伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

遠野和紙・楮保存会の畑作業に参加

2023年09月27日 | 遠野町・地域
 作業延期の連絡はショートメールに入っていたのだが、気がつかず、現場の畑に到着して延期を知った。集合時間の15分前に到着したのだが、駐車に使っている場所の下草が刈られ、畑の一部にも刈った跡があった。私よりずっと早く畑に入り、草を刈る作業を始めていた会員がいたようだ。

 すでに作業を中断し、帰ったようだがご苦労様でした。私は畑の写真だけを撮って畑を離れた。

 昨日は、深山田の畑で作業を実施した。
 盛夏の頃に比べればずっと過ごしやすい気温のもと作業を進めた。とはいえ、草刈り機を振り回していると汗が噴き出す。汗だくになりながら草を刈った。



 草刈りをしない参加者は楮の芽を欠いた。長年作業に従事した会員はやはり手際が良い。私なら剪定ばさみを使わないと摘めないような脇芽を、手作業だけできれいに摘んでいく。



 写真を撮りながら見た作業方法は、今後、自分の作業をする際に活かしたいと思う。

 さて、この日ハプニングが起きた。
 2ヶ所目の畑に向かう農道で、たぶん台風13号に伴う線状降水帯による降雨の影響と思うが、わだち部分がちょうど軽自動車のタイヤ落ち込みそうな幅で、15cmから20cm深くえぐれて溝になっていた。溝の壁には砂利や石がのぞいている。「これ絶対やばいよな」と思い、溝を避けながら軽ワゴン車を運転していると、後方車輪が何かに落ちて固い物にぶつかった感触があった。

 ゴトン!

 その瞬間、大丈夫かなと頭をよぎったものの、確認はせず、車を草っ原に停めて機械をとりだして下草刈りを始めた。
 全体の作業が終った頃、参加者の1人が「タイヤがペチャンコだよ」と声をかけてきた。車に戻ってみると左側後輪がほんとにペチャンコになっている。先程のゴトンが原因に違いない。

 後で確認すると、溝を避けて走った側に途中から側溝があった。そこに生えている草にタイヤで踏んだ跡が続き、側溝にコンクリートの蓋がかかる直前が滑ったような跡になっている。草がかかって側溝を確認することはできなかったが、これが禍となり、運悪く脱輪してコンクリ製の蓋でタイヤの側面をこすったようだ。豪雨がなしたわだちの深い溝が恨めしい。

 問題はパンクを確認した後。スペアタイヤはどこにあるの。見つけた後は、どうやってはずすの。そしてジャッキなどの工具はどこにあるの。分からないことだらけでタイヤ交換の作業が進まない。

 別の参加者が積んでいたジャッキなどの工具を借り、ジャッキアップしようとしたが、タイヤが上がらない。結局、行きつけの自動車修理業者に来てもらって、補助輪に交換することができた。参加者ですったもんだした間に費やした30分程は畑の作業に移れず、全体の作業が遅れしまった。パンクでお騒がせしたことも含め申し訳ない気持ちで一杯だ。

 こうしたことも含めると、来週に延期した作業は1日だけでなく、たぶん2日程の作業日になると思う。
 反省もこめてこの2日間の作業にしっかり取り組むぞと気持ちを固めておきたい。

 ちなみにパンクしたタイヤは、側面に裂け目が出来ていて修理不能だった。新品タイヤと交換と相成った。


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