
自宅に帰る途中、夕焼けに浮かぶ雲が印象的だった。黒っぽく空に浮かぶ。
単純に夕焼けじゃなく、この雲も撮っておこう。
そう思ってカメラを向けた。
それがこの写真。

写真をよく見てみた。すると面白いものが見えてきた。
左側の太陽に照らされて明るい部分が横顔に見える。そして前足を前に突き出し、後ろ足を後ろに投げ出している。まるで駆けているようだ。
顔の下――、つまり首には、マントというか、長いたてがみというか、とにかく何かをまとって風にたなびかせている。
そう、雲が、空を駆ける人面の四足獣に見えるのだ。しかも顔の口はとがらかしている。そのとがらかした口からは白い息を吐き出しているようだ。
神話に出てくる怪獣・・神話を題材にした絵画に見える。
この場面は、めっけもの。
しばし時間が過ぎると雲だけが赤く染まった。

こういう夕陽も印象的。
空を、どこに帰るのか、サギが飛んでいく。よく見る光景だが、5羽も群れて飛んでいくのは初めて見た。この脇に3羽の群れがいたので合計8羽。こんなにたくさんが一度に飛んでいくのも初めだ。
飛んでいく先は東方。低い空はピンクに染まっていた。

西の空もピンクに染まった。

やがて日が暮れた。
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