山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

2年ぶりの雪かき

2020年12月17日 | 日記
 朝、目覚めて窓の外を見る。


銀世界です

 おおっ。やっぱり積もってる。このぐらい積もったのは2年ぶりだ。
 防寒着に身を包んで表に出る。


夜明けの玄関前(before)

 既に足跡が残っている。新聞配達のお姉さんだと思う。ごめんね。雪かきが間に合わなかったみたいです。
 雪が積もったら雪かきをする。北国の住民にとっては、当たり前の生業だ。しかし、『家族が暮らしに困らないように』ということだけが目的ではない。家に出入りする人や家の前を通る『人や車が気持ちよく通過できるように』という思いやりのような気遣いのようなが隠っている。それぞれの家の住人達が玄関だけでなく、家の前の道路の雪を片付ける。


玄関前(after)だけでなく



家の前の道路をそれぞれ片付けます

 それぞれの家でこれをすると、ありがたいんですね。おかげで、お互いに歩きやすくなるし、車の運転も楽になるんです。
 雪かきをしながら、ご近所さんと言葉を交わす。

「おう!2年ぶりに降ったずねえ。」
「やっと積もったね。」
「これで、春の山にも、いい山菜出るんねがい