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マメザクラの開花は、昨年の記録では3月17日となっている。今年は今日が開花なので、3日遅れということになる。 桜は秋が深まり寒くなると休眠状態に入り、十分に寒さの刺激を受けた後に気温が高まると休眠から目覚めるという。これを「休眠打破」と呼ぶらしい。この休眠打破の日を2月1日と仮定し、この日を起算点として平均温度の積算が400度を超えると桜(たぶんソメイヨシノ)が開花する「400度の法則」というのがあるという。どんぴしゃとはいかないようだが、その予測は数日間の誤差で当たるらしい。 我が家のサクラにも同じような法則が適応できるだろう。と考えると、今年はこれまで温かい日が多かったという印象とは違って、我が家の桜は若干気温が低かったことを示しているようだ。 マメザクラの近くに3年前に植えたカワヅサクラもある。この花も今年初めて花を付けた。最初の1輪が咲いたのは18日のことだったかな。
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庭の黄梅も開花していた。
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さて、植えたものではないが、我が家周辺にはいつの間にか芽を出すようになった草花もある。その中でも私のうちで珍しいのは、フキノトウの雄花だ。
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存在に気がついた時の印象は「とにかくごつい。いつも見ているフキノトウとは違う」、そんな印象だった。普通に見るフキノトウ、これは雌花だが、雄花と違って和らぎとか、柔らかさを感じる姿だ。
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我が家裏をはじめ周囲にはたくさんのフキノトウが芽を出すのだが、これはほぼ雌花。最近ヒメオドリコソウの芽吹きもあり増えつつあり、とりあえず共生している現状だ。
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伸びてきたフキノトウは摘んで食べる。天ぷらやふき味噌にして食べて見る。ほろ苦さに春を実感する。もっともまだまだ寒さもやってくるけれど。
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ふき味噌は、フキノトウをみじん切りにして味噌を混ぜ、みりんと砂糖を加えて水気が飛ぶまで炒めてできあがり。フキノトウを40個程使って20分程かけて作った。少ししょっぱいか・・。 散歩先で開花したラッパスイセンを見つけた。我が家のはまだつぼみ。
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近くにはツルニチニチソウが咲く。
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林の中には開花したシュンラン。いわき地方なのか、遠野なのか、この地方での通称は〝ジジババ〟。なぜこう呼ぶかは分からない。
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今シーズンに開花した花を初めて見たのは3月10日のこと。一昨年は3月8日のことだったからだいたい平年並みの発見・・庭のマメザクラと同じように、やはり3日の遅れだ。 写真を見ながら何となく考えた。花茎をみると上の方が前に曲がっている。この姿が腰が曲がったお年寄りの姿に見えなくもない。 その昔、農業はきつい重労働だった。腰を曲げて長時間クワを振るうなどの労働環境で長年働いたことから腰が曲がってしまい、地面に貌をこするように歩いているお年寄りを良く見かけたものだ。その姿によく似ている印象を受ける。 もしかしたら、この姿が〝ジジババ〟の名前の由来なのかな・・。
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