伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

今年初めての和紙ボランティア活動

2023年01月11日 | 遠野町・地域
 ボランティア活動は、楮の枝の刈り採りと枝の蒸枝からの枝からの皮剥ぎ、皮剥ぎ後の黒皮部分を取り去るしょしとりの作業を並行して進める。昨年までは、刈り採りの作業と黒皮むきと乾燥、すべての畑で刈り採りが終った後に乾燥した皮を水で戻ししょしとり(楮の皮から外皮の黒皮をそぎ落とす作業)をすると段階的に作業を進めていた。




 今年はこれらの作業を並行して進めている。今年度納品分の卒業証書用紙のための材料が不足するかもしれない懸念から、材料作りを急ぐためだったのだが、いざやってみるとボランティアからもこれからもこの作業の進め方が良いという声が出ていた。

 私もそう思う。熱を通したばかりの楮の皮から直後に黒皮を剥いてみると、比較的たやすく作業が進む。物理的、時間的な問題がなければ、一連の作業を一つの流れの中に落とし込んだ方が良さそうなのだ。

 私は近年、しょしとりの際は白皮の汚れ等をチェ切り取る切り取る作業をしていることが多い。ついでにこの段階でごみを水で洗い流す作業も加える。白皮は、洗濯用のハンガーにかけて自然乾燥させる。乾燥した状態で紙漉きに必要となるまで保管しておくためだ。



 こうした手間をかけて干し作業に入った皮は、とても良質な感じがするから不思議だ。

 さて昨日の作業では、作業している最中に雪が舞った。



 冒頭の写真もその時のものだ。積もることはなかったのだが、本格的な雪のシーズンを思わせるような降り方だった。

 今年は1月6日に寒の入(小寒)、大寒は1月20日だ。これから益々寒くなる。
 正月明けに風邪をひいてしまった。もちろん新型コロナウイルスを疑って抗体検査をして陰性であったことを確認している。風邪が抜けるまでだいたい1週間かかった。

 風邪の原因は、たぶん、正月中、孫と遊んだり散歩をした際に汗をかく場面もあり、身体を冷やしたことにあると思う。これから寒くなると風邪もひきやすくなるだろう。十分、健康に留意しながら作業を進めるようにしたい。





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