日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「反原発集会に6万人集結:国民の危機感が高まっている証拠か」新ベンチャー革命より

2011-09-20 20:46:53 | 政治・社会

 <新ベンチャー革命より記事転載>

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反原発集会に6万人集結:国民の危機感が高まっている証拠か 
 
1.反原発集会に6万人も集結 
 
 本ブログ前号(注1)にて、国民のマスコミ不信問題を取り上げました。この問題は今後も尾を引く兆しがあります。それは、2011919日に東京・明治公園にて行われた反原発集会になんと6万人も国民が集まった事実に関するマスコミの報道姿勢に見られます。
 
 テレビニュースや新聞は一応、報道していますが、その扱いは非常に小さいものです、できれば報道したくないという姿勢がミエミエです。その中で、英字新聞のジャパンタイムズ紙2011920日号のトップに掲載された集会の航空写真には驚きました。ものすごい数の人が集まったことがわかります。このところメーデーなども盛り上がりがなくなっている中で、マスコミの応援なしに、これほどの人を集める集会は非常に珍しいと思います。
 
 この集会はノーベル賞受賞の大江健三郎氏などの立ち上げた『さよなら原発1000万人アクション』(注2)の主催したものです。
 
 この集会主催者の事務局は御茶ノ水の総評会館にありますから、原水禁(注3)系の団体のようです。つまり旧日本社会党系団体です。
 
 原水禁は、日本における原爆反対勢力の中核で、当然、原発や核燃サイクルにも反対であり、悪名高い日本の原発マフィア(産官学の原発推進派および政官財の原発利権者)の天敵です。
 
 原発推進派の学会である日本原子力学会も919日に、北九州市にて3.11事件後初めての全国大会を開いています。マスコミの扱いは、上記、反原発集会より、原子力学会の扱いの方が大きいという印象でした。
 
2.マスコミが無視したにもかかわらず、反原発集会に6万人も集まったのは驚異
 
 上記、9.19反原発集会の特徴は、マスコミの協力なしに6万人も動員した事実にあります。恒例のメーデー4万人台の動員数を上回るほどです。メーデーの場合、全国の官民労組活動家が動員されますが、今回の反原発集会に集結した国民は自発的参加だと思われます。この日は三連休の最終日だったにもかかわらず、遊びより、集会参加を優先した人たちがこれほど多いとは、何か大きな国民意識の変化を感じます。
 
 いずれにしても、国民の原発マフィアへの怒りがいかに大きいかを物語っています。
 
 東電を筆頭に原発推進関係者は国民の怒りがいかに大きいか、肝に銘じるべきです。
 
3.新安保時代が再来するのか
 
 上記、9.19反原発集会の大盛況から思い出されるのが、現在より半世紀前の60年代の安保闘争時代です。
 
 今回の集会を主導した大江健三郎氏は紛れも無く、安保世代の人物です。同氏は9.11集会の壇上に立って、50年前の記憶が蘇ったはずです。
 
 今、若者中心に60年代と同じような危機感が芽生えているような気がします。
 
 60年代安保世代の危機感とは、簡単に言えば、当時の岸信介・自民党政権が日米安保条約締結を強行し、日本が米国の属国となって再び戦争に巻き込まれるのではないかという危機感でした。安保世代は、50年代、在日米軍が朝鮮戦争を始めたのを見ていますから、その危機感は切実だったのです。
 
 当時の若者は、現在と大きく違って、極めて反米的であり、在日米軍を敵視していました。当時の若者の勘に狂いはなかったのです。彼らの危惧したとおり、50年後の現代日本は、日米安保条約に縛られ、米国の属国に堕しています。当時の若者が口にしていた米帝(米国帝国主義)という対米観は、本ブログにおける米国覇権=米国戦争屋という対米観に近いものです。
 
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
 
4.安保世代以降の日本人は米国に懐柔された
 
 戦後日本を支配する米国戦争屋ジャパンハンドラーのすごいところは、60年代安保世代の過激な反米運動を観て、日本国民を露骨に弾圧せず、巧妙な懐柔策を採った点です。その結果、日本国民の反米感情が緩和されたのみならず、大量の悪徳ペンタゴン日本人(親米日本人、厳密には米戦争屋ジャパンハンドラーに操られる日本人)が発生しました。
 
