伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

和紙ボランティアは引き続きしょしとり

2022年02月24日 | 遠野町・地域
 今朝も霜が降り、



側溝に見られるつららががっちりと垂れ下がるなど、気温が低かったが、よく晴れた日中はだいぶ温かくなった。





 ちなみに林の向こうに太陽が輝く写真は、手前の草むらに霜がキラキラと輝いている場面だ。目にはしっかり見えていて、青い光、赤っぽい光、白い光、クリスタルに光ってとても美しいのだが、写真にはうまく写ってくれない。一眼レフカメラにクロスフィルターを装着すればキラキラ感はでるのだが、もっていない。あの光る場面の感動を共有していただくために、今度、購入しておこうかしら。

 さて、今日のボランティア参加は、いつもと曜日が違うことがあるため若干少なめ。私は、最近はほぼ黒皮をはぐしょしとり後の白皮を乾燥する作業をしているケースが多いが、しょしとりも40枚ほどはしたと思う。いつもの2倍程度かな。

 白皮干しの作業は、しょしとり後の皮に変色などの汚れが残っていないかを確認しながら、あればはさみで切りとり除去して、洗濯用ハンガーの洗濯ばさみに皮を挟み込んでいく。

 今まで使っていたハサミは、年数を経てだいぶ切れなくなっていた。刃の先はまったく切れず、ネジに近い部分だけがかろうじて切れる。そんなハサミが多かった。しかし、ついに新しいハサミが数丁導入された。うち、チタン製だというハサミはよく切れる。先も、ネジに近い部分もよく切れるため、ストレスなく、気持ちよく作業を進めることができる。非常に重要な変化だと思う。

 白皮を干していると、戸外の電柱にトビが止った。
 先週も同じように電柱に止った。しばらくして、もう1羽のトビが飛んで近づくと、互いに別方向に飛び去った。
 今日、その場面は白皮を集めていたため目撃できなかったのだが、別のトビが飛んでくると、2羽で仲良く空に舞い上がっていったようだ。
 2羽は、ペアリングに成功したのかも・・。



 遠くからホオジロ(アオジかもしれない)のさえずりが聞こえてくる。朝の散歩で何度か聴いたことがあるさえずりだが、温かい春を迎えようという頃に聴く。繁殖期に入ったのだろう。
 こうした自然の営みを感じながら進める作業も気持ちが良い。

 作業は、昼食を挟んで午後2時頃に終えた。
 その後は、夕方まで地域おこし協力隊のみなさんと、菊判の紙漉きの練習をした。
 簀桁に紙料をすくい、揺すり、ほぼ広げた新聞紙大の和紙に仕上げる。

 ところがうまくいかない。簀桁の手前や奥にシワができたりする。10数回試み、何とかものになったのは2枚かな。

 これまで簀桁を揺すったのは、40回から50回ほどだと思う。それで何とか形になったのは1割程度かな。才能がないのかな・・。
 まあ、気落ちせずに、気長に取り組もうと思う。

 帰路に西方の山の陰に沈む太陽が照らす雲が色づき、彩雲になっていることに気がついた。



 そういえば昨日の夕方も、西の空に浮かぶ雲が色づいていた。



 彩雲もよく見える光学現象なのだと実感する。
 車中で運転しながら聴いたニュースで、ロシアがウクライナに侵攻を開始したと聞いた。
 北京オリンピックが終わったらやばいと考えていた事態が現実化した。
 ロシアに大義はないだろう。
 なんと言うことだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