日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「今は嵐の前の静けさ?」 中矢伸一氏

2011-09-09 07:16:14 | 日月神示の実践

<日本弥栄の会より記事転載>

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 今は嵐の前の静けさ?

大型の台風12号が四国から中国地方を縦断し、各地で記録的な豪雨被害をもたらした後、日本海に抜けました。
紀伊半島や東海地方などでもかなりの量の雨が降ったようですが、皆さん、お怪我などはありませんでしたか?

コルマンインデックスの「第5の夜」の期間は8月18日~9月4日までで、そのテーマは「破壊」でした。

8月2日に、アメリカがギリギリの段階でデフォルトを回避したものの、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による初めての米国債の格下げもあり、市場は一気に世界同時不況に突入、と騒がれていました。

この後、ちょうど「第五の夜」にあたる期間に、中国が米国債の大量売却に出るなど、何らかの事態が発生して、米国債の投げ売りが始まるのではないかと予測する向きもありました。
実際はそんなことは起こらず、今は逆に危機的状況が薄らいで、むしろ市場は平穏を取り戻している印象さえ受けます。

さらに、驚くべきことに、あれほど騒がれていたエレニン彗星が、空中分解して消滅してしまったようです。NASAの関連サイト「スペースウェザー・ドットコム」でも正式な発表があったので、これは間違いないようです。

金融危機も回避ムードになり、エレニンも消えた。

「第5の夜」は、最後に日本列島に台風の大きなツメ跡を残したものの、世界的規模では何事もなく過ぎ去ったようにも思われますが──。
しかし、水面下ではいろいろなことが起きているのだろうと思います

今は、何か不気味なほど静まりかえり、嵐の前の静けさを思わせます。

そして今日からは、いよいよ「第六の昼」に入りました。
その期間は9月5日~9月22日であり、テーマは「開花」です。

いま何が起きているのか、私たちはこれからどこへ向かおうとしているのか。
9月11日(日)の「にんげんクラブ全国大会」で、お話ししようと思います。

<転載終わり>

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 先日ひふみ赤城農園の最初の常駐者デッシーさん(本業はシステムエンジニア)から、エレニン彗星が消えたと教えてもらいました。エレニン彗星が地球におよぼす影響に対して気になっていましたが、まさか彗星自体が消滅するとは思ってもみませんでした。コルマン・インデックス第8サイクルの第5の夜に、リーマンショックが起こったので、第9サイクルでも同じような金融危機が発生すると予測していましたが、大きな変化はありませんでした。先週から今週にかけては、台風12号がひふみ農園に来襲したので、その対策で第5の夜のことはすっかり忘れていたのですが、いつの間にか第6の昼に入っていました。

 中矢代表が言われる通り、日本の台風12号は歴史に残る大きな被害をおよぼしましたが、世界的には大きな出来事はありませんでした。いつも思うのは、エレニン彗星やコルマン・インデックス第5の夜のように、皆が構えている時には、得てして何も起こらないものです。マーフィーの法則の通りで、だいたいは裏目に出ることが多いものです。肩透かしをくらうのが常ですね。反対に幸福の近道の松原さんや小林朝夫さんのように、東日本大震災を予測していた人もいますが、ほとんどの人はまさか東北に巨大地震が来るなど、思ってもみなかったわけです。人口地震という説もありますが、人口でも天災でも、巨大な災害や大事故、大事件は、誰も予測していない時に起こるということが分かります。エレニン彗星の影響は、ヤスの備忘録だけでなく、ふぐり玉蔵さんや阿修羅サイトなどでも騒がれていましたので、50万人くらいの人たちが気にしてしたと思われます。やはり、「天災は(人口でも)は忘れた頃にやって来る」は本当だと思いました。

 そう考えると、阿修羅サイトでも掲載されているコルマン・インデックスの予測は、多くの人たちが注目しているので、大きな事件として表面には出ないのかも知れません。歴史を変えるような出来事でも、報道が小さいということもありますので、後で振り返ってみないと何ともいえないのかも知れません。

 9月5日から第6の昼「開花」が始まったそうです。9月5日(月)に台風が去り、ひふみ農園に行ってみると、せっかく汗水垂らして作った畝が、見るも無残に破壊されていました。その破壊された延べ500mの畝には、研修生のAさんとY君と私の三人で、8月30日、31日の新月期間に大根の種2400粒を蒔いたのです。「あーーぁ、参ったなぁ。」と思わず言葉が出ました。炎天下の中、あれだけ苦労したのに、すべて水の泡だ。