 米戦争屋は、属国日本に在日米軍を配置する関係で、日本列島に同居する反米日本人による対米テロ攻撃を嫌った結果、日本人への懐柔策(ソフトパワーの適用)が採られたのです。
 
5.近年、米国戦争屋の対日懐柔策への反動が出始めた
 
 米戦争屋ジャパンハンドラーは、2001年に極め付きの対米隷属・小泉政権誕生に成功し、以来、米戦争屋の対日介入が露骨になっています。しかしながら、その反動にて、2009年、政権交代が起きてしまいました。そして、小沢・鳩山政権というアンチ米戦争屋政権が誕生したため、あせった米戦争屋は悪徳ペンタゴン日本人を総動員して、小沢・鳩山政権を潰すと同時に、ジャパンハンドリングを一層強化してきました。その結果、米国ジャパンハンドラーに操られる悪徳ペンタゴン日本人の反国民的行動が際立つようになってきました。
 
 とりわけ、悪徳ペンタゴン検察とマスコミによる小沢・鳩山コンビの追い落としは露骨で異様であったわけです。そして異様に執拗な小沢失脚工作を通じて、政官財とマスコミに蔓延する悪徳ペンタゴン日本人がその正体を国民に見せつけたわけです。
 
 そこに3.11原発事故が発生、有事対応を通じて、米戦争屋の威を借りる悪徳ペンタゴン日本人エリートの反国民的行動が国民の目に余るようになったのです。
 
 3.11原発事故が起きた後、国民は、日本における原発マフィアの存在に気付いており、彼らからとんでもない目に遭わされたと感じています。そして、この国民の敵・原発マフィアと露骨な小沢失脚工作で正体を見せた悪徳ペンタゴン日本人が同じ穴のムジナ、すなわち、両者、国民の敵であると認識し始めているのです。
 
6.原発事故を契機に、国民意識に変化の兆し
 
 9.19反原発集会の盛り上がりから、国民意識の変化の兆しを見ることができます。
 
 これまで政治に関心の薄かった国民が、ネットで情報を得るようになり、まず、マスコミの偏向と異変に気づいたわけです。次に国家が危機に瀕しているのに、政治家も官僚も国民の方を向いていないことに気付いています。そして、国民の選んだ政治家は期待に反して自己保身に汲々としており、官僚とマスコミに翻弄されていることにも気付いています。
 
 このまま、政治を彼らに任せたら、とんでもないことになりそうだと気付き始めています。
 
 三連休にも浮かれず、9.19集会に6万人も集まったのは国民の危機感が高まっている証拠です。
 
1本ブログ No.450フジテレビ抗議デモ:韓流偏向に留まらず、国民のマスコミ不信の爆発とみなせる2011919
 
注2:さよなら原発1000万人アクション 
 
注3:原水爆禁止日本国民会議、ウィキペディア参照
 
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ 
 
 
<転載終わり>
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 9月19日の脱原発集会に6万人もの人が集まったのには驚きましたが、テレビや新聞でほとんど報道されないことの方がもっと驚きました。マスコミや国、原子力村の人間にとって、余程このデモが迷惑だということが判ります。せっかく原発という金の成る木を育てたのに、福島原発事故くらいで廃棄にされてたまるか、ということでしょうね。あと3年も経てば、忘れやすい日本人は忘却の彼方だろうから、今は神妙にしていよう、というところだと思います。このままだと、彼らの思惑通りになると思います。
 
 原子力村や国としても、このように6万人も集まる大規模なデモが頻発する状況は、とても厄介なことだと感じていると思います。確かに60年安保や70年安保闘争は、国の方向性に大きな影響を与えたので、今回のような脱原発デモがそのように成長することを危惧しているはずです。
 
