伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

運動会・体育祭

2018年05月12日 | 学校教育
 午前6時少し前、愛犬の散歩に出かけた。今日は入遠野小学校と上遠野中学校の運動会に招かれている。まずは入遠野小学校に行き、その後、上遠野中学校を訪ねることにしている。

 散歩は、自宅から深山口の方向に向かう。もっと大きく言えば山田、植田の方向、つまり東に向かっていることになる。

 午前6時を回った頃だろうか、遠くから花火の炸裂音が聞こえた。運動会の実施の合図に違いない。遠い。菊田小学校あたりも今日が運動会なのだろうか。

 しばらくして、今度はやや植田よりから炸裂音が聞こえる。どこの学校だろう。

 それから30分程して、今度は西側から炸裂音が聞こえる。入遠野小に違いない。ややして今度はすぐ近くで。上遠野中に違いない。

 各地で運動会、あるいは体育祭が実施されるようだ。

 さて、散歩から帰り、準備を整え、入遠野小学校に向かう。午前9時15分、運動会の開会式の開始だ。

 来賓として式台の横に並ぶ。その前を、旗を持った子ども達に続いて、各学年の子ども達が行進した後、式台に相対して整列した。

 式中の子ども達の対応に感心した。校長先生、PTA会長のあいさつ、そして私が来賓を代表して祝辞、競技場の注意事項の先生のお話が続くかが、そのお話の中で子ども達に呼びかける部分では、声を合わせて「はい」と返事をするのだ。今までこんなことはなかったように思う。話を聞く合間に返事をできるということは、話をしっかり聞いているということになる。大したものだ。私は、祝辞の最後に、「紅組も、白組も勝てればいいね。頑張ってください」と言ったのだが、ここで返事が返ってくると思わなかったので、すぐに、「終わります」と言ってしまい、これが子ども達の「はい」と重なってしまった。不覚。

 式の最後に子ども達は「ゴーゴーゴー(運動会の歌)」を歌い、これから始まる競技に向けて自分たちを鼓舞しあう。



 各学年の、昔風に言えば徒競走、障害物競走などを拝見し、1年生、2年生による大玉転がしの結果を見て、会場を辞した。大玉転がしは白組が勝っていた。





 思ったように転がってくれない大玉に子ども達は四苦八苦していた。

 上遠野中学校に着いた。ちょうど休憩していた時間で、間もなく再開しようというタイミングだったようだ。

 雰囲気は小学校と全く違う。再結集した生徒たちは、チームに分かれ、大きな声を合わせて再開後の健闘を誓いあっていた。

 小学校は子ども達という雰囲気だが、中学校になると青年たちという雰囲気になる。運営も、基本的に自分たちの手で行っているようなのだが、小学校のスケジュールに合わせてパシパシと競技が続くという雰囲気ではなく、プログロムはあるのだが、どこかアバウトというか、緩やかに競技が進んでいくという雰囲気になのだ。しかし、競技する姿は迫力満点。さすがにクラブ活動などで鍛えていると感じさせる。





 約1時間のうちに、部対抗リレー、3年生の徒競走、そして綱引きを拝見したところで昼食休憩に入り、会場を辞した。

 子ども達の成長の足跡を1日で見たようで、楽しい時間を過ごさせていただいた。

 ちなみに、入遠野小学校運動会での祝辞は以下のような感じ。



 おはようございます。運動会の開催おめでとうございます。

 今日は、暑くもなく、寒くもなく、みなさんが一生懸命練習してきた成果を発揮できる絶好の天候になったと思います。この条件をいかして最後までしっかりに取り組んで、楽しい運動会にしていただきたいと思います。

 また、運動会が終わっても、日頃から体を良く動かして、元気に学校生活を送っていただきたいと思います。

 保護者のみな様そして地域のみな様には、観客席から子ども達を盛り立てて、良い思い出をお持ち帰りいただきたいと思います。

 また、先生方には子ども達へのご指導に感謝を申し上げたいと思います。

 結びに、白組のみなさんも、紅組のみなさんも勝てればいいですね。最後まで頑張ってください。

 終わります。





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