伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

2024年01月12日 | 四季
 愛犬と戸外に出ると、切れるような空気感があった。いつにもなく寒い朝だ。
 この寒さが作り出したのが霜の絨毯だ。草の葉っぱを真っ白になっていた。



 昨年11月の初霜以来、霜が降りる朝は珍しくない。しかし、今日の霜はこれまでと様子が違う。草の葉が全面的に白く凍結しているのだ。



 これまでの霜は、ここまで葉っぱを白く塗りつぶしたことはなかった記憶がある。たしかに霜の結晶が成長して尖った針のような印象を与える朝も何度かあった。よほど寒い朝だったのだろう。そんな朝でも霜は葉っぱの縁取りをしている程度だった。ここまで全体を凍みつかせていることはなかったろう。

 記録のためにも写真を撮っておこうと思った。




 畑の土も凍みていた。



 ふと見上げると、我が家からはまだ日の出前。午前7時20分だったが、我が家はまだ日の出前。向こうの林を透かして太陽が見えている。太陽の周りが薄く赤く染まるのは、空気中に少しばかりの氷の粒が漂っているためだろうか。

 この後、入遠野の和紙工房「学舎」に出かけた。保存会のみなさんは臨時の活動日でかまどの修繕、私は主に前日に漉いた紙を乾かした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