 9月6日、7日と中矢代表と共に福島各地の線量を計測しましたが、いくつかのことが判りました。先ず、福島に誰も来ないということです。磐梯熱海温泉に泊まったのですが、旅館には私たちしか泊まっていませんでした。また、郡山市から田村市を通って、葛尾町、浪江町まで行きましたが、すれ違う車も少なく、休業している飲食店も多かったです。昼食を摂ろうということで、お店を探したのですが、地元の蕎麦屋や郷土料理などが全くありませんでした。30Km走っても地元の料理を提供する店が見つからず、仕方が無いので「かっぱ寿司」に入ることになりました。これには参りました。まさか福島まで来て、東京や埼玉のチェーン店で昼食を摂ることになるとは思ってもみませんでした。寿司自体は悪くなかったですが、福島名物を食べる予定でしたので、ちょっと期待外れでした。
 
 次に原発から半径20Km~30Kmの田んぼや畑では、作付けを行っていないため、草ぼうぼうになってました。たとえ米や野菜を作ったとしても、福島産=放射能汚染ということで
買い手がいないということで、作っていないと思います。米や野菜を栽培している農家もいましたが、少数でした。
 
 三番目に、福島県は全て放射能汚染されていると思っている方が多いと思いますが、実際に福島に行って、各地をガイガーカウンターで計測してみると、全然違っていることが判ります。原発20Km地点では、空中で最高が2.5μSvくらいでした。4月に浪江町の同じ場所で計測した時には、6.75μSvでしたので、かなり下がっていることが判ります。この件に関して、高島ヤス先生は海に放射性物質を流し続けているため、空気中は軽減されていると言われていました。多分海に流しているということと、「特攻隊」と呼ばれる原発の最前線で作業をしている人たちの懸命な努力のお陰で、改善されたと考えられると思います。
 確かに原発から20Km地点は2.5μSvありましたが、25Km地点 では0.3μSvくらいですので、かなり低い数字になりました。30km地点では0.1~0.15μSvでしたので、東京と変わらない数字でした。このように、原発から30km離れていれば、東京や埼玉と同じということです。福島県全てが汚染されているわけではなく、汚染されていない地域の方がずっと多いというのが、真実です。30km離れた地点では、地表でも0.1~0.15μSvですので、東京と全く同じということが判りました。ただ、浪江町のホットスポットでは、1ヵ所だけ地表で27μSvを計測しました。空中は2.5μSvでした。
  このように、福島県は安全な地域が相当多いですので、福島が全て放射線で汚染された死の町ではないということです。毎年、健康診断や人間ドックで、平気で胸部レントゲン写真を撮っているなら、一度福島に来て、各地を計測して欲しいと思います。そして地元の人に鼻血が出ている子供がいるか聞いて欲しいと思います。JTBや近畿日本ツーリストなどの旅行代理店は、福島のツアーは一切組んでいないとのことです。旅館やホテル、飲食店などは次々に倒産しているそうです。政府の保障については話しも進んでいません。これでは経営は続けることはできません。真実を追究する人が最近は多くなっています。自分が真実や真理の探究を目指すのであれば、一度福島に行って、現地を見て欲しいと思います。それが一番の支援だと私は思います。原発20Km地点の機動隊のバリケードから300mくらいの至近距離に、「副島隆彦学問道場」の施設がありました。副島さんは原発推進派だとか言われていますが、とにかく至近距離に施設を構えるということは、誰でもできることではないと思います。
 
 そもそも低線量被爆は健康に害があるかどうかの理論自体が、立証されているわけではなく、あくまで仮説です。害があるかも知れないし、害などないかも知れないというのが現状です。これが根本的な問題ですので、今後は多方面から検討されるべきだと思います。
 
 
 
 
 
 
 

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「脱原発が第二の福島を生み出さない唯一の方策」 植草一秀氏

