そのウソは、ご近所のヤマザクラの木に来ていた。
枝の先の方に5羽程の、スズメより少し大きな鳥の影。
逆行気味のため真っ黒に見えるのだが、カメラで露出を調整すると、短いくちばしとに黒い頭と喉の赤い模様が確認できる。
まちがいなくウソだ。
カメラを構えて写真を撮る。
近寄っても逃げる気配はなく、枝を移動しながら夢中で新芽をついばんでいた。
咽喉が赤い小鳥。こちらがオス。
派手さのない小鳥。こちらがメスだ。
何とか、もっとくっきり撮りたいと思ったが、手持ちの一眼レフと逆行気味という条件、そして私の技術では無理。
そのうち、車がやってきたので、よけてやり過ごし、再び樹上に目をやると、もうウソはどこかに飛んで行った。
新芽を食べつくすまでやってくるのだろうか。
そう彼らは食害を引き起こす害鳥でもあるのだ。温かい春の楽しみを残してくれよ。
愛犬の散歩の途上で、同じ場所、ほぼ毎日、エナガの群れに出会う。
その場所に近寄っていくと、離れるように飛び去り、道案内をしてくれるような行動をとるのだ。
写真を撮ろうとするが、太陽に向かって歩いているので、これも逆行気味。往路の撮影はあきらめている。
さて帰り。同じ道を引き返す。
先程逃げたエナガの群れ。いつも近くにいるから。今日もいるに違いない。
案の定、その場所に近づくと、ささやくようなエナガの地鳴きが聞こえてくる。
カメラで追いかけた・・が、うまく撮影できない。
やっと1枚だけ撮れた。
クマザサのヤブで、何かを食べているのだが、花でもつけているのかもしれない。
ササの葉を揺らしながら、しばらくその付近をうろついているエナガ。
1羽飛び去り、2羽目が飛び去り、3羽目が・・まだササを揺らす鳥を追いかけた。
その鳥は緑色。いわゆるウグイス色だ。
ウグイス色は、春に「ホーホケキョ」とのさえずりを聞いて梅の木に目をやると、そこに花粉を食べる緑色の小鳥いたので、名付けられた色だと内かで読んだ。その小鳥はメジロのことだ。ウグイスは用心深いので、ヤブの中で鳴いており、目につかなかったのだ。
つまり、そこにいたのはメジロ。実際、目の周りに白い縁取りがあった。
この群れは、エナガとメジロの混成だった。いや、他にヤマガラやシジュウカラも一緒だったかもしれない。
この日は確認できなかったのだが、わずかに離れたところでさえずりを聞いた。
明日も彼らに出会えるだろうか。
先だってはやはりエナガの群れがいたのだが、そちらを見ていると、木のぼりする小鳥がいた。
コゲラだ。
彼(彼女かもしれない)も、エナガの群れに混ざっていたのだろうか。
もっともエナガの群れが去っても、慌てる風もなくその場で幹をつついて食事にいそしんでいたのだが。
ちなみに彼らが幹を叩くのは、幹に穴を掘って虫を食べるということもあるのだろうが(実際、枯れ松の皮をはいで餌を探しているアカゲラを見た)、叩いた振動で虫を脅かし、幹の反対側に避難するため集まった虫を捕食するためだと何かで読んだ。
実際、このコゲラも、幹を叩くと忙しく反対側に周り姿を隠す。
ややして木登りしながら姿を現し、また幹を叩いて姿を隠す。こんな行動を繰り返した。
いわば、追い込み漁をしているわけだ。どこにいるか分からない虫をむやみに探し回るより、
エネルギーを使わず合理的に食事にありつけそうだ。
生きるための知恵と、これを実現するための進化の結果を今見ているわけだ。
何と不思議な光景だ。
夕方、午後7時過ぎ、質問準備を中断し自宅に帰った。
議会棟を出た時には見えなかった月光環が見えているようだ。月の周りをにじんだ光が取り巻いて見える。
写真を撮ってみた。間違いなく月光環。
周りの星が2つに見えるのは、三脚を使わず、カメラを台の上に置いて手で押さえて撮っているから。20秒程露光している。丸く見える月は本当は半月だ。
動いていないつもりでも、寒さに震えたのか、動いてしまっている。
以前、使っていた三脚は、軽量で安価だったが、もう30年程前にの品でハンドルなど壊れた箇所もあった。
それでも使い続けていたが、最近見当たらない。
もう買い時と三脚が伝えようとしているのだろうか・・。
枝の先の方に5羽程の、スズメより少し大きな鳥の影。