 ところが、よく見てみると、暴風雨ですっかり低くなってしまった畝に、何と大根の芽が出ていました。可愛らしい双葉が、何とも逞しく出ていました。「ええ?芽が出てる!」みんなびっくりです。1日で350mmも降らせた暴風雨に、5日間も耐えて、それでも発芽してくれました。何と逞しいのでしょうか。頭が下がりました。ありがとうね、と。でも、あまりに畝が低くて、これでは大きな大根は育たないかも知れません。だけど、頑張って発芽したのに、それを捨てて、また耕して新規に畝を立てるのは、何とも忍びない気持ちになりました。研修生と相談して、この「ど根性大根たち」の生命力に賭けて、このまま育てることにしました。小さな大根しかできないかも知れませんが、やがて生長し、「開花」し、種を残してくれることを祈り、精魂込めて育てることに決めました。9月5日の第6の昼「開花」のスタート日に、私たちは「発芽」を見ました。単なる偶然かも知れませんが、大根の芽がそれを教えてくれているのかも知れません。

 9月10日、11日はいよいよにんげんクラブ全国大会です。全国から多くの日月仲間やにんげんクラブの仲間が来るはずです。 今年は船井会長は講演はされませんので、オオトリでは中矢代表が講演されます。そして、講演の最後には、恒例の「ひふみ祝詞」を数千人で奏上させていただきます。今年で私は奏上は4回目になりますが、今から楽しみで、やや緊張しています。

 縄文時代かそれ以前には、死者も甦らせたとも言われる「ひふみ祝詞」です。縄文人も三内丸山遺跡などの大講演会場で、数千人で「ひふみ祝詞」を奏上したかも知れません。「にんげんクラブ 縄文全国大会 in 榛名神社」などといって、 榛名神社や諏訪神社などでも執り行われたかも知れませんね(笑)。パシフィコ横浜でお会いしましょう!そのあと、軽く打ち上げやりましょうね!(私は指定席に居ます)

  

 

・日本弥栄の会

 

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台風でマルチが飛んだひふみ農園

2011-09-03 06:10:24 | 日月神示の実践

 台風12号は、近畿を中心に全国的に被害を及ぼしています。東北の被災地ではテントが飛ばされたりと被害が出ているそうです。上空に前線が停滞しているため、台風に刺戟され、全国で大雨を降らせているようです。

 今週月曜日の8月29日は新月ですので、満月の9月11日までが、種蒔きには最も適した期間になります。8月29日から9月3日までは、大根やほうれん草の種蒔きや、5日からのキャベツやブロッコリー、カリフラワーの苗の定植のための土壌改良や、マルチ(穴の開いたビニール)張りに、意気込んでいましたが、台風12号の影響ですっかり予定が狂ってしまいました。

 9月1日(木)から続いている暴風雨の影響で、第3農園のマルチが一部はがれてしまいました。あまりに大量の雨が降ったため、マルチを濁流が横切り、そこに強風が吹きつけたために、すっかりはがれてしまいました。マルチを張るのに2時間もかかって、汗だくでやりましたが、自然は容赦がありません。

 更に、8月30日、31日で畝を作り、大根の種を3600粒蒔きました。大根は30cm以上あるので、畝は高くしなければなりません。その畝も暴風雨により、無残にも崩れてしまいました。暴風雨の中、何とか畝やマルチを戻そうと思い、やろうとしましたが、何せ1日で350mmも降った雨のせいで、土がぬかるんでしまい、長靴が25cmくらい埋まってしまいました。やっとのことで足を抜いて脱出しましたが、まるで底なし沼のようになってました。8月29日にトラクターと耕運機でふかふかの土になるよう耕したため、200坪の底なし沼になってしまいました。マルチを修理して、大根の畝を立て直すには、台風が去り、土が乾かなければ作業はできません。しかしながら、今回の台風は時速15Kmとノロノロです。とっとと去って欲しいのですが、自然にはかないません。

