伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

出産祝い金創設を公表した市民交歓会 市場で初市 消防団出初

2014年01月07日 | 活動報告
 6日は午後4時から新春市民交歓会が開かれ、出席しました。恒例の県鳶土木工業連合会いわき支部の木やりの披露で開幕し、主催したいわき市の清水敏男市長といわき商工会議所の小野栄重会頭が新春にあたっての抱負を述べながらあいさつをしました。



 この中で市長が、「前市長のおかげで高台移転や区画整理事業などの工事発注もすすんでいる」と、選挙で復興の遅れを強調したトーンとは大分異なった認識をふたたび示したのが印象的でした。

 また、福島医大に設置した寄附講座と東北大学院との連携講座で、医師の招へいをすすめていることを紹介、また「出産祝い金制度」を創設することを明かしました。この制度は、年頭所感で「出産費の実費負担を軽減する」ことが狙いとされているもので、昨年の市長選の公約に入っていたものの、その後の市議会定例会の部長の答弁で「子育て世代の負担を軽減し、さらなる子育て支援につながるような事業の創設及び内容について検討していきたい」としていました。この答弁から、現金給付ではなく、例えば保育料軽減策のような「現物給付」の制度が検討され、「出産祝い金」は視野の外になったように捉えていたのですが、とにかくこの名前を冠した制度の創設が検討されているようです。

 森雅子少子化担当特命大臣が出席して、自公政権になって復興にかかわる様々な制度の創設などをしてきたと挨拶していましたが、さすがに特定秘密保護法については一言もふれませんでした。この法律、担当大臣をしても自慢できるような代物ではなかった、ということなのでしょうね。

 ちなみに交歓会にいわき市の地元アイドルグループ「アイくるガールズ」のお嬢さんたちが出演。元気で明るい歌とダンスを披露してくれました。本当にとても元気に踊っていました。市長はあいさつの中で、どこに行っても「明るく元気ないわき市」と繰り返していると言っていたので、「アイくるガールズ」の出演は、ある意味ピッタリのエンターテイメントだったかもしれません。これまでもイベントなどで活躍されてきたようですが、今後のご活躍を祈っています。




 5日は、午前6時からいわき市中央卸売市場の水産物部、関連事業者、そして青果部の初市式が催され、続いて初競りが行われました。文教経済常任委員会に所属している関係から同席し、初市を祝いました。

 水産物部では、おいしそうな魚が並んでした。このアンコウも良いな。



 市場に集められた水産物は次々に競りにかけられますが、競り人の独特の発声とだみ声のため、いくらで落札されているのかさっぱり分かりません。近くにいた市場関係者に聞いてみると、最初に競り落とされたグアム産で33kgのメバチマグロは1kg2,500円とのこと。脂ののったマグロはもっと高い値がついているとか。平年並みで競り落とされているらしい。バリ産のマグロも見えます。



 イカの競りです。



 青果部では、初市式の後恒例の紅白の投げ餅が行われ、今年一年の幸を願って、市場関係者などが競い合って拾っていました。頭に幸運の直撃を受けた可哀想な人もいて、痛いほど大きな幸運に恵まれることを願わずにはいられませんでした。






 初市式の後、10時20分からはいわきアリオスでいわき市消防団の出初式でした。精勤賞など受賞者の表彰、成人を迎えた消防署員、消防団員に記念品が贈呈された後、消防団活動に関する意見発表が行われました。「見える活動」で消防団活動への理解を広げることを呼びかけた第4師団の団員が最優秀賞として紹介されましたが、この見える活動は消防団員だけでなく、いろんなところで求められています。私達、議会にも・・。心に留めて置かなければならない意見発表だったと思います。

 いわき市消防団の後は地元第4師団の出初めです。消防ポンプ車でパレードしながらの検閲式の後、常磐市民会館で出初式を行いました。ちなみに写真には撮影している自分は当然写っていません。



 1日中、新年のめでたい行事が続いた一日。めでためでたの一日でした。このめでたさが一年中続いて欲しいものです。

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