伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

シーズン初

2021年06月10日 | 
 どなたも見たことがあると思う。数百メートルに渡って列を作り、まるで大地に流れる大河のようなアリの行列。大河を鳥の目で見たような景色をいつも想像する。気がつくと、足下で無数のアリが列を作って流れていたのだ。



 ほぼ全てのアリが、同じ方向に歩いて行く。たまに、逆方向に流れていることもあるが、ほぼほぼ同じ方向に行進している。
 どこから来て、どこに行くのか。ついでの時にしか見ていないので、詳しくは分からない。
 今日の列も、見える範囲で進行方向と逆にたどってみた。どこかで草むらに入ってしまい隊列は消滅するのだが、消滅したその先でも数匹が歩いている姿を見かける。やはり始まりは分からない。

 アリはたぶんアミメアリ。この季節、無数のアリの移動する大河は1つの風物だと思っている。

 葉っぱに黒い虫がいた。



 オバボタルだ。光らないホタルで、朝方、フワフワと飛んでいる。夜行性の蛍は、ペカペカと発光して、自分の存在をアピールする。しかし、明るくなってから行動するオバボタルは、別の方法で存在をアピールしているのだろう。それは視覚によるものなか、フェロモンによるものなのか。

 シーズン初の出会いは葉っぱの上。次はたぶん道路に沿って飛んでいる時にであうだろう。

 沿道のハス田がほぼびっしりと浮草で覆われた。いつもの年は、浮草が繁茂することはなかったように思うのだが、今年はどうしたのだろう。



 そのお向かいは有機栽培の田んぼ。ここはいつもの年のように浮草がびっしり。雨量が多いと、排水口付近に浮草がうずたかく積もる。その景色はなかなか見応えがある。

 先だってから気になっていることがある。浮草にいくつもの筋が刻まれていることだ。何かが水面を滑り泳いだ後のように見えるが。これほどたくさんの筋は、それとは別の形で刻まれたような気がする。いったい、これはどうやって刻まれているのか。



 気になる。「地下鉄はいったいどこから入れたの。考えると眠れなくなっちゃう」(春日三球・照代さんの漫才)じゃないが、気になって仕方がない。誰か解明して・・。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水黽? (Unknown)
2021-06-14 08:11:12
アメンボ
ですか?
それじゃ当たり前すぎるか・・・
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軽すぎるかも (伊藤浩之)
2021-06-14 09:10:29
以前、見た記憶では、アメンボは軽いために、浮草の上に乗ってしまので、かき分けるだけの力はないと思うのですよね・・。
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だとすると (Unknown)
2021-06-14 11:42:19
イモリ、とか?

この前、貝泊の田んぼにイモリがいるのを実際に見ました。

でも、イモリだと今度は重過ぎるかも?
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可能性ありかも (伊藤浩之)
2021-06-14 14:56:44
今朝気がついたのですが、この田んぼの向かいのハス田にも似たような筋がついていました。
田んぼは水が深くないので、水中を移動する何物かでも、跡がつく可能性があると思っています。
雨が降ると、道路を歩くことがあるくらいなので、当然、ここいらにもイモリがいると思いますので、候補の1つかも。
他にカエル、水上だとカルガモなども候補かと思っています。
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