ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

高校レストラン

2008-05-20 | 雑念
わたしのパラダイムをシフトします。

現場にいない偉い人達は「人数」などの数字で評価する。特に野外教育などの体験学習への評価は厳しい。その人数がスポーツなどに比べ圧倒的に少ないからである。

しかし人数を増やせば「考える力」を育てることより反復練習や集団訓練の様相を呈してくる。軍隊…。

本当に青少年にとって幸せなの?

指導者たちがそんな世界で生きてきたせいでそんな教育手法の押し付けになっていませんか?

そんな思いで数の論理を受け入れがたい自分がいました。

しかし県の主催事業に5年近く関わってきて、何故「数の論理」が脈々といわれ続けるのか?
すでに当の権力者たちも意味をはき違えてはいるかもしれません。

それは教育というプロセスを大切にしなければいけない世界にこそ、多くの人たちに理解・共感してもらわなければいけないからです。だと気付きました。

我々が関わる現場はリピーターが命です。

いくら権力者たちが無茶苦茶な高い利用者数を掲げようとも現場の人間はプロセスを大切にしながらリピーターを確保し満足してもらわなければいけません。

その現場が存在することだけで幸せであるからです。
社会全体を考えても終身雇用が死語になり働けることの幸せを感じながら働いていますか?

調理科の高校生がおいしそうな和食を出すレストランが大人気。接客も初々しく感じがいい。プライドの高いシェフの高級レストランより、一生懸命な高校レストランに行ってみたい。