ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

心の傷を癒すには、こうするしかなかった。

2016-02-18 | 雑念
翻弄させられ続けられる僕は修行の道へ

心の痛みを体全体の痛みに変えて癒されようと
フルマラソン

42.195km

を走ってやろうと思い立った。

走ったら暑くなるだろうと薄着で走り出した。
風が冷たい。

家から南へ瀬戸内海を目指すと大体20km余り
海岸にタッチして帰宅すれば大体42.195kmになるだろうと。

するともう走るトレーニングをしていないから
5kmで足が動かない。
古傷の膝に違和感。

すると太ももや付け根に波及して
左足から右足へと広がっていく。

痛みを忘れようと可愛いあの子を思い出し、
心の痛みを呼び起こす。

すると膝の痛みは消えて少し走る事ができる。
そんな応急処置をしながら騙し騙し進む。

心の痛みと膝の痛みを繰り返しながら
ランニングをする。

なんと不純でいやらしいスポーツだろうか。

僕はやっぱり走るスポーツは好きではない。

でも家から南下して10数km進んでしまった。

もう後戻りはできない。

行くしかない。

明石城を目指した。
目前になった頃にはボロボロになっていた。
まともに走るなんてできない。
歩いて歩いて立ち止まる。

つ、攣りそう。

昔住んでたマンションの前を通る。
昔通ったイズミヤに入ってトイレを借りる。
また進む。

明石城

まだ21.2kmに達していない。
だから折り返すと足りない。
わかっていても一刻も早く帰りたくなり
帰路につく。

帰路についても前に進まない。
日は陰り始め冷たい風が吹く。

寒いし、痛い。

徐々に胸の痛みはなくなり
太ももやふくらはぎ、膝が軋み始める。

思惑通りは思惑通りなのだが
その身体の痛みも辛いのだ。

明石城でパシリ

天気はいいが寒い。

残り15kmになるともう
24時間テレビのランナーのように
歩いて前に進まない。

ヘロヘロだ。

薄暗くなってくる。
寒さが増す。
つらい、辛すぎる。

辞めたくても帰るしかないから。

残り5kmになると少し元気になる。
あと少しってなる。

結局

41.5km
7時間17分もかかっている。

10分半/1kmのペースとはどれほどか?
歩くよりも遅いくらい。

メチャメチャ遅い。

それが平均になるくらいゴール間近は壊れかけていた。

無事家にたどり着いた。
体重に乗るとやばいくらい減っていた。
減りすぎだ。

昼を食べなかったから。

健康なのか不健康なのか。
僕は趣味で走るのはやりませんね。
辛すぎます。
フルマラソンも走れません。

大阪マラソンも最低でも6時間切りの実力を有するのが条件だから。

でも目的の

心の痛みは消えてどこかに行った。
その痛みは身体の至る所に広がって
階段を上がれない。

失恋の傷は、時間が解決するんじゃない。
身体を無茶ほど動かして心の痛みを他の物理的な痛みに変えることをお勧めする。

ただし布団に入る頃にはまた7時間の過酷な旅で考え続けた後遺症で、また思い出したりする。

僕は心の傷を癒すために、何回フルマラソンを走らなければならないのだろうか。

悪魔に心を奪われた悲劇

2016-02-17 | 雑念
悪魔

この世に悪魔が存在する。
僕が失恋した女性のことである。

数日前、僕を100%綺麗にフった彼女は急に

会いたい

と言い出した。
僕は年甲斐もなく喜んで
食事に誘った。

僕にはもうLINEも会うのも精神衛生上、良くないから
このまま音信不通がベストと考えていた矢先の誘惑である。

僕が本気で傷ついていることも知った上で
翻弄してくるのだ。

バカな僕は、忘れなきゃいけないのに、また会ってしまう。ひとしきり楽しい話と食事を済ませ、昼夜逆転した彼女のデザート欲に付き合ってマクドへ。

4時間もしゃべり続け、閉店近くまでいて帰路につく。

USJ行きます?

唐突に囁く彼女。

(てめぇ、どんな神経してんだ?)

