
番組は、「パンデミック・激動の世界(7)『問われるリーダーたちの決断』」。各地の自治体の取り組みを追いながら、新型コロナ感染拡大の中で、何が大切かを訴えていた。
番組の予告にはこうある。
「国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてから1年あまり。11都府県には2度目の緊急事態宣言が発出されたが、感染拡大は続いている。一方、“第3波”への対応をめぐっては、国と自治体トップとの間で「役割」と「責任」を押し付けあうような事態も起きている。感染症の脅威から私たちの命や暮らしを、誰がどう守るのか。国や自治体が取るべきリーダーシップとは。現場の密着ルポと独占インタを交え伝える。」
番組は東京都等の新型コロナ感染拡大への対応等を伝えながら、エピローグで栃木県茂木町の感染第一波での対応を紹介した。全国的に感染が拡大し、安倍首相(当時)が小中学校等の休校を要請する中、同町もいったん休校をすることにした。その5日後、町長は、学校長やPTA等関係者の意見を聴いた上で、学校を再開することにしたという。

背景には、同町では感染者が出ていないことや、小学校に学童保育が併設されており、休校することによってより密な環境を作り出しかねないこと等があったという。もちろん、感染者が出た場合はすぐに休校する措置を取り、また、予防のため欠席する児童・生徒は欠席扱いしないことにする等、てそこは保護者等の不安に寄り添った措置もとったようだ。
町の対応を紹介した番組は、最後に、それぞれの自治体のリーダーたちが、国等の支持や施策を待って行動するのではなく、それぞれの判断で行動を決定することの大切さを訴えた。その通りだと思う。
私自身、現職の市議として活動していた時分に、一般質問で、感染拡大を抑制するために検査体制の拡充を図ること等を求めていた。市の対応は、新型コロナの取り組みは県が権限を持っているために、基本的にはその動向を見極めて対応するというものにとどまっていた。もちろん、権限はこれを行使する裏付けである財源ともセットとなるので、市としては必要な事項について県等に要請するとの立場をとっていた。
その後の取り組みを見れば、市の単独事業としての事業者等への支援策をとったりはしている。だが、どうも市の能動的な対応という点では、今一つの感をずーッと持っていた。これは本市を襲った水害の対応でも同じ印象を持っており、東日本大震災時の対応と比べながら同様の観点から質問もしていた。
こういった事情もあり、同番組で伝えた、それぞれの自治体のリーダーたちが、独自に判断しながら対応を進めることの重要さには大いに共感を覚えた。途中、見逃した部分もあったので、あらためて番組を視聴し、番組の伝えたかったことをしっかりと受け止めたいと思う。
番組の予告にはこうある。
「国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてから1年あまり。11都府県には2度目の緊急事態宣言が発出されたが、感染拡大は続いている。一方、“第3波”への対応をめぐっては、国と自治体トップとの間で「役割」と「責任」を押し付けあうような事態も起きている。感染症の脅威から私たちの命や暮らしを、誰がどう守るのか。国や自治体が取るべきリーダーシップとは。現場の密着ルポと独占インタを交え伝える。」
番組は東京都等の新型コロナ感染拡大への対応等を伝えながら、エピローグで栃木県茂木町の感染第一波での対応を紹介した。全国的に感染が拡大し、安倍首相(当時)が小中学校等の休校を要請する中、同町もいったん休校をすることにした。その5日後、町長は、学校長やPTA等関係者の意見を聴いた上で、学校を再開することにしたという。

背景には、同町では感染者が出ていないことや、小学校に学童保育が併設されており、休校することによってより密な環境を作り出しかねないこと等があったという。もちろん、感染者が出た場合はすぐに休校する措置を取り、また、予防のため欠席する児童・生徒は欠席扱いしないことにする等、てそこは保護者等の不安に寄り添った措置もとったようだ。
町の対応を紹介した番組は、最後に、それぞれの自治体のリーダーたちが、国等の支持や施策を待って行動するのではなく、それぞれの判断で行動を決定することの大切さを訴えた。その通りだと思う。
私自身、現職の市議として活動していた時分に、一般質問で、感染拡大を抑制するために検査体制の拡充を図ること等を求めていた。市の対応は、新型コロナの取り組みは県が権限を持っているために、基本的にはその動向を見極めて対応するというものにとどまっていた。もちろん、権限はこれを行使する裏付けである財源ともセットとなるので、市としては必要な事項について県等に要請するとの立場をとっていた。
その後の取り組みを見れば、市の単独事業としての事業者等への支援策をとったりはしている。だが、どうも市の能動的な対応という点では、今一つの感をずーッと持っていた。これは本市を襲った水害の対応でも同じ印象を持っており、東日本大震災時の対応と比べながら同様の観点から質問もしていた。
こういった事情もあり、同番組で伝えた、それぞれの自治体のリーダーたちが、独自に判断しながら対応を進めることの重要さには大いに共感を覚えた。途中、見逃した部分もあったので、あらためて番組を視聴し、番組の伝えたかったことをしっかりと受け止めたいと思う。
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