伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

いわき市事業会計で原子力損害賠償請求

2012年06月05日 | 原発
 いわき市から2つの知らせが届いた。

 一つは、原子力発電所事故にともなう損害賠償を、病院事業会計と水道事業会計で行うことにしたという。

 病院事業会計では、昨年3月から8月の医業収益の減額や診療応援医師の対応などの費用として2億3,033万5,000円、水道事業会計分としては、昨年3月から11月分として、ゲルマニウム半導体検出器の設置にかかる費用など1,280万4,000円を請求するという。

 少し気にかかることを聞いた。
 一つは水道事業の関係。原発事故の直後、職員は水道の復旧のために、屋外での作業を続けていた。事故当時、放射性のヨウ素が存在したはずであり、特に若い職員の吸引による甲状腺への影響を、今後調べる必要があるのではないかということ。

 あまりはっきりした答えは聞かれなかったが、メモをとっていたようなので、何らかの検討はしてもらえるだろう。

 二つ目の知らせは、小名浜港の復興に向けて、東日本大震災復興交付金事業を活用して、民間団体が行う水産業関連施設の再編整備への支援を行うが、その事業者が決まったという知らせだ。事業者となったのは、福島県漁業協同組合連合会。

 整備が予定されているのは、魚市場、製氷・貯氷設備、凍結品荷さばき施設、冷凍・冷蔵施設で総事業費は約55億5000万円を予定している。魚市場などは、これまであった場所から1号埠頭に移転し整備される。



 朝散歩していると、道端の藪の中にひっそりとアジサイらしき花。ヤマアジサイという。ガクの部分が小さい。色の美しさに目を引かれる。

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