僕は喜んで頷く。

僕の気持ちを踏みにじるように
「僕の気持ちに応えられない」と言いながら
食事に行き、USJを誘う。

あ、悪魔だ。

僕は呪いの縛りに震えながら
絞り出すように

「あかんやろ?USJはあかんやろ?」

と我に返りつつ
もう会わないほうがいいと言い放った。

友人として好き

と微妙なことを言う。
僕の心はボロボロになっていた。

心拍数が上がり
心臓を鷲掴みされる。

USJは行くのを泣く泣くキャンセルした。
僕のこの状態で行くのは
ジェットコースターに乗る前にゲロを吐いちまう。

人がそんなふうに苦しんでいる姿は面白い

と無邪気に笑っている。

キャンセルは全然構わんよと
企んだような眼差しを残して
彼女は家の前で車を降りて振り返らずに消えて行った。

本当は遠いところに行ってしまう彼女に「頑張って」って励ましてあげたかった。

多分、彼女は不安もあって誰かと(誰でもいいから)一緒にいたい気分だったのだろう。


神戸の街に雨が降ってきた。



こんな難しいこと考えずにさっさと動け!

2016-02-16 | 雑念
自分の不甲斐なさを感じる時

それはいまの自分に満足できていない時
変わる時だと深層心理で訴えてきているのかもしれません。

僕は、前から「アンテナ」が大切だと考えています。

アンテナとは、
言い換えれば「センス」「感性」です。

物事をどのように感情で捉え、
それを自分で咀嚼して
表現するか

それはまるで芸術家のような作品を思い浮かべます。でもどんな仕事でも生き方でも同じだと思っているのです。

だから僕は感情的に「センスのない人」は馬が合いません。

その「アンテナ」はトレーニングで鍛えられるとも考えていて、僕は今自分自身のアンテナを鍛えるために頑張っているとも言えます。

兵庫に帰ってきて「ゆうだちキャンプ」を始めたのも、アウトドアで仲間とワイワイすることで遊びのセンスや自然との関わりを模索できたら素敵だと考えたから。

日々の体幹トレーニングも、ブクブク太っていても感性が鈍るだろうと思い立ったからでもあります。(半分以上モテたいという不純もある)

ほぼ日手帳に書いている毎日の「うれしかったこと3つ」も(あっ、これは初披露かな)、毎日の振り返りを磨いているつもり。

ダイエットもトレーニングとほぼ同義だけど、毎日の体重測定や1年間の右肩下がりのグラフを見て、年間スパンを考えられる脳を視覚的にインプットするためでもあるのです。

結果論ですけど。

でも考えずに何となく始めたことでも、
その成果や効果を感じられるセンスが備わったような気がしています。

だからこそ
「アンテナ」が大切だとやっぱり思うのです。

皆さんはどう思うのでしょう?

僕はボヤッと今思っているのは、
このアンテナを鍛える研修やサークルって面白いなぁと思っているんです。

ビジネスの接遇やサイト構築のノウハウを学ぶ講習はあれども、ビジネスセンスや感受性を養うための講習に特化したものはないように思うのです。

すべての仕事、すべての生き方に関わってくる。

ヨガが流行ったのも何となくそれに近いものだったのだろうと思います。

でもヨガは僕はあまり好きくありません。

だから「アンテナ」を鍛えるためだけに、集まって、場所はいろんなところへ行って、深呼吸するのか、沈黙して周りを見回すのか。

そして感じたことをシェアしてセンスを磨く。
他人が感じていることを知ることでさらに自分のセンスの幅を広げていく。

時には、音楽を打ち鳴らし
時には、神社仏閣へ
時には、無人島へ行って
時には、激しくロングトレイル
時には、温泉につかり
時には、テーマに沿って激論を
時には、フェスでも行ったり
時には、ドライブで遠出を

結局僕はいつもこんな事を考えているんですね。

別に特別「アンテナ鍛えまっせ」と銘打つ必要もないのだけど、いつものイベントを考える作業に全く変わりがないのよね。

僕は死ぬまでこんな事をしていそうな気がします。

そんなにアンテナ鍛えていつ使うねん!

