調子の悪いeneのWレバーだが原因を究明するのにバラしてみました。
前記事で内部の爪が欠けた疑いと書いていたが真相はいかに。
蓋がかしめなのでメンテナンスはするなという意味だと思うが、耐久性に
自身アリということなのかな?
軽くかしめてあるだけなのでドライバー等でちょっとずつアオれば外れる。
オイルっ気はほとんど無い(スプレーグリスを入れたことあり)が元々グリス無しが
仕様なのかもしれない。
爪の先だが特に欠けているとか減っている印象はない。
ギヤホイールの方も同様に劣化は見られなかった。
それでは何故レバーが戻るのか?
測ったかのように一段前後戻るのは他に理由がある。
回してみると理由が判明した。
ギヤホイールの回転に引っ張られて爪が移動するのである、爪の根元が定位置から
大きくずれるのでギヤホイールの固定に遊びが出るのだ。
上の画像と比べて欲しい。
原因としてはそれのようだが爪の根元が磨耗した様子は見られない、となると
ギヤホイールと爪の摩擦が汚れのために増えたとしか思えない。
メンテの基本は洗浄と注油・・・
ということで徹底洗浄。
組み立ては「DURAグリス」を回転部分と爪の根元・スプリングに少量だけつけた、
ギヤホイールの刻み部分は「SUPER 5-56」をつけておく。
組み立て後は調子よく作動しているのでしばらく使ってやるか。
念のためにフロント側のレバーも同様に分解してメンテしておく。
フロント側は内部に錆が見られオイルっ気は全く無しの状態だった。
たぶんだが、この製品はオイル無しが仕様だと思う。(それが悪いという意味じゃないよ)
という訳で前後ともeneのWレバーになりました。
使用感はシマノ105とあまり変わりません。
トップはこの位置にしている。
ローはこの位置になる、作動角度は90度ほどだ。(9速です)
ダイアコンペ グランコンペ ENE W シフトレバー (左右セット) | |
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