 人は縄文時代から米を作り、野菜を育ててきましたが、年に何度かはこういう災害に遭遇してきたと思います。治水などの施設が整っていなかった昔は、災害は現代の何倍も多く発生したと思います。欧米では、たぶんいつかは自然を自由にコントロールしてやれ、と考えて来たのかもしれませんが、日本人は自然に逆らっても無駄だと思ったのかも知れません。自然に逆らうより、自然のことをよく知り、災害を最小限にして来たように思います。今までは守られてきたひふみ農園でしたが、今回は自然の猛威を直接受けました。大難が小難になることもあれば、大難が大難のまま来ることもあるのだと思いました。あるいは、これでも小難になっているのかも知れませんが。今回は自然の怖さを思い知りました。しかも今日も明日も明後日も暴風雨は続くようです。いい加減に去って欲しいのですが、自然はままなりません。今は、敗者復活の算段をしているところです。ダメになったものは、諦めるしかないので、グズグズ考えていても始まりません。心機一転、5日からは再生に向けてスタートです。ただ、今はこれ以上被害が拡大しないことだけを祈ります。そういえば、農園に設置してあるテントも支柱が折れて、半分から倒れていました。これにも参りました。農業は諦めも必要だと思いました。台風に文句を言って、止まるなら簡単ですが。

 5日はマルチの修理とひふみ野菜の出荷、1000本のキャベツやブロッコリーの苗の運送、大根の畝を修理して再度種を蒔くなど、やることはたくさんあります。ただ、6日、7日には、私が福島の田村市までひふみ農園候補の農場を、中矢代表と見学に行きますので、研修生だけでやることになります。私が指示を出せないので、自分たちで考えてやるしかありません。これもいい経験だと思います。研修生のAさんは努力家で、思慮深いのできっと私よりも良い対応をしてくれると思います。

 また、不思議なご縁で、5日から新たに研修生が来ることになったので、きっと私の穴を埋めてくれると思います。この研修生は30代前半の若い男性です。Aさんと同じ草加市生まれというのも不思議なご縁を感じます。体重は50Kg以下と痩せていますが、スタミナはあるようです。日月神示に出会い、菜食にしたら体重が10Kg以上落ちたと言ってました。(日月神示はダイエットには最適だと思います。菜食と玄米がキーですので、日月神示を歩んでいるといっても、平気で今まで通り肉を食べていては、痩せないです。残念。私も7Kg痩せました。Aさんも痩せました。また、日月神示に出会い、菜食にしてから3年間に一度も風邪や病気にかかっていません。)

 新しい研修生はとても真面目で一生懸命にやるタイプです。何より農業がやりたいという気持ちがあることが一番だと思いました。農業は夏は暑いし、冬は寒い、休みも不定期だし、汗だくで、汚れて、足腰は痛くて、ヘトヘトになりますが、充実感と達成感があります。そして、一日が終わると疲れているので、3秒くらいで寝られます。不眠や肥満、メタボ、ストレスなどのおよそ現代の病気とは無縁のものです。また、やがて来るといわれている経済危機が起こっても、食べるものはいくらでもあるので、サバイブできます。1929年から1934年までの間に、米の価格は100倍に上がりました。卵が55倍です。10Kgで3000円の米が30万円になる計算です。そんなハイパーインフレが起こるはずがないと言う人は多いですが、1929年に起こったことが、再現しないという保証もありません。とはいっても、そこまで考えて農業をする人もいないでしょうが、とにかく土に触れ、野菜と会話し、虫や鳥に遊んでもらう生活は最高です(笑)。縄文の人もこんな感じで生活してたんだろうな、とよく思います。私はこの生活がとても気に入っています。いずれ完全に赤城で生活したいと考えています。家内も赤城で生活した方がいいと勧めてくれています(笑)。一昨日で結婚30年を無事迎えました。玉川上水の近くにある「マ・メゾン」というレストランからの招待状のハガキを見て、結婚記念日をお互い知りました。家内からは何かプレゼントをくれと言われましたが、何がいいのでしょうね。出張のお土産以外プレゼントはしたことないので、何かあげますかね。30年もお世話になったお礼に、何かあげようと思います。

 話しはそれましたが、研修生が3名になり、ひふみ農園は少しづつ体制が整ってきました。これから来る資本主義崩壊の後の自給自足共同体実現に向けて、少しでもお役に立てるよう、努力していきたいと思います。中矢代表がいつも言われているように、今は実践の時代だと思います。祈りも大事に決まっていますが、意が乗ったら、実行です。即実践です。日月神示などといっても、実体を見せないと誰も信じません。具体的に日月神示を基にした自給自足共同体の片鱗を実現してはじめて、人は少しだけ納得するのだと思います。とにかく今は黙々と耕し、草を取り、種を蒔く日々です。今日、明日は台風で何もできないので、東京に戻り事務処理と今後の対策の構築をやります。研修生は今日、明日は休んで、月曜日からの農作業に備えて欲しいと思います。この台風をよき教訓とし、次に役立てたいと思います。 