いや、僕はその現代人が陥りやすい「他人がこうだから」という「常識」や「空気を読む」という人間になりたくないだけ。

赤塚不二夫がタモリを見つけたとき
「こいつすごいな」と思ったはず。

僕は今からタモリにはなれないけど、
赤塚不二夫のような目を養いたい。

赤塚不二夫はとんでもない資金力でもってタモリのパトロンになるのだけどね。

僕にはその資金力もないけど
その目は、その目というか感性は素晴らしい。

そういう素晴らしい世界を見つけられる人になりたい。

そのためにはいつもバカボンのパパであり続けなければいけない。

パパになれば、楽しい人生を歩むことができる。

だって何をしでかしても「これでいいのだ」なのだから

結局、「ナンセンス」になりたいと言っているに等しい。

センスを磨けば磨くほど、ナンセンスに近づいていくのだろう。

本当に哲学だよな、ここまでくると。

またこの季節がやっていたのかもしれない。

2016-02-16 | 雑念
サプライズは大成功だったらしい。

仕掛け人に託した今回のプレゼントは
無事に彼らのお口に届いたようだ。

僕は彼らからの一言お礼を受け取り
それなりに満足した。

しかし

やっぱりサプライズって
リアクションを見て楽しむものだ。
今回は人からの報告であって
完全に結婚式の電報、および花のプレゼント。

めちゃくちゃ面白くない。

僕の満足度は10分の1にも達していない。
自分が参加しないサプライズなんて2度と企画しない事を心に決めた。

僕は何を期待していたのだろう?

いったい何を?

みんなが喜んでくれたらそれだけで満足なはずなのに。

僕はどうかしている。

病んでいるのだ。

心の闇が、天邪鬼の歪んだ精神が蝕んでいる。

お礼のLINEでさえ、
素直に受け取れないほど。

胸が痛い。
僕の中の良心が痛めてくる。

一方で、「お礼のLINEを送ってくれるなんて素敵」と思う反面
もう一方で「そのリアクションなのかよ?」という見返りを求めている。

これは愛ではない。
ただの自己満足するための表現だったのだ。

自分の弱さ、卑怯さ、我儘さが露呈した。

嫌だ。
嫌だ。嫌だ。

全然、成長していない。

孤独になる。
徹底的な孤独に。
目を閉じて深呼吸をする。

ワイワイと人と騒ぐ気持ちになれなくなる。

これは、
不安定だわ。

旅に出た方がいい。
僕はいま、何かしらの旅に。
バランスが崩れている。

楽しくない。

イライラして
他人の言葉全てがうるさい。

ご飯の味がしない。

体調はすこぶるいいのに。

楽しくないのだ。

これが、孤独。

これが、ダークサイド。

耳元で悪の皇帝が囁く。
素晴らしい世界が待っていると。

頭が痛い。

これ、花粉症かも。

僕からのサプライズバレンタイン(1日遅れ)

2016-02-15 | 雑念
地獄の1日は呆気なく終わった。

一夜明ければこっちのもの。
364日は気楽に生きていける。
来年に向けて夢見ながら希望に満ち溢れて進める。

さてそんなことより
本日のイベントを憶えている読者はいらっしゃらないだろう。

そうあの「カレパの日」である。

カレパウォーズ三部作まとめ

カレパ THE FINAL

において完結したと思われた、あの日である。

まだそんな事を言っている僕は本当は「行きたかった」というカッコ悪い感情がある。

なぜならば本来、僕は参加するメンバーの誕生日と海外留学する激励をしてあげたかったのだから。

でもその人には関係のない事情で参加をしないと意地を張った。

僕のつまらないプライドが、自分の衝動を抑えなければならない結果につながった。

だからと言って顔を出すなどもってのほか。
今更参加はありえない。

ということで僕はケーキを買って店に預け、
メッセージをメンバーの1人(すでにサプライズ計画は伝えてある)に読み上げて貰うことに。

僕はメッセージカードの制作に取り掛かった。
その途中で、

ヨーダとしてメッセージ?

だったら…

動画でいーじゃん!


ヨーダのシーンを撮影してアフレコでお祝いのメッセージを吹き込んだ。

我ながら数時間で仕上げたとしても良くできた。
ヨーダの口にピッタリ合うメッセージが出来上がった。

昨夜に作ったものを今朝もうさ一度見返した。
出来はなかなか見られるものだった。
大抵次の朝見ると大したものではなかったりすることが多いのだが、今回はまだいける。

これをサプライズ仕掛け人に送信しておいて、
ケーキ登場に合わせて手持ちのiPhoneで再生してもらう。

音声が聞き取りにくかったりするかもしれないのが不安だが、字幕も入れて再生時間も1分半余り。

ケーキお預け時間としては我慢できるだろう。

後は、後日談を聞けば完結する。

さぁ、今日の仕事はそのケーキを買いに行って、店に預けてくる作業。

僕は仕事よりも仕事量の多いこの日を楽しむことにする。

喜んでくれるといいな。