ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

指導者愛

2008-05-21 | 雑念
アドベンチャープログラム指導者たちとのフィードバックをしていたとき、ふと思いました。

参加者グループが自主的に行動し気付いていくように我々はファシリテーションを行う。

参加者が取り組む課題解決は難しい。話し合いや身体接触、手助け、言葉かけなどグループにとってストレスはかなりかかる。
つまり困っているメンバーを目の当たりにする。しかし参加者の成長のため、我々ファシリテーターは手助けしない。

そこに学校の先生たちとの明らかなる違いが存在する。
時間が無いからなのか叱る。はみ出た子供を枠に押し込む。挙げ句の果てには問題の答えも「なんでそんなこともわからないんだ」と言って怒りながら答えをアドバイスするしまつ

まぁそれはそれとして…

私はつくづく「教育的S(エス)」だと感じる。メンバーが難しい課題を頑張っているとき、ねらいがあるにしろ、全く答えをアドバイスする気持ちは無い。

指導者愛とは手助けする事ではない。

私はこれからも愛を持って彼らの考えるチャンスを生かしてあげたい。