 

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「民主党の暗黙の了解:ポスト菅総理に前原氏を選出しない」 新ベンチャー革命

2011-09-02 21:31:55 | 政治・社会

<新ベンチャー革命より記事転載>

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民主党の暗黙の了解:ポスト菅総理に前原氏を選出しない 
 
1.民主党代表選におけるNHKの大暴走への批判高まる
 
 本ブログ前号(注1)にて、2011829日の民主党代表選挙におけるNHK政治部報道の大暴走について取り上げました。
 
 本件に関するNHK批判はネットで拡がる一方です。筆者もこのNHK生中継を観ていましたが、決選投票に入ってからのNHKの動きは尋常ではありませんでした。NHKのナレーションを聴いていると、決選投票が始まる前に、野田氏で決まりであるかのような印象を持ちました。
 
 そういえば、選挙の行われた日の朝、民放の番組で、民主代表選は決選投票になる見通しであり、決選投票となったら初回投票の1位より2位の方が有利になる見通しだと報じていました。この報道も、民主議員に一定の影響を与えています。選挙当日朝の時点で、民主党最多数の小沢・鳩山グループが海江田氏に投票することはわかっており、1位が海江田氏であることはほぼ確定していました。ただ、1回目の投票にて海江田氏が単独過半数を取るのは難しいこともわかっていました。そこで、選挙直前の焦点は、誰が2位となるかであり、野田氏か前原氏が2位になると予想されていたわけです。そして1位ではなく、2位になった人物が次期総理になるということもわかっていました。 
 
2.同じ穴のムジナである野田氏と前原氏はなぜ、事前調整しなかったのか
 
 菅総理の辞任が決まった後、マスコミは野田氏ヨイショのキャンペーンを張っていました。ところが、野田氏では世論の関心が高まらず、誰かの指示なのか、当初、出馬を見送っていた前原氏が急遽、出馬表明しました。すると、マスコミはとたんに、前原ヨイショに鞍替え、早速、次期総理の国民人気調査を頻発、国民人気は前原にありと盛んに報じ始めました。
 
 この段階で、野田氏と前原氏が調整して、野田氏が降りる可能性もあり、マスコミはその方向でキャンペーンを張っていましたが、結局、野田氏は降りなかったわけですが、この事実は極めて重要です。
 
3.もし、野田氏が事前に降りていれば前原氏が総理になったか?
 
 今回の代表選では、決選投票になることは、事前に読めていたわけで、次期総理になる2位を野田氏にするか、前原氏にするかが、民主党にとって重大問題だったのです。そして、党内にて密かに内部調整が行われ、結局、党として、野田氏を2位するとほぼ決めていたことになります。
 
 3位以下の候補者に投票した議員は、決選投票になったら、誰に入れるか、予めほぼ決めていたと思われます。その意味で、今回の代表選にて浮動票は極めて少なかったと思われます。
 
 そして、野田氏も前原氏も事前に、上記の党の暗黙の大方針はわかっていたはずです。
 
4.民主党の大方針:ポスト菅総理に前原氏を選出しない
 
 今回の民主党の暗黙の大方針、それは、野田氏を次期総理にするというより、むしろ、“前原氏を次期総理にしない”というものだったのではないでしょうか。
 
 海江田vs野田の決選投票の結果(45vs 55)(注1)から、民主党内の親小沢議員は派閥単位では最大ですが、過半数に達しないことは選挙前から、党内ではほぼ読めていたはずです。そこで、小沢・鳩山コンビは、ポスト菅に親小沢以外の総理就任を甘受する代わり、前原総理シナリオ拒否を条件に出したのではないでしょうか。そのことは、選挙前、前原氏出馬に接して、小沢氏が『前原総理となったら日本が潰れる!』とつぶやいた事実(注1、注2)から裏付けできます。
 
5.米国戦争屋の極東戦略を読めているのはやはり小沢氏のみ
 
 上記の小沢氏の短いつぶやきから、小沢氏の情勢判断が的確であることが手に取るようによくわかります。小沢氏は、前原氏が総理になったら、近未来の日本に何が起きるかがクリヤーに想像できているということです。
 
