ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

効果的か否か

2008-05-08 | 雑念
2泊3日の企業研修

担当者の要望が交錯

始まる前の打ち合わせでは「コミュニケーション」を重点テーマにしてほしいとのこと

経験からそれを重点テーマにすると雰囲気が重たくなるのでは?という懸念からもう一度確認したんですがそのまま始まりました

すると案の定1日目終了地点で現地担当者が「明るさ・元気・モチベーションアップ」をお願いしたいと要請

現地担当者と社内担当者がいるようで目指すところが違う

私たちはプロ集団ですからクライアントの要請を遂行する任務はありますが、疑問を感じずにはいられません

新人研修を指導する側に疑問を感じながら仕事をさせる時点で上司(人の上に立つ資格)失格だと思います

つくづくこうして経済は波打つのだと感じます。企業は成長して新人を大量に採用。人材育成の難しさから封建的組織にしてコントロールする。ロボット的な社員、YESマン、無気力な社員が増えて会社が伸び悩む。

リストラ、もしくは新たな社員教育を検討。少人数採用。コミュニケーションがとれる組織。フットワークの軽いグループ。

「アドベンチャーできる」チーム。失敗を改善してより良くフォローできるメンバー。
営業利益が上がり社員が必要になり大量採用。

繰り返し。

そういう意味でもグループに「アドベンチャーできる」かどうかを問い掛けるこのプログラムは重要だと思います。

いかに企業担当者が「アドベンチャーできる」環境の意味を把握していなくても、私のプログラムで参加者の自主性の重要性に気付いたあとに担当者が「挨拶せぇよ」と怒鳴ったとしても、くじけずこの考え方を伝えていかねば…

…っ非効率!

アドベンチャープログラムはトラストプログラムです

信頼(トラスト)は少しずつあげていかないとあがらないのに、小さなふざけが信頼度ゼロに一瞬で転落します

アドベンチャープログラムも少しずつ「アドベンチャーできる」グループになってきたと思ったら理解の薄い何気ない一言がチャレンジャーの卵を惜し気もなくたたき割ります。

本当なら担当者と一年間の新人研修計画に参加し理解をはかりながら研修するのが能率的なんだろうなぁ

それとも新人研修担当者を新人と混ぜて「ミニ会社組織」をグループワークしてもいいかもしれない。

いや効果的かもしれない…