんでした。

 ここでは毎年コチドリを観測しており、近くで巣づくりもしているのはないか、と思っている場所です。おまけに、コチドリの飛ぶ姿はツバメに似ています。一回り大きいのですけど、この時には、ツバメか、コチドリかよくわからなかったのです。

 でも少し離れたところで、コチドリのさえずりが聞こえていたし、昨日と離れた場所とはいえコチドリをばっちり目撃したことを考えると、昨日の朝の鳥はコチドリだった可能性が高いかな。

 ちなみに、ツバメは、きょう、深山田で2羽目撃しました。きょうを今シーズンの初見としておきましょう。

 滝太洞池の岸には菜の花が咲き、キンクロハジロがまだ羽を休めています。

 今日の犬の散歩では、朝の空に日暈を見たのです。



 そして11時頃にも、常磐の宝海を走行している時に、日暈が見えていることに気づいたのですが、その頃から午後3時前頃までずーと見えていました。







日暈(ハロー)



 今日の空には薄雲がずっとかかっていました。花曇りというのでしょうか。そんな日には、この日暈が見えやすい。今年は3回目から4回目の観測になります。

 そんな空でしたので、夕方には幻日が見えるかもしれないと考えていたのですけど、それはなかったようです。



でもよく見ると、太陽の上の方に、円弧状に白く見える部分があります。これ自身が独立した雲かと思っていたのです。もしかしたら、日暈の一部が見えているのかもしれません。

 自宅の庭のハナモモが咲き始めています。



 スイセンも引き続き花を楽しむことができます。義母の話を聞くと、土を移動しているうちに勝手に入り込んだものだとかで、特に植えているものではないというのです。

 その中には長いラッパのスイセンがあるんです。



 こちらは普通の長さ。



 それにしても、昨日の国会中継はひどかった。

 民進党議員と石原農林水産大臣の質疑。それをさばく西川・PKO特別委員会委員長の議会運営のひどさ。

 西川委員長が、PKO交渉に関する本を出版する予定をしているのに関し、その内容を問う質問ではなく、情報をもらした職員がいないのかという趣旨で質問しながら、「いない」という政府が出した資料を示し、「もしいたら責任をきちんととるのか」という趣旨で質していたようですが、石原大臣は手元で「示された資料がゲラかどうか確認できない」とすれ違いの答弁を繰り返していました。何度聞いても同じ答弁。

 輪をかけてひどいのが委員長の運営。まともな答弁をしない石原大臣に、きちんと答弁するよう求めるのでなくて、「答弁しているから」とかつぶやきながら質疑を続行させようとする。こんな偏った運営の仕方はありません。委員長としての資格が問われています。

 当人がかかわる問題なのかもしれませんが、こんな人に委員長が務まるのでしょうかね。安倍政権の行き詰まりを示すように思えました。 


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