 小沢氏は独自ルートから、3.11事件の真相を知っていると思われます、だから、上記のつぶやきが出たわけで、小沢氏関係者から、国民にそれとなくリークされたのでしょう。
 
 ただし、大手マスコミのみから情報を取る国民多数派は、上記、小沢氏のつぶやきの意味するところはチンプンカンプンでしょう。
 
 この小沢氏の重大なつぶやきにもかかわらず、悪徳ペンタゴン・マスコミは、選挙前、連日、前原ヨイショ・キャンペーンを展開していたのです。
 
 悪徳ペンタゴン・マスコミの雄・フジテレビの世論調査にて、次期総理に前原氏という回答が53%、海江田氏6.2%、野田氏5.0%と出ていました。
 
 この結果は、フジテレビの捏造というより、2009年の政権交代以降から続く悪徳マスコミの長期的な前原ヒーロー化キャンペーンのプロパガンダ効果とみなせます。
 
 いずれにしても、大手マスコミのプロパガンダに依然、国民多数派が易々と引っ掛かるということです、ほんとうに情けない日本です。
 
なお、上記、悪徳ペンタゴン日本人および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
 
 ちなみに、野田氏が代表に選出されたら真っ先に中国・温家宝首相から祝電が届いたそうですが、中国政府は前原氏が選出されなかったのでホッと胸を撫で下ろしているのでしょう。
 
6.米戦争屋は配下の日本の大手マスコミにどのような指令をだしているのか
 
 米戦争屋は、ポスト菅を前原総理にして、極東戦争に持ち込むシナリオを前々からもっていると思われます。このシナリオは政権交代直後から計画されているものです。だから、悪徳マスコミは盛んに前原ヒーロー化のプロパガンダを続けてきたのです。この意味で、日本の大手マスコミはNHKも含めて、日本の報道機関というより、事実上、米戦争屋所有の報道機関と思った方が間違いありません。
 
 今回の選挙にて前原総理シナリオ阻止に動いた主役は小沢氏でしょうから、大手マスコミにとって、小沢氏は天敵になります。上記、NHKの大暴走は小沢氏を敵視していることから起きたものです。
 
 前原総理シナリオを潰された米戦争屋が今後、小沢氏にどのような反撃もしくは仕返しをしてくるか、小沢氏はそれを十分覚悟しているでしょう。ただ、米戦争屋は米国内でも窮地に追い込まれているので、対・小沢陥穽工作に関して、2009年の政権交代時ほどの勢いは今なさそうに見えます。それより、3.11事件の真相が日本国民にばれる方を心配しているかもしれません。
 
<転載終わり>
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 新ベンチャー革命さんの見方が正しいかとうかは分かりませんが、少なくともアメリカは親米の前原氏に総理になって欲しかったでしょうし、中国は前原氏にだけはなって欲しくなかったと思います。野田氏ということで、とりあえず、中国はホッとしているように思います。野田氏も親米ですので、アメリカも、まあいいだろうと思っているように思います。丁度いい落とし処となったようです。
 
 
 

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「野田佳彦が首相に決まったが、これは勝栄二郎の財務省が操る傀儡(かいらい)政権である。 副島隆彦氏 

2011-09-01 08:27:35 | 政治・社会

<副島隆彦今日のぼやきより転載>

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「1243」 野田佳彦が首相に決まったが、これは勝栄二郎の財務省が操(あやつ)る傀儡(かいらい)政権である。 副島隆彦 2011.8.30
副島隆彦です。 今日は 2011年8月30日 午前4時です。

 昨日、野田佳彦(のだよしひこ)が、昨日29日に民主党の代表選挙に勝ち、今日30日、衆議院での首班指名(しゅはんしめい)の投票で新首相に就任する。

・新代表に選出された野田氏(8月29日午後、東京都千代田区)


 昨日の 代表選の 結果を見ていて、私が考えたことは、勝栄二郎(かつえいじろう)財務次官(官僚のトップ)と、岡田克也幹事長がふたりで深く仕組んだな、ということだった。 

 日本財務省は増税路線である。復興途中にある日本国の厳しい現状を知りながら、それでもなおアメリカ様に貢ぐ資金を作り出すために、日本国民に 復興税やら消費税の値上げやらの 増税を強制しようとする。 苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)そのものだ。
苛政(かせい、重税のこと)は虎よりも猛(たけ)し、のとおりだ。

