伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ハロ、彩雲からむらさきだちたる夕暮れへ

2022年02月04日 | 子ども
 よく晴れた日。朝、山際にかかる雲はやがて消え去ったが、昼が近づくにしたがって、西から東に、再び流れ出した。

 雲は、巻層雲か、高層雲か?



 よく分からない。しかし、たぶん巻層雲。見上げると、ハロが雲に浮かんでいた。



 少しして、流れる雲にうね雲(波状雲かも?)が出現した。



 山際の飛び石のような雲は、うっすら彩雲に染まった。



 夕刻の空。愛犬を小屋から連れ出した。西の空には上弦の月が浮かぶ。



 枕草子は、冒頭で、
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」とうたう。

 今日は立春。寒さは厳しいが、いちおう春になっている。一方、冒頭にあるように、「あけぼの」、つまり朝ではない。夕刻である。枕草子には申し訳ないが、夕刻をそめる紫だちたる空も美しいと思う。

 よく見ると月の暗い部分を、ほんのささやかながら地球照が照らしているようだ。



 画像では判別が難しいかな?


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