伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

梅雨を象徴するアジサイが咲いた

2021年06月12日 | 
 我が家で花を咲かせたのは、星の形のガクが面白いガクアジサイ。気がつくと花が開いていた。このアジサイは、横に這わした松の木の下にあるのだが、大きくなってきた。植え替えが必要なようだ。

 ご近所のお宅でも数種のアジサイが咲いていた。
 アジサイの花に見えている部分は、実際にはガク。花はガクの真ん中にちょぼちょぼとついている。このアジサイは白いガクをもっている。ヘリはぎざぎざ。調べてた。おそらくシュガーホワイトという種だと思う。



 その近くには、同じく白いガクと、円錐形の花房を持つアジサイ。葉っぱがかしわ餅のかしわの葉に似ていることから名付けられたらしいカシワバアジサイ。



 このアジサイは、たぶん西洋アジサイ。





 伊藤さん、ブラシノキ見た。あの赤い花。

 声をかけられた。

 えっ、どれ。

 見せていただいたのは、赤い花。





 たしかに花の形がコップなどを洗浄する際に使うブラシに似ている。この形が俗名の由来らしい。カリステモンが正式な名前なのかな。

 花は無数に着いた赤い糸の先に黄色いぽっちがついている。この形、どこかで見た。そう、もうすぐ野山で咲き出すネムノキの花が、同じような形状している。黄色いぽっちを先端につけたピンクの糸が扇状に広がっている。近縁種なのかと思い、調べて見た。答えは全く違う。ブラシノキはフトモモ科に属し、ネムノキはマメ科、全く別種だった。

 青い花もめずらしいでしょ。



 たしかに青い花はすがすがしい印象を受ける。この花はブルースター(オキシペタムル)というらしい。

 水害で堆積した土砂置き場が、緑で覆われる。生えてくる植物を見ると、まるで河川敷の様子を呈す。この間、なのはなが花をつけている。



 さながら菜の花畑。道端のヒメコウゾには実がなっている。



 雄しべと雌しべをつけていた時には気がつかなかったが、花は小枝に咲いたらしく、その数はどの枝も4つという法則があるようだ。小枝には4つずつの実がなっていた。

 オカトラノオが咲いた。







 花には体長2mm程のアメイロアリ。蜜を吸いに来たのだろうか。



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