 財務省が深く仕組んだな。今回の、たった一週間の日程で慌ただしく決めて実行した民主党代表選による首相の首の挿(す)げ替え劇だった。誰もこのシナリオの裏の仕掛けを語ろうとしない。 岡田幹事長が日程の決定には権限を持っている。野田佳彦は、この勝栄二郎・事務次官のことを「勝さん、勝さん」と呼び、自分の上司であるかのように仕え、そして育てられてきた。私は、この事実を10年前( 加藤紘一が失脚した「加藤の乱」の時)からずっと知っていた。

 日本の財務省のドンは15年前からずっと、武藤敏郎(むとうとしろう)と坂篤郎(さかあつお)の3人である。この3人が、アメリカの威光と意向を受けながら、ずっと日本管理の最高権力を握り、今に至る。 この大きな一点の事実を軽視して、ここを日本政治の中心と見ないで、他のことにすり替えたら、すべては嘘の話になる。

 国家のお金の全体の 動かし方のすべてを実質で握る者(たち)が、そのまま国家の最高権力者である。だから、今の日本の最高権力者はこの勝栄二郎(かつえいじろう)である。早ばやと3年目の事務次官居座りを自分で決めた。

 小沢一郎の勢力が鳩山由紀夫の派閥を足して(これが半分に割れているようだ)、ようやく177人の民主党国会議員であった。本当は、これ以外に、今年初めに菅直人への反抗を示して除名された16人の比例区選出議員たちと、6月2日の菅直人への内閣不信任案(自民党が提出した)に同調の雰囲気で投票欠席をした、小沢一郎ら9人が、党員資格停止で、代表選での投票を阻止されているので、この25票を合わせると、202票である。

 これに対して野田佳彦は215票を取った。前回の昨年9月の代表選挙では、菅直人が206票で、小沢一郎が200票だった。 この伯仲は、よく吟味され、計算されていた。 鹿野道彦(かのみちひこ)と 馬渕澄夫(まぶちすみお)の 計70票が決戦投票で野田に回るように綿密に周到に計算されていたことが分かる。

 馬渕の海江田への投票をNHKが直前で撹乱(かくらん)した。NHKはここまで謀略集団にまで転落している。私たちが強く支持する 小沢一郎の考えの中心は、官僚・メディア・財界の、アメリカの手先3者連合に対して、何があっても今の民主党体制を守って、自分が育てて当選させた306人のうちの若い衆議院議員たちに、一日でも多く政治家経験を積ませて、年収3千万円弱の歳費を貰(もら)わせ続けることだ。だからあと2年間はこのまま民主党政権を続けさせて、解散・総選挙をさせないことだ。若い政治家たちにどうせ穢(きたな)い現実政治のあれこれの処理の仕方を身につけさせることが大事である。 

 不断の不屈の小沢革命の実行で、最後に残されている果実(フルーツ)は、この多くの未だ未熟の、経験の少ない若い政治家たちに厳しい実地での経験を積ませることだ。だから、自分が政治家(国会議員)として生き残るために小沢一郎 から離れて、態度を翻して、きたない政治資金を裏からもらうことまでしても、それも実際に一人の政治家が育ってゆくうえでの 不可避の過程だ、と考えなければ済まない。

 一体、日本の歴代政治家で、200人もの若い政治家を、弟子として育て、そして実際に国会に議員として送った者がいるか。他の大物政治家たちは、自分のことだけで精一杯だ。たったのひとりの子分も、弟子も育てられないで、自分の保身だけに窮窮(きゅうきゅう)してそして引退していったではないか。

 人をたくさん育てたことが(たとえ粗製濫造であろうとも) 小沢一郎の最大の功績であり、小沢一郎の偉さだ。このことを指摘する者が今もほとんどいない。小沢国民革命は、人材の育成の点に本当の眼目がある。だからたとえ一回、一回の闘いで敗れても、民族独立への堅い志(こころざし)を同じくする人間たちが勢力として残る限り、不屈に日本国民の闘いはこれからもずっと続くのである。

 自民党政権時代は、新首相になる者からの ご祝儀は、賛成議員にひとり一億円と決まっていた。それは外国経由で派閥ごとに配られて、これには警察も裁判所も手を出さないことに不文律として決まっていた。 小沢一郎はこの日本国の悪習、悪弊を破壊した。今も根絶しようとしている。だから小沢は嫌われる。

