<日本弥栄の会より記事転載>
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「135度線の聖地・神社を巡るバスツアー」から帰ってきました
月刊『たまゆらpremium』ではかねてより予告しておりました、「東経135度線の聖地・神社を巡るバスツアー」を、9月23日~25日の三連休に開催しました。
三日間、最高の天気に恵まれ、この上ないくらいに素晴らしい、思い出に残るツアーとなりました。
135度線というのは、「次の文明の中心軸は日本に移る。それは東経135度の日本標準時が通るあたりになる」という、千賀一生さんの『ガイアの法則』をふまえたものです。
この東経135.0度から東に1.4度の範囲であれば、エネルギーの高いエリアとなるということで、そうなると、丹波・丹後地方にある各神社や大本の聖地がすべてこのエリア内に入ってしまいます。
神戸や大阪、京都なども入ります。
このあたりが地球の次期文明の中心地として栄えるようになるという説が正しければ、このエリアにある神社や聖地が世界的に見直されることになるかもしれませんし、そこから世界を弥栄発展に導くエネルギーがいよいよ増し、輝き始めるのかもしれません。
淡路島では、50名の参加者の皆さんと一緒に「わの舞」を踊ることもできました。
全国津々浦々から参加された皆様、本当にありがとうございました。
そして大変お疲れさまでした。
この報告レポートは、『たまゆら』11月号に載せる予定です。
詳しくはそちらをお読み頂ければ、ということで・・・。
連休明けの今日は、たまった仕事を片付けるのにおおわらわです。
<転載終わり>
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9月23日から25日までの三日間、135度線の聖地や神社を巡りましたが、その間ずっと中矢代表と行動を共にすることができました。普段は講演会でしかお見かけできない中矢代表と間近でお話しをさせていただくことができ、会員にとっては夢のような三日間となりました。
23日の9時に京都駅からバスで出発しましたが、先ずスタッフの東光社さんのFさんから三日間のスケジュールのご説明をいただきました。今回のツアーはFさんが具体的な調査や交渉をしてくださったとのことですが、とても満足のいく内容でした。普通の旅行代理店では既製品のパック旅行ですので、ごく普通の旅行になりますが、今回は亀岡と綾部の大本の施設を訪問したり、比沼麻奈為(ひぬまない)神社や皇大(こうたい)神社というツアーでは訪問しないような神社への正式参拝、135度地点である明石大橋の近くで「わの舞」を踊ったりと、奇想天外なオプションプランのオンパレードですから、それを具体的に交渉されたFさんには、かなりご苦労があったのではないかと思います。
更に、会員一同は菜食ですから、肉無しのメニューを旅館やホテルと交渉しなければなりません。昼食でも菜食メニューのレストランを探して、交渉しなければなりませんので、なかなか大変だったと思います。ツアーの前に、Fさんが今回の工程を実際に全て廻って調べていただいたので、ツアーは滞りなく進行しましたが、ぶっつけ本番ではこうは行かなかったと思います。何せ60名近い人数で行動しますので、引率も大変です。移動には時間がかかりますし、外では声が通りませんので、バスの中で全てを伝えておかなければなりません。このような条件の中で、何の問題もなく、スムーズにツアーを進めることができたのも、Fさんの頑張りのお陰だと思います。ありがとうございました。
Fさんのバスでのご説明の後、中矢代表が今回のツアーの見どころを、古代史の観点から解説してくださいました。事前に中矢代表が1997年に書かれた『出口王仁三郎・大本裏神業の真相』の抜粋した冊子が配られていましたので、それに沿ってご説明くださいました。主な内容は、以下となります。
・丹波の鬼伝承と「鬼三郎」
・丹波王朝の祖神・ホアカリは、日本国の初代天皇か
・大江町の「元伊勢」と、出口ナオの「水の御用」
・丹後元伊勢・籠神社に秘められた因縁
・籠神社の奥宮・冠島の老人神社の祭神はホアカリだった
・大本の御神体石「ミタマ石」秘話
・豊受大神と丹後の古伝承
・王任三郎は豊受大神を、伊都能売神と説いていた
・豊受大神と国常立尊とは同神異名か
・国常立尊を最高神として奉じた神道家たち
・『富士文献』にみる国常立尊と丹波との関係
・丹波一の宮・出雲大神宮は国常立尊を祀る?
・綾部の本宮山が豊受大神の最初の鎮座地だった?
・『霊界物語』特別篇「天祥地端」と『富士文献』の符合
なかり古代史の基礎が理解できていないと、チンプンカンプンですが、中矢代表が判り易くご説明くださいましたので、概要は少しだけ判ったのではないかと思います。私はこれからこの冊子を勉強したいと思います。古代の日本とシュメール、天皇家などの関係も書かれていますので、とても興味深い内容です。千賀一生さんの「ガイアの法則」とも同じ内容になっているところにも感心しました。丹波や丹後地方は日本の古代史の中でも、重要な地域だということが解りました。中矢代表が、世界の中心が日本に戻って来る、それが135度線の地域であると言われましたが、何とも壮大でロマン溢れる内容です。今回のツアーが、歴史の同時性の象徴であるように感じています。遠い昔、日本が世界の中心であった頃、135度の地域はその都だったと思います。その太古の都を、今回私たちはバスで巡ったのかと思います。単なるバスツアーではなく、何か意義のある三日間だったように感じています。
「ガイアの法則」を再度読もうと、先ほど本棚から取り出しました。通勤の途中で読み直そうと思います。