雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

薤のつゆ

2012年07月23日 | ポエム
▲今日23日に、今年の長い梅雨が明けた。先週末の夕方、愛犬と散歩していて、西の空に虹色の雲を見つけた。カメラを取りに家に帰って、何とか撮影した。虹そのものや太陽が光っているのではなく、雲が虹色に光っているのだ。最初に見つけたときは、もっと大きく、はっきりとした虹色をしていた。何と言う気象現象だろう。

 薤のつゆ

薤におりたつゆは

すぐにかわいてしまう

それでも

あすの朝またおりるだろう

ああ

だけどひとは

死ぬともう二度とそこへはもどらないのですね

(薤露歌より/訳:1972.9.19)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 西瓜は真夏が上手い!! | トップ | 夏と甲子園とオリンピック »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ポエム」カテゴリの最新記事