伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

若手職員を公民館に・・あれあれ、公民館は嘱託職員化がすすめられようとしていますが

2016年02月29日 | 市議会
 チャンスは待ってくれない。

 朝からそんな思いを持って、愛犬の散歩をしました。

 小雨で道路が濡れた朝。雨上がりにいつものように出かけた散歩でしたが、ご近所の梅の木で小鳥が枝をわたっていました。

 最近、よく見るメジロです。1羽、2羽・・4羽いることが分かりました。

 撮影しようか、どうしようか・・。少し考えました。ただ、一面にかかる明るい雲が背景になります。露出を補正してもあまりきれいに撮れないかもしれない。それなら帰路の方が好条件になるかも。そんなことを考えながらとりあえず通り過ぎました。

 ところが帰りにはもういないんですよね。あれだけ熱心に採餌していたのに、どこかにいっちゃったんですね。

 次からは四の五の言わず、まず撮影。肝に銘じました。

 いわき市議会2月定例会は、きょうから代表質問。40分間の持ち時間で一括質問後、答弁があり、10分間の範囲内で再質問と再々質問をすることができます。

 本日、一人目の質問者は、10時に開会し質問40分、答弁で1時間40分かな、そして再質問と答弁で20分。質問開始から終了まで2時間30分程のロングランの質問。

 そんな調子で始まった質問でした。本日は3人の質問者で、質問項目の数にもよりますが、だいたい1人が2時間程度。全体が終了したのは午後5時40分頃。長い一日になりました。

 質問の中ではあれっと思うようなやり取りも。

 その一つが女性の幹部登用をめぐる質問。女性職員が久しく次長職以上に登用されなかったことに関する質問で、志帥会の質問者が再質問で「急ぎ過ぎの感があります。あわてず段階的にすすめてはどうか」と求めたのです。

 女性職員の幹部登用をすすめてというならともかく、あわてることはないと制する。これはあれあれ・・の展開でした。

 市長は「幹部登用にあたっては、経験や能力を見極めて適正な配置をしています。適材適所の配置を今後も行っていきたい」と答弁していましたけれど、ここは市長に軍配が上がった感があいました。

 もう一つ面白かったのが清政会議員の質問。再質問で、市長が若手職員を出先機関で登用したいとかねてから言っていたが、これからはどうするのか、という主旨で質問したのです。

 市長は、「支所や公民館は市民と直接接する部署で、市民の評価も大きい。若く、柔軟な発想がある職員を支所や公民館に配置し、市民に役立つという認識を持ってもらえるようにしたい」というのです。

 あれあれ、です。

 私は3日に質問に立つのですが、ここでは公民館のあり方に関する質問を予定しています。その内容の一つが、公民館職員を嘱託職員化していく問題で、あまりに拙速すぎるのではという立場の質問になります。

 市長の弁によると、公民館を若手職員に経験をさせたい。一方では、その公民館職員は嘱託職員化する――つまり、そこに正規の若手職員は配置されることがなくなるということです。

 市長が言うとおり、支所や職員は住民と直接結びつき、住民の生の声をもっとも拾い上げることができる部署。ここを若手職員が経験することは、後々、住民の声を活かした市政運営をすすめる力になるものとは思います。

 それならば、公民館職員を嘱託職員化するという今の進め方は是正するべき、ということになります。

 その点は質問の中で確かめたいと思います。

 本日の日程が終わり、会派の打ち合わせも済んで自宅に帰りました。午後7時過ぎのことです。雨模様の中を遠野まで車をすすめると、途中からバチバチと固いものがぶつかる音がします。路面を見ると、白く丸い物がはねています。アラレがふっているんです。


アラレは落下速度も早い



車のボンネットにアラレ


 雪が積もらなければ良いのですが。


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