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今の自転車では珍しい革サドルです。
私が高校生くらいの時代でも一枚革のサドルは少なくなっていましたが、迷わず
革サドルを選びました。
ツーリング派は革サドルを選ぶのが王道。
革サドルは育てるものだと先輩から教わりました、買っていきなりケツに合うサドル
はありえないのだと。
ご多分にもれず私も最初は失敗したかと思いました、カチカチの革にケツが馴染む
訳が無いと思いました。
しかしですね、クリームを塗り艶出しをして微妙な角度を調整して使っている内に
不思議と馴染んでくるのです。
いつしか100キロ走ろうが150キロ走ろうがケツのダメージは皆無となりました。
最近の新素材サドルは形さえ合えば最初から馴染みます、だけど間違えて買って
しまった場合どうしようもありません、ちょっとケツに当てただけでは分かりません
から、賭けみたいなものです。
これが革ならどうにかなります、サドルがケツの形に変形してきますからね。
これと似たような話に登山靴があります、ゴアテックスの登山靴で足に合わなかったら
どうしようもないですよね、これが革ならどうにかなるかもしれない。
写真のサドルはブルックスのプロフェッショナルという製品です、最初は真っ黒でしたが
今ではとっても味わいのある渋い色になりました。
しかし、革のサドル初めてみました。
そんでもって革登山靴欲しくなりました、
ザンバラン フジヤマGT とかいいよね。