2011-09-20 19:11:06 | 政治・社会

<知られざる真実より記事転載>

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脱原発が第二の福島を生み出さない唯一の方策

本日、9月19日、東京の明治公園で「さようなら原発」5万人集会が開かれる。
 
さよなら原発1000万人アクション
 
さようなら原発 5万人集会
 
日 時:9月19日(月・敬老の日)
    13:00~ライブ  
    13:30~集会
    14:15~パレード
会 場:明治公園
交 通:JR「千駄ヶ谷」下車5分
    /地下鉄大江戸線「国立競技場」(E25)下車2分
    /地下鉄銀座線「外苑前」下車15分
内 容:オープニングライブ  寿
発 言:落合恵子さん/大江健三郎さん
    /内橋克人さん/鎌田慧さん
    /山本太郎さん/武藤類子さん
   (ハイロアクション福島原発40年実行委員会)
ライブ:ランキン・タクシー、ナラカズヲ

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米国スリーマイル島原発事故、ソ連チェルノブイリ原発事故、東電福島第一原発事故は、原子力が人類には制御不能であることを証明している。
 
 原発事故の特徴は、ひとたび大事故を引き起こせば、このかけがえのない地球の生命体としての活動を、未来永劫にわたって麻痺させてしまうことにある。
 
 二酸化炭素が地球の温度上昇をもたらすとの根拠の不明確な命題を信じて、二酸化炭素排出を抑制しようという敏感さを持つ人々は、その不確かな活動に力を注ぐ前に、脱原発運動に精力を注ぐべきである。
 
 原子力事故がいかに制御不能であり、人類、生命体、地球の論理、倫理に反しているかは、誰の目にも明白であるからだ。
 
 福島第一原発の事故を目撃して、なおかつ原発推進の旗を振る人間は、感性を失っているか、原発マネーに毒されているかのいずれかである。
 
 本来であれば、日本全体の原子力発電所の稼働をすべて停止し、想定されるすべての自然災害に原発が耐え得るかどうか、厳格なテストを経たうえでなければ、再稼働は認められないとするのが正しい対応である。
 
 そして、想定されるすべての自然災害を踏まえ、なおかつ、必然的に発生する人為的過失の発生確率を踏まえたときに、それでもなおかつ、重大事故発生の確率をゼロにまで引き下げることは不可能であることを認識し、脱原発を確定するしか、本来進むべき道はない。

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原発を推進する者がいるとして、その可能性を、感性を失っているか、原発マネーに毒されているかのいずれかと記述したが、可能性としてはもう一つある。核武装を目論む人々が、そのために原発を推進しようとしていることだ。
 
 この代表者が石破茂氏である。石破氏はやはり、単なる軍事マニアではなかった。核武装論者だったのだ。
 
 暴力団を廃絶するために、暴力団関係者と親密な接触を持つ者を、暴力団構成員に準じる取り扱いをしようと警察が躍起になっている。
 
 これとの比較で言うなら、核兵器推進の立場を示す人間を危険人物として取り扱うことを検討するべきだろう。
 
 日本は世界で唯一の核爆弾の被爆国として、核廃絶運動の先頭に立つべきである。核を拡散させ、原発ビジネスを拡散することは、人類にとっての脅威である。
 
 原子力ビジネスは年間3兆円を超すビッグビジネスであるから、原発マネーに目がくらむ人々は、原発ビジネスを温存しようと、血眼になっている。
 
 言論人のなかでも、ひたすら原発ビジネスの温存を主張する輩が存在するが、カネの亡者か、さもなくば、ものごとの軽重を理解できない未熟な人々である。
 
 短期の利害得失ではなく、長期の地球生命を考慮して考察するべき事項であるからだ。

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「さようなら原発」一千万人署名市民の会は、3月11日の東日本大震災により引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、脱原発のために1000万人の署名を集めることを目標に展開されている運動である。
 
 この運動の一環として、本日9月19日(月)に上記要領で、東京の明治公園で5万人規模の集会を開くことが呼びかけられている。
 
 集会は内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔の各氏によって呼びかけられた。
 
 これに呼応する形で「さようなら原発1000万人アクション」が署名活動とともに日本全国にひろがり、大きな動きとなりつつあるとのことだ。

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この地球上にはカネよりも大切なものがある。カネでは手に入れることのできない、かけがえのないものがある。
 