 今の小沢派の政治家たちは、だから汚れていない。貧乏に耐えながら生きている。おそらく財務官僚の側に寝返った者たちは、今回、ひとり5千万円ずつを貰(もら)ったはずである。 金(かね)で票は買えるのだ。人間は本当に金(かね)で動く。そのことを勝栄二郎たち財務官僚はよくよく知っている。

 アメリカの次の大統領は、ジョゼフ・バイデンで決まりだ。現在の副大統領のバイデンが、この8月19日に、中国の次の国家主席(大統領のこと)となる習近平(しゅうきんぺい、シーチンピン)と二人で親密に、 G2(ジー・ツー。Group2  アメリカと中国の二大国)で「私たち二人で、これからの世界を動かして行こうぜ」と 言った。

・習近平国家副主席と握手する米国のバイデン副大統領。2011年8月18日午前。北京の人民大会堂。


・「米中激突、バスケ親善試合で大乱闘」。2011年8月18日。北京オリンピックスポーツセンター。


 このときに、バイデンが次の米大統領だというお披露目(ひろめ)が世界に向かってなされたのである。 

 おそらく来年の3月には、バラク・オバマは、“オバマ・ショック”と後世、呼ばれるであろう、ニクソン・ショック(ドル・ショック。1971年8月15日)の41年目の再来である、「米ドルは、もう金(きん)との兌換(だかん)は出来ません。しません」の 宣言をして、体調不良か何かを理由に辞任してゆくだろう。

 そして次の大統領選挙は、11月の本選挙に向けて、バイデンが、おそらくヒラリーをランニング・メイトの副大統領候補にして当選し、そしてその次に・・・・となるだろう。

 バイデンという肝の座った、何ものにも動じない、どんな借金地獄のアメリカ経済・財政のボロボロの現状にもめげないで対処しようとする人間が、一切の綺麗事(きれいごと)を言わず、「オレがやる」と言って、外交だけでなく(長年、米上院の外交委員長をやった。通勤電車で出身のデラウエア州から通った)労働組合の幹部上がりの泥くさい政治家だ。
外交だけでなく金融・財政の危機への対処も自分がやる、と言っている。

 バイデンは、 CFR(シー・エフ・アール、米外交問題評議会)派である。だから、ネオコン派と近い、手荒な、属国群への謀略政治も辞さない、リチャード・アーミテージやマイケル・グリーンに「犯罪者的な外交手法は、やめよ」と言っている。だから、アーミテージとグリーンが育てた愚か者の前原誠司(まえはらせいじ)では、アメリカとしても承認することはないのだ。

 前原は、昨年2010年9月7日の、尖閣諸島沖での、日本の海上保安庁の船4隻で、中国漁船の1隻を挟み撃ちにして拿捕(だほ)した事件を、外相として行って、それで今も前原には中国が激怒している。日中の外交協定(秘密条約)で、「境界不確定海域では、それぞれの国の漁船はそれぞれの海上警察が取り締まる」としてあったのを、アーミテージらの指令で、日中を険悪にするために、前原の権限でやらせた。

 だから中国は前原の首相成りは絶対に呑まないし、許さない。このことでアメリカに激しく抗議する。 日本の首相を誰にするかの実質的な決定権は、今もアメリカ帝国にある。だから、中国の顔を窺(うかが)わないでは、アメリカは世界管理、世界運営は出来なくなっているので、アメリカは中国の言い分を聞かざるをえない。だから前原の線ははじめから無かったのだ。

習近平も 温家宝も バイデンに、激しく 「アメリカの財政と金融をきちんとしろ」と迫ったようだ。 バイデンは、" Chinese are aggressive . " 「中国人はキツイことを言う」と辟易(へきえき)したようだ。

 バイデンにしてみれば、日本の財務省が、バカの野田を操(あやつ)って、これからも「円高阻止の介入」をやらせて、何度でも、これからも一回当たり3兆円(200億ドル)分ぐらいずつ、ボロボロの米国債を買い続けてくれるなら、こんなに嬉(うれ)しいことはない。 

 習近平の属する上海閥(幇、パン)=太子党(タイヅータン)=石油党の
勢力も米国債をまだ買い続けることで、アメリカを支えると約束してくれた。このことがバイデンの最大の外交業績だ。 そのために中国に行ったのだ。バイデンは、泥くさい現実政治家だから、「お金のことがなによりも大事。累積した(50兆ドルぐらいある。4千兆円)アメリカの国家の借金の問題こそは一番大事」と分かっている。 

