午前の小学校入学式に続き、午後1時からは中学校卒業式が催されました。
私は上遠野中学校の入学式に出席し、祝辞をさせていただきました。
始まった式。新入生の呼名に続き、校長先生は式辞でだいたい次のようにお話しなりました。
中学校は勉強するところであるとともに、豊かな心と健康な身体を作り、生きる力を作っていくところです。
勉強はみなさんの権利です。
自分の良さを分かってもらい、相手を認める関係を作っていきましょう。
新年を貫く強い心と暖かい心を作っていきましょう。
健康でたくましい身体を作っていきましょう。
そして仲間を大切にしましょう。
仲が良い関係は親友ですが、仲間とは意見の違いなど個人的な感情を超え、力を合わせて問題に立ち向かっていく関係が仲間です。
仲間とともにより良い学校生活を作り上げていきましょう。
大胆な意訳かもしれませんが、こんな内容を盛り込んだお話でした。
仲間・・うーん、そうだなと思います。新入生のみなさんには心に刻んで、これから3年間を過ごしていただきたいと思います。
在校生の代表は、「入学を心から歓迎します。みなさんが学校生活に慣れるように、在校生一同応援していきます」と歓迎の言葉を贈っていました。
新入生は「喜びと不安が入り交じっています。いろんなことにどんどんチャレンジしていきたい」と抱負を語っていましたが、がんばっていただきたいと思います。
中学校でも教科書の授与。代表が神妙に受け取ります。
祝辞はPTAの会長さんと私ですが、次のように祝辞をしました。新入生のみなさんおめでとうございます。
祝 辞
上遠野中学校に入学されるみなさん。おめでとうございます。
みなさんの学校生活のスタート点は、6年前でした。小学校に入学する26日前に震災が発生し、原発が事故をおこしました。そして4月6日の小学校入学のわずか5日後と6日後に、近くの断層を震源として強い地震がありました。今を生きている誰も体験したことがない、大災害の直後のことです。みなさんもびっくりしたことと思います。また、相次ぐ地震に不安にも思ったことと思います。保護者のみなさんも、これからに不安を覚え、大変な思いをされていたと思います。
そんな中で、みなさんは、学校生活をはじめました。初めは校庭に出て運動することも、遊ぶこともできませんでした。給食も普通に提供することができませんでした。
そんな状況でスタートしたみなさんですが、立派に小学校過程を修了し、いま新しく中学生としての生活のスタートを切ろうとしています。
みなさんがこれまで力をつけてきたことは、運動会や学習発表会を拝見した際に、これを支えるために、裏方として立派に取り組んでいた姿で実感することができました。
あるお母さんは、成長したわが子に「がんばったね」と言葉を贈りたいと話されていました。私もみなさんに「立派にがんばりましたね」と声をかけると同時に、これからも一人ひとり「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を胸に、中学生活に取り組んでいただきたいと思います。
「置かれた場所で咲きなさい」。この言葉は、どんなところであれ、諦めたりくよくよしたりせずに、自分のいるところで精一杯がんばって、自分という花を咲かせなさいと訴えかける言葉です。
中学校という新しい学びをスタートするみなさんには、ぜひ、この言葉のように、自分という花を咲かせるために、あるいは花を咲かせる自力をつけるために、これからもがんばっていただきたいと期待しています。がんばってください。
結びに、保護者のみな様は、これまでの6年間につらい時も、喜びの時もあったと思いますが、この6年間の子どもたちの成長を糧にされながら、これからの子どもたちの中学生活3年間を支えていただきたいと思います。私どもも、みなさんのその努力をサポートできるよう努力したいと思います。
また、校長先生をはじめ教職員のみな様には、子どもたちをしっかり導きくださいますようお願いして、本日のお祝いとしたいと思います。
本日はまことにおめでとうございます。
私は上遠野中学校の入学式に出席し、祝辞をさせていただきました。
始まった式。新入生の呼名に続き、校長先生は式辞でだいたい次のようにお話しなりました。
中学校は勉強するところであるとともに、豊かな心と健康な身体を作り、生きる力を作っていくところです。
勉強はみなさんの権利です。
自分の良さを分かってもらい、相手を認める関係を作っていきましょう。
新年を貫く強い心と暖かい心を作っていきましょう。
健康でたくましい身体を作っていきましょう。
そして仲間を大切にしましょう。
仲が良い関係は親友ですが、仲間とは意見の違いなど個人的な感情を超え、力を合わせて問題に立ち向かっていく関係が仲間です。
仲間とともにより良い学校生活を作り上げていきましょう。
大胆な意訳かもしれませんが、こんな内容を盛り込んだお話でした。
仲間・・うーん、そうだなと思います。新入生のみなさんには心に刻んで、これから3年間を過ごしていただきたいと思います。
在校生の代表は、「入学を心から歓迎します。みなさんが学校生活に慣れるように、在校生一同応援していきます」と歓迎の言葉を贈っていました。
新入生は「喜びと不安が入り交じっています。いろんなことにどんどんチャレンジしていきたい」と抱負を語っていましたが、がんばっていただきたいと思います。
中学校でも教科書の授与。代表が神妙に受け取ります。
祝辞はPTAの会長さんと私ですが、次のように祝辞をしました。新入生のみなさんおめでとうございます。
祝 辞
上遠野中学校に入学されるみなさん。おめでとうございます。
みなさんの学校生活のスタート点は、6年前でした。小学校に入学する26日前に震災が発生し、原発が事故をおこしました。そして4月6日の小学校入学のわずか5日後と6日後に、近くの断層を震源として強い地震がありました。今を生きている誰も体験したことがない、大災害の直後のことです。みなさんもびっくりしたことと思います。また、相次ぐ地震に不安にも思ったことと思います。保護者のみなさんも、これからに不安を覚え、大変な思いをされていたと思います。
そんな中で、みなさんは、学校生活をはじめました。初めは校庭に出て運動することも、遊ぶこともできませんでした。給食も普通に提供することができませんでした。
そんな状況でスタートしたみなさんですが、立派に小学校過程を修了し、いま新しく中学生としての生活のスタートを切ろうとしています。
みなさんがこれまで力をつけてきたことは、運動会や学習発表会を拝見した際に、これを支えるために、裏方として立派に取り組んでいた姿で実感することができました。
あるお母さんは、成長したわが子に「がんばったね」と言葉を贈りたいと話されていました。私もみなさんに「立派にがんばりましたね」と声をかけると同時に、これからも一人ひとり「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を胸に、中学生活に取り組んでいただきたいと思います。
「置かれた場所で咲きなさい」。この言葉は、どんなところであれ、諦めたりくよくよしたりせずに、自分のいるところで精一杯がんばって、自分という花を咲かせなさいと訴えかける言葉です。
中学校という新しい学びをスタートするみなさんには、ぜひ、この言葉のように、自分という花を咲かせるために、あるいは花を咲かせる自力をつけるために、これからもがんばっていただきたいと期待しています。がんばってください。
結びに、保護者のみな様は、これまでの6年間につらい時も、喜びの時もあったと思いますが、この6年間の子どもたちの成長を糧にされながら、これからの子どもたちの中学生活3年間を支えていただきたいと思います。私どもも、みなさんのその努力をサポートできるよう努力したいと思います。
また、校長先生をはじめ教職員のみな様には、子どもたちをしっかり導きくださいますようお願いして、本日のお祝いとしたいと思います。
本日はまことにおめでとうございます。
2017年4月6日
いわき市議会議員 伊藤浩之
いわき市議会議員 伊藤浩之
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