 東電福島第一原発の事故で、どれほどのものが失われたのかを考えてみたことがあるか。
 
 福島に生まれて
 福島で育って、
 福島で働いて、
 
 福島で結婚して、
 福島で子どもを産んで
 福島で子どもを育てて、
 
 福島で孫を見て
 福島でひ孫を見て
 福島で最期を過ごす。
 
 それが私の夢なのです。
 
の言葉を総理大臣が絶叫したところで、第二、第三の福島を生み出す道をせん滅しない限り、国会演説もただの言葉の羅列、人気取りのパフォーマンスに過ぎないことになる。
 
 野田佳彦氏が、福島の女子学生のこの言葉を重く受け止め、こうした郷土に対する市民の熱い思いを大切にするなら、二度と、福島と同じ過ちを、絶対に日本で引き起こさないための、万全の方策を示し、実行することだ。
 
 それは脱原発を決定し、実行することである
 
 その方策を示すこともなく、この言葉を引用したところで、何の意味もない。巧言令色鮮し仁だ。
 
 野田佳彦氏の行動は、経団連の要求丸呑みのものだ。経団連の要求は、原発、法人税、TPPだ。脱原発経産大臣を辞任させ、法人税減税を強行し、11月のAPEC会合に向けて、TPP参加表明を行うとするなら、この首相は悪の代理人である。
 
 脱原発、反法人税減税、反TPPこそ、正しい対応である。

 

 

<転載終わり>

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昨日脱原発を訴え、明治公園で集会とデモが開催されました。私の知り合いの日本弥栄の会の会員さんも参加したとのことでしたが、残念ながら私は仕事で参加できませんでした。マスコミではこの集会やデモのことはほとんど報道していませんので、一般の国民にはあまり知られていないようです。

 

あれだけの大事故を起こしておきながら、国は今でも新たに原発を作ろうとしています。日本の原発事故を見て、ドイツやイタリアは脱原発に舵をきりましたが、本来は日本こそが脱原発を決めるべきだと思います。

 

福島原発半径20Kmに住んでいた方々が、昨日ようやく自宅に4時間だけ戻ることができたそうですが、自分の家に住むことができないことがどれほど苦痛なことかは、東電や原子力村の人間には全く分からないと思います。金のためなら犠牲も必要、と考えている人間に、脱原発を納得させることはできません。このような集会やデモという手段しか、私たち国民には残されていないのかも知れません。このまま原発事故は風化し、人々から忘れられていくのかも知れません。そして原発は何も無かったかのように、動き続けるのだと思います。原発を止めたほうがいいと考えている国民と、原発を継続稼動させた方がいいと考えている国民の、本当の割合を知りたいものです。私の周りの人は90%くらいが脱原発ですが、実際はどうなんでしょうか。新聞のアンケートはいい加減で信用できません。最近はアンケートすら実施していませんが。

 

先日も中矢代表と福島に行き、原発の周辺や更にその周りを見て廻りましたが、誰も居ませんでした。4月に行ったときにも誰も居ませんでしたが、放射能を計測している弘前大学の車や大阪ナンバーの車は居ましたが、今回は警察車両ともう1台しかすれ違いませんでした。誰も居ない町や村です。畑は全く作付けしていないため、草ぼうぼうです。田んぼも草ぼうぼうです。福島の野菜を作っても誰も買ってくれないからだと思います。その畑や田んぼを見て、何とも寂しい気持ちになりました。

原発から25Kmくらいのところでは、4月のときより線量は半分くらいに減っていました。更に40Kmくらい離れている磐梯熱海ですと、線量は0.1~0.15μSvですから、東京と同じでした。原発から半径40Km以外は、東京と同じ線量ですので本来は安全なのですが、磐梯熱海温泉の旅館でも私たち以外は誰も泊まっていませんでした。このままでは宿を閉めざるを得ないとオーナーは言われていました。保障についても全く進んでいないとのことで、これでは泣き寝入りになってしまいます。東電も政府も無責任ですから、旅館をはじめ福島県の保障対象は、すぐに対応すべきですが、半年近く経っても何も進んでいません。このような悲劇を二度と起こさないためにも、脱原発は急務だと思います。

 

 

 

 

 

・知られざる真実

 


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