 日本は、こうやって今年も来年も、大きく崩れ始めたアメリカ帝国の「地獄への道連れ経済」を強いられる。それでも、私たち不屈に抵抗し民族の自立を目指し、愛国のこころざしを変えない日本国民が、頑強に小沢一郎が率いる政治勢力(政治家200人)を支持して、闘い続ける限り、日本の未来は明るい。

 日本の政治を無権限なのに壟断(ろうだん)する、勝栄二郎らの 愚劣なる日本官僚たちは、やがてやって来る2013年7月の参議院選挙で、私たちが勝って、本当に、たくさんの法律をどんどん変えて、長く続いた律令体制からの官僚支配政治を廃止して、官僚たちを、本当に、ただの事務公務員にたたき落とす。各省の 事務次官や局長級 を廃止して 若い30台の政治経験の少ない政治家たちに、それらの仕事をさせる。それが国民の代表たちによる正しい政治だ。小沢一郎が言う「官僚主導から政治主導へ」だ。ついでに「国の大掃除をする。きたないものすべて掃除するのだ」の大方針に私たち国民が忠実に従うべきときである。 

 この 日本国家の一番大事な国家体制の改革の大事業を、私たちはたったひとつの 「公務員制度改革」の名の法律群の改正だけで、実行できるのである。これにはアメリカの口を挟(はさ)ませることもなく、私たち日本国民の堅い意思と決断だけで出来る。だから各省の官僚どもが束になって、必死になってこの動きに抵抗しているのである。

 だが、このことはすでに日程に登っていて、2009年8月30日の選挙で勝った時の、あのマニフェスト(国民との約束)に明言してあるのだから、かならず実現できる。公務員制度改革(官僚制度の解体)以外の 他の福祉のことや、税金のこと、復興のこと、外交・軍事(安全保障ともいいう)などのことは、外国との交渉であり、たくさんのお金がかかることだから、やがて出来る小沢革命政権をもってしてもなかなか大変であり、簡単には実現できることではない。だが官僚制度の解体・消滅だけは、本当にできる。お金はかからないどころか、多額の国家資金がこれで救い出される。

 官僚たちを「おそろしい大蛇から ただのヘビ」に変えて、正体を暴いて、脱魔術化(だつまじゅつか。disenchantment ディスエンチャントメント。私たちが罹っている魔法、呪縛から解放されること)して、彼らを卑小にしてしまうことは、必ず出来る。 

 ●勝栄二郎
 1975年に大蔵省(現財務省)に入り、予算編成を担当する主計畑を主に歩んだ。
 93年に発足した細川政権では官房長官秘書官を務めた。
 東大卒。75年大蔵省。官房長を経て09年7月から主計局長。10年7月から財務省 事務次官。61歳。埼玉県出身。



 これから一年間、もともと能力のない野田佳彦首相 を頓珍漢(とんちんかん)風に操(あやつ)って、その様子が丸見えになって失笑を買い、私たちから嘲笑、冷笑 されるであろう勝栄二郎よ、まあ、頑張りたまえ。私たちは、こうやって国民政治の実質を簒奪(さんだつ)する黒子(くろこ)である お前たち官僚の姿を徹底的に炙(あぶ)り出し、冷酷に冷ややかに見つめる、ということをする。 小沢一郎を執拗に違法に攻撃している法務省官僚と裁判官たちを含めた司法官僚たちの悪あがきも度を越している。司法・法務官僚たちを使って、小沢一郎を抑えつけることをやったので、それで財務官僚たちの方が好き放題にやれたということである。

副島隆彦拝


<転載終わり>
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 2009年の8月の衆議院選挙では、民主党が公務員制度改革をマニュフェストに掲げていたため、民主党に投票した人が多かったように思います。私の周りの友人、知人も公務員制度改革をするというから民主党に投票したのに、結局何もやらないと不満を漏らしています。
 701年の大宝律令から面々と続いてきてしまっている官僚制度により、日本は表向きだけは民主主義ですが、結局官僚が全て仕切っているという構造になっています。この事実について、最近はネットを通じて、多くの国民も知ることになってきました。国民は長い間官僚の言いなりになってきた自民党にNO!を突きつけたにもかかわらず、菅政権に変わってしまい、公務員制度改革には、全く手を付けていない結果となっています。1300年も続いてきた官僚体制ですから、そう簡単には変えることなどできないのでしょうが、国民としては諦めずに改革の意識を継続していくことが大事だと思います。
コメント (4)
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