伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

県会議員補欠選挙告示・吉田えいさく候補をご支持お願いします

2014年10月16日 | 選挙
 県会議員補欠選挙が告示されました。立候補を届けたのは日本共産党の吉田えいさく候補、元市会議員の自民党候補、そして元民主党県議の無所属候補の3人です。今度の選挙は、何と言っても、誰が県民のねがいを、生活者の視点からどれだけ県政に届けることができるのかどうか、そして国政選挙が当面予定されない中で安倍自民党政権の政治にきっぱりと審判を下す1票を誰に投票するのか、この2つの大切な意味を持った選挙だと思います。

 もちろん私は、吉田えいさく候補がその適任者だと思っています。みなさんのご支持を心からお願いします。

 きょう朝8時30分に立候補の受付開始。抽選の結果、吉田候補の届け出順は3番になりました。届け出を済ませ、事務所前では9時頃から出陣式を行いました。日本共産党の長谷部厚県議、宮川えみ子県議に続き、吉田候補が原発事故のもと県民の健康を守るために検診を充実することを求めることなど公約実現を誓い、同時に「集団的自衛権行使で戦争をする国づくりを許さない、消費税増税を許さない、その審判を下してほしい」と支持を訴え、市内各地の遊説に出発しました。



 この後、私は公営掲示板にポスターを張り出すため遠野に戻りました。雨天です。ポスターはシール式ですが、掲示板が濡れているとうまくつきません。このためガラス清掃用具のワイパーと古いタオルで持参し、水気を取りながら張り出しました。田人町綱木にも行きました。途中、道をのそのそ歩くガマガエルに行く手を阻まれましたが、比較的順調に作業がすすみ、ほぼ3時間で完了出来ました。



 掲示板には3人の候補者のポスターが並びました。
 このうち自民党候補のポスターには県内選出の5人の衆参議員の顔写真がずらりと印刷されています。
 そこには特定秘密保護法の成立に関わった方々がずらり。行政機関が秘密の範囲を指定するため、何が秘密が一般の国民は誰も分からず、たまたま秘密にふれたら逮捕されかねないとんでもない法律。施行は今年12月の予定ですが、集団的自衛権行使の容認など戦争する国づくりと一体ですすめられる最悪の法律の一つです。原発事故にかかわるような情報も秘密になるのではないかと議論された、あの法律です。これに深く関わった方々がずらりと並んでいるのです。

 もちろん自民党は法案に賛成でしたから、みなさん関わっているわけですが、中でも担当大臣として成立を主導した森雅子参院議員、そして参議院の議会運営委員長として成立に向けた議会運営を支えた岩城光英参議院議員、質問で成立を促した佐藤正久参議院議員。もちろん自民党の一員として安倍内閣を支えているわけで、集団的自衛権行使の容認にも、また消費税の増税にも、さらにアベノミクスで物価高と中小企業の苦境を押し付ける政治を支えてきたみなさんでもあります。こうした方々に支えられる候補者を支持することは、結局、今の安倍政治をまるごと認めることになってしまいます。

 また、元民主党県議の候補も、その人となりを知っている人は「自民党中の自民党」と評していました。その支持も保守系への1票として、安倍政治を支える1票になりかねないと思います。

 第1声では、それぞれの候補者はあまり政策面に触れなかったと聞きました。東日本大震災と原発事故から復興する中、被災者、県民・生活者の視点から県政に声を届けるのが吉田候補です。そして安倍政治と真っ向から対決する日本共産党の候補者への1票こそ、国政へのきっぱりした審判になります。

 選挙期間も明日から9日間です。街頭などからお騒がせすることもあるかもしれませんが、みなさんのご支持を心からお願いします。

 ちなみにポスターを張り出しているさなかに雨が上がり、薄日に照らされた山肌で、紅葉が始まっていることに気付きました。入遠野東山の写真です。山肌を良く見るとところどころ赤くなりだしているのが分かります。



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