ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

どうしてこんなに素敵な人にばかり出会うのでしょう。

2016-02-18 | 雑念
先日の打ち合わせでいい人に出会った。

その人は海外でそのプログラムの指導者として経験を積み、今まさに日本で仕事として花を咲かそうと奮起し始めたというのだ。

僕は埃を被った宝箱の中に光る大切な何かを見つけたような感覚になった。

彼は輝く目で「この仕事を子供たちがなりたい職業ランキングに入れたい!」と言う。

僕もかつてはそんなことを考えている時があったのだ。

鹿児島に行って、その志を諦めて言い訳して生きてきた自分に水をかけられたような感覚だった。

素敵な人に出会った。

僕は少しずつ「もう一度頑張ってみようかな」と思い始めている。

ダイエットや筋トレ、ブログ、毎月のイベント企画など、自分に少しずつでも自信を持ち始めている。

僕も少しずつなら前に進むことができるのだと信じ始めているのだ。

周りにも僕を褒めてくれる人たちが居て、本当に涙が出るほど嬉しい瞬間がある。

本当に泣きそうになるんですよ。
涙腺が緩んでいるのかもしれないけど。

そんな言葉をかけてくれるのは、先輩ではなくみんな僕より歳下の若者たち。

彼らの未来を探し求めてキラキラしている眼差しとそんな言葉たちは、僕の古くなったエンジン部分に新たなガソリンを注ぎ込んでくる。

あとは点火をするだけ。

初めは黒い煙を吐き出して、大気を汚すかもしれない。

でもその原動力は僕の生きた証。

確かに悲しい失恋も、僕がまだまだ青春できる証。心がキュンキュンしなくなったらもうお爺ちゃんなんだからな。

僕は本当に少しずつ、無理をせず前に進む。
2016年、少しずつ階段を上る。

息を切らして途中で膝をついても
金刀比羅さんの階段のように最後まで頑張って上までたどり着く。

そういう素敵な人たちに出会わせてくれる事に感謝しないといけない。

どうしてそれほど素晴らしい人たちと出会わせてくれるのですか?

僕はその人たちにどんな風に報いたらいいのですか?

その答えを探したい。

皆さん、本当にありがとうございます。

心の傷を癒すには、こうするしかなかった。

2016-02-18 | 雑念
翻弄させられ続けられる僕は修行の道へ

心の痛みを体全体の痛みに変えて癒されようと
フルマラソン

42.195km

を走ってやろうと思い立った。

走ったら暑くなるだろうと薄着で走り出した。
風が冷たい。

家から南へ瀬戸内海を目指すと大体20km余り
海岸にタッチして帰宅すれば大体42.195kmになるだろうと。

するともう走るトレーニングをしていないから
5kmで足が動かない。
古傷の膝に違和感。

すると太ももや付け根に波及して
左足から右足へと広がっていく。

痛みを忘れようと可愛いあの子を思い出し、
心の痛みを呼び起こす。

すると膝の痛みは消えて少し走る事ができる。
そんな応急処置をしながら騙し騙し進む。

心の痛みと膝の痛みを繰り返しながら
ランニングをする。

なんと不純でいやらしいスポーツだろうか。

僕はやっぱり走るスポーツは好きではない。

でも家から南下して10数km進んでしまった。

もう後戻りはできない。

行くしかない。

明石城を目指した。
目前になった頃にはボロボロになっていた。
まともに走るなんてできない。
歩いて歩いて立ち止まる。

つ、攣りそう。

昔住んでたマンションの前を通る。
昔通ったイズミヤに入ってトイレを借りる。
また進む。

明石城

まだ21.2kmに達していない。
だから折り返すと足りない。
わかっていても一刻も早く帰りたくなり
帰路につく。

帰路についても前に進まない。
日は陰り始め冷たい風が吹く。

寒いし、痛い。

徐々に胸の痛みはなくなり
太ももやふくらはぎ、膝が軋み始める。

思惑通りは思惑通りなのだが
その身体の痛みも辛いのだ。

明石城でパシリ

天気はいいが寒い。

残り15kmになるともう
24時間テレビのランナーのように
歩いて前に進まない。

ヘロヘロだ。

薄暗くなってくる。
寒さが増す。
つらい、辛すぎる。

辞めたくても帰るしかないから。

残り5kmになると少し元気になる。
あと少しってなる。

結局

41.5km
7時間17分もかかっている。

10分半/1kmのペースとはどれほどか?
歩くよりも遅いくらい。

メチャメチャ遅い。

それが平均になるくらいゴール間近は壊れかけていた。

無事家にたどり着いた。
体重に乗るとやばいくらい減っていた。
減りすぎだ。

昼を食べなかったから。

健康なのか不健康なのか。
僕は趣味で走るのはやりませんね。
辛すぎます。
フルマラソンも走れません。

大阪マラソンも最低でも6時間切りの実力を有するのが条件だから。

でも目的の

心の痛みは消えてどこかに行った。
その痛みは身体の至る所に広がって
階段を上がれない。

失恋の傷は、時間が解決するんじゃない。
身体を無茶ほど動かして心の痛みを他の物理的な痛みに変えることをお勧めする。

ただし布団に入る頃にはまた7時間の過酷な旅で考え続けた後遺症で、また思い出したりする。

僕は心の傷を癒すために、何回フルマラソンを走らなければならないのだろうか。