中年男の一言 「ヒデの日常」

サイクリング・キャンプ・トレッキング・釣り等を通して北海道の自然を紹介、カメラはニコンD7100がメイン。

思い出のバイク 3

2008-09-11 07:34:58 | バイク
カワサキのKDX125SRです、1989年ごろに購入しました。

事故でケチがついたXLRを手放し、病気も回復し、心機一転のつもりで購入に
踏み切ったのです。

125CC以下は自動二輪(バイク)ではなくて原動機付自転車(原付)なんです、
50CCと比べるとスピード制限が緩いので車と同じに走れます。
だけど、高速道路や自動車専用道路(白鳥大橋とかバイパスとか)を走れない
制限があります。

2ストロークの125CCエンジンは、当時のパワー規制22馬力をきっちり出していて、
古い4ストロークの250CCよりもパワーがありました。

2ストは理論上4ストの倍のパワーが出ます、欠点はスモークと騒音ですね、白い
煙を出して走っているバイクは故障ではなくて潤滑オイルの燃焼です、機構上オイルも
燃焼させるのです。
バリバリと甲高い排気音も2ストの特徴です、現代社会において騒音・排気ガスに不利な
2ストバイクは淘汰される運命にありました。
現在、販売されている2ストロークのバイクは無かったと思います。

軽量の車体にハイパワーエンジンで無敵だと思っていたのですが、山岳ツーリングに
仲間と6人で行ったとき衝撃の事実が判明しました。
高度が上がるにつれパワーダウンしてきて、オーバーヒートの兆候も出てきました。
一度止まると発進が大変で、パワーが無いから回転を上げる、するとスリップして
進まない、オーバーヒートと悪循環になります。
こんな状況の中、何事も無く走り去るバイクが一台、それは4ストロークの250CC
KL250でした、この古いKLがその他5台の2スト125CCに後塵を浴びせたのです。

走破性において重要なのは、2ストよりも4スト、水冷よりも空冷、125CCよりも
250CC、というのが私の結論でした。
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