伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

金平糖のような花・ミゾソバ

2021年10月17日 | いわき市
 これだけ寒くなってくると、さすがに重ね着をしないと耐えられない。タンスの中は、今だ、夏服だったが、さすがに冬服が必要だ。遅ればせながら服を入れ替えた。昨日までは、半袖でいたこともあるが、今日からはさすがに長袖・・衣替えを意識しようと思う。

 さて、道端に咲く金平糖のような花、、ミゾソバの仲間も、花盛りを過ぎたようだ。

 金平糖のようと書いたが、細い茎の先っちょにつける花が、群れ咲く様子は、星の浮かぶ空・・いや宙か・・あるいはたくさんのぼんぼりが乱れ揺れる様を思い起こさせる。その風景には心引かれるものがある。雑草で繁茂するので、草刈りをする時には、大変な思いをする花だが。

 何気なく見ている花が、この花は7月か8月頃から咲き始める。それからえんえん10月まで咲いている。と思っていたのだが、勘違いだったようだ。似たような花が3種類ほどあるようなのだ。

 3種類とも咲き始めに若干の違いがあるようだが、ほぼ同じ時期に咲いている。最も早く咲くのはママコノシリヌグイという種類のようで、図鑑では5月から10月が花期と書いている。茎にトゲがあり、葉っぱはやじり型をしている。

 たぶん、この花がそう。



 今までは、ミゾソバと思い込んでいたが、三角形の葉っぱに覚えがある。

 そして、花期が7月から10月とされているのがアキノウナギツカミ。細長く、先が尖った楕円形(長披針型)をしている。たぶんこの花がそう。



 白っぽいピンクの花だ。奥の方に濃いピンクの花が見えるが、これはたぶん、次ぎに書くミゾソバ。

 ミゾソバも花期は7月から10月で、アキノウナギツカミと同じ。葉っぱはほこ型(やじり型の先端と逆の2角が広がった形)をしている。



 ほぼ同じ時期に、全く同じような花を咲かせる3種類。ややこしいが、冷静に葉っぱを見れば見分けがつきそうだ。明日時間があれば、愛犬の散歩で確認しながら歩きたいものだ。

 以下、咲き乱れていたアキノウナギツカミとミゾソバ。









 アキノウナギツカミでアブが蜜を吸っていた。



 アキノウナギツカミの群落の間に、溝のように植物が生えていない場所がある。



 イノシシが通る獣道だ。道端の草も踏み倒されている。散歩の時には出会いたくないもの。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