逆行気味のため真っ黒に見えるのだが、カメラで露出を調整すると、短いくちばしとに黒い頭と喉の赤い模様が確認できる。
まちがいなくウソだ。
カメラを構えて写真を撮る。
近寄っても逃げる気配はなく、枝を移動しながら夢中で新芽をついばんでいた。
咽喉が赤い小鳥。こちらがオス。
派手さのない小鳥。こちらがメスだ。
何とか、もっとくっきり撮りたいと思ったが、手持ちの一眼レフと逆行気味という条件、そして私の技術では無理。
そのうち、車がやってきたので、よけてやり過ごし、再び樹上に目をやると、もうウソはどこかに飛んで行った。
新芽を食べつくすまでやってくるのだろうか。
そう彼らは食害を引き起こす害鳥でもあるのだ。温かい春の楽しみを残してくれよ。
愛犬の散歩の途上で、同じ場所、ほぼ毎日、エナガの群れに出会う。
その場所に近寄っていくと、離れるように飛び去り、道案内をしてくれるような行動をとるのだ。
写真を撮ろうとするが、太陽に向かって歩いているので、これも逆行気味。往路の撮影はあきらめている。
さて帰り。同じ道を引き返す。
先程逃げたエナガの群れ。いつも近くにいるから。今日もいるに違いない。
案の定、その場所に近づくと、ささやくようなエナガの地鳴きが聞こえてくる。
カメラで追いかけた・・が、うまく撮影できない。
やっと1枚だけ撮れた。
クマザサのヤブで、何かを食べているのだが、花でもつけているのかもしれない。
ササの葉を揺らしながら、しばらくその付近をうろついているエナガ。
1羽飛び去り、2羽目が飛び去り、3羽目が・・まだササを揺らす鳥を追いかけた。
その鳥は緑色。いわゆるウグイス色だ。
ウグイス色は、春に「ホーホケキョ」とのさえずりを聞いて梅の木に目をやると、そこに花粉を食べる緑色の小鳥いたので、名付けられた色だと内かで読んだ。その小鳥はメジロのことだ。ウグイスは用心深いので、ヤブの中で鳴いており、目につかなかったのだ。
つまり、そこにいたのはメジロ。実際、目の周りに白い縁取りがあった。
この群れは、エナガとメジロの混成だった。いや、他にヤマガラやシジュウカラも一緒だったかもしれない。
この日は確認できなかったのだが、わずかに離れたところでさえずりを聞いた。
明日も彼らに出会えるだろうか。
先だってはやはりエナガの群れがいたのだが、そちらを見ていると、木のぼりする小鳥がいた。
コゲラだ。
彼(彼女かもしれない)も、エナガの群れに混ざっていたのだろうか。
もっともエナガの群れが去っても、慌てる風もなくその場で幹をつついて食事にいそしんでいたのだが。
ちなみに彼らが幹を叩くのは、幹に穴を掘って虫を食べるということもあるのだろうが(実際、枯れ松の皮をはいで餌を探しているアカゲラを見た)、叩いた振動で虫を脅かし、幹の反対側に避難するため集まった虫を捕食するためだと何かで読んだ。
実際、このコゲラも、幹を叩くと忙しく反対側に周り姿を隠す。
ややして木登りしながら姿を現し、また幹を叩いて姿を隠す。こんな行動を繰り返した。
いわば、追い込み漁をしているわけだ。どこにいるか分からない虫をむやみに探し回るより、
エネルギーを使わず合理的に食事にありつけそうだ。
生きるための知恵と、これを実現するための進化の結果を今見ているわけだ。
何と不思議な光景だ。
夕方、午後7時過ぎ、質問準備を中断し自宅に帰った。
議会棟を出た時には見えなかった月光環が見えているようだ。月の周りをにじんだ光が取り巻いて見える。
写真を撮ってみた。間違いなく月光環。
周りの星が2つに見えるのは、三脚を使わず、カメラを台の上に置いて手で押さえて撮っているから。20秒程露光している。丸く見える月は本当は半月だ。
動いていないつもりでも、寒さに震えたのか、動いてしまっている。
以前、使っていた三脚は、軽量で安価だったが、もう30年程前にの品でハンドルなど壊れた箇所もあった。
それでも使い続けていたが、最近見当たらない。
もう買い時と三脚が伝えようとしているのだろうか・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます