エピソード1
エピソード2
こうなることはわかっていたのかもしれない。
僕はカレーパーティの参加を辞退した。
気にくわない人以外の信頼関係を放り投げても参加することへの自分自身のウソの感情が許せないのだ。
僕はこういう人間である。
扱いにくいと思う。
結構、キチンと気にくわないところも相手に伝えたし、こうして欲しいとか、こうしようとかの提案もしてきた。
それが思うようにいかないもどかしさに疲れ、
若い女性の家でのパーティを別の場所に変えてあげようと奮闘も虚しく、幹事自らの家でのパーティを拒まれた時に僕は一本の糸がプツリと切れた。
炊飯器が無いだの鍋が小さいだの言い訳をしていたが、それこそ女性が家で作って、僕の車で運べば一駅の運搬なのだ。
結局、自分の家でするのが嫌だったとしか思えない。幹事自身がカレパをしたいと言い出していたのに、人の送別会があるからと責任転嫁して女性を欺いた。
僕はその幹事の裏も見えたし、カレーを作ってくれる女性の優しさや部屋を使う煩わしさも見えた。そりゃ当然だわ。カレーを作ってくれるんだから部屋は別の人が提供するべき。
なのに結局幹事の返事は……
カレパを辞めて飲み会にする
という結論。確かに僕はカレパをあなたの部屋or飲み会にしましょう!と返答を迫ったが、まさか飲み会にしてしまうなんてありえない。
僕は欠席を決めた。
もうひとりの送迎する女性には「約束破ってごめん」と伝え、カレーを作ってくれる女性には「参加できずごめん」と謝り、もうひとりの男性には不参加を伝えた。
全員には「飲み会に変わりました」とだけ伝えたが、僕の不参加により、女性の部屋に変更するだろうと思ったりする。
なぜならそのカレーを作ってくれる女性は、嫌がりながらも「変更無理なら私の部屋でもいい」と言っていたから。
でも僕はどうしてもその女性の部屋は嫌だった。
最年少の女性の部屋で前回コスプレパーティをして、大人として少し反省していたのだ。
色んな意味で地方のご両親に失礼だし、社会人として間違ったなと自戒の念が拭えなかった。
僕が不参加のこの件で職場もギクシャクするだろう。少なくともその幹事とは。
でも僕は自分のこういうハッキリ「YES or NO」の性格が好きだ。
そんな集まりに義理で参加するような羊のような振る舞いは嫌いだ。いくらみんなが仲良くなるために我慢して集まるとしても、そんな楽しさの押し売りのようなイベントは自分自身を汚してしまう。
それなら1人の友達もいない世界の方が幸せなのだ。
僕は20歳を超えてからずーっと、こうである。
間違ったことをゴリ押しする人間にあからさまに嫌悪感を示し、居場所がなくなり転移する。
今回は珍しく、遊びの中。
でも僕の中に仕事と遊びの境界は無いのだ。
人間と人間のつながりの中で理不尽は理不尽に感じるのだ。
今回の僕の行動には賛否両論あるだろう。
その集まりを不参加にするのは大人気ない!
と思うだろう。
でもそんな恐ろしく行く前から楽しく無い状態で参加すること自体、僕は我慢ならないのだ。
結局の結局、カレーを作ってくれる女性のカナダ留学と誕生日ケーキのサプライズのためにケーキの値段を調べに来ていた途中のやり取りだったので、このドライブは完全に無駄になった。
偶然ではなかったのだろう。
そのケーキ屋さんは定休日だった。
エピソード2
こうなることはわかっていたのかもしれない。
僕はカレーパーティの参加を辞退した。
気にくわない人以外の信頼関係を放り投げても参加することへの自分自身のウソの感情が許せないのだ。
僕はこういう人間である。
扱いにくいと思う。
結構、キチンと気にくわないところも相手に伝えたし、こうして欲しいとか、こうしようとかの提案もしてきた。
それが思うようにいかないもどかしさに疲れ、
若い女性の家でのパーティを別の場所に変えてあげようと奮闘も虚しく、幹事自らの家でのパーティを拒まれた時に僕は一本の糸がプツリと切れた。
炊飯器が無いだの鍋が小さいだの言い訳をしていたが、それこそ女性が家で作って、僕の車で運べば一駅の運搬なのだ。
結局、自分の家でするのが嫌だったとしか思えない。幹事自身がカレパをしたいと言い出していたのに、人の送別会があるからと責任転嫁して女性を欺いた。
僕はその幹事の裏も見えたし、カレーを作ってくれる女性の優しさや部屋を使う煩わしさも見えた。そりゃ当然だわ。カレーを作ってくれるんだから部屋は別の人が提供するべき。
なのに結局幹事の返事は……
カレパを辞めて飲み会にする
という結論。確かに僕はカレパをあなたの部屋or飲み会にしましょう!と返答を迫ったが、まさか飲み会にしてしまうなんてありえない。
僕は欠席を決めた。
もうひとりの送迎する女性には「約束破ってごめん」と伝え、カレーを作ってくれる女性には「参加できずごめん」と謝り、もうひとりの男性には不参加を伝えた。
全員には「飲み会に変わりました」とだけ伝えたが、僕の不参加により、女性の部屋に変更するだろうと思ったりする。
なぜならそのカレーを作ってくれる女性は、嫌がりながらも「変更無理なら私の部屋でもいい」と言っていたから。
でも僕はどうしてもその女性の部屋は嫌だった。
最年少の女性の部屋で前回コスプレパーティをして、大人として少し反省していたのだ。
色んな意味で地方のご両親に失礼だし、社会人として間違ったなと自戒の念が拭えなかった。
僕が不参加のこの件で職場もギクシャクするだろう。少なくともその幹事とは。
でも僕は自分のこういうハッキリ「YES or NO」の性格が好きだ。
そんな集まりに義理で参加するような羊のような振る舞いは嫌いだ。いくらみんなが仲良くなるために我慢して集まるとしても、そんな楽しさの押し売りのようなイベントは自分自身を汚してしまう。
それなら1人の友達もいない世界の方が幸せなのだ。
僕は20歳を超えてからずーっと、こうである。
間違ったことをゴリ押しする人間にあからさまに嫌悪感を示し、居場所がなくなり転移する。
今回は珍しく、遊びの中。
でも僕の中に仕事と遊びの境界は無いのだ。
人間と人間のつながりの中で理不尽は理不尽に感じるのだ。
今回の僕の行動には賛否両論あるだろう。
その集まりを不参加にするのは大人気ない!
と思うだろう。
でもそんな恐ろしく行く前から楽しく無い状態で参加すること自体、僕は我慢ならないのだ。
結局の結局、カレーを作ってくれる女性のカナダ留学と誕生日ケーキのサプライズのためにケーキの値段を調べに来ていた途中のやり取りだったので、このドライブは完全に無駄になった。
偶然ではなかったのだろう。
そのケーキ屋さんは定休日だった。