雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

冬の日

2015年01月02日 | ポエム

  冬の日


わたしの顔さえ
わからぬ母が
黙って子の手を握り返す
痛い程に力強く
言葉のようにあたたかく…

(2015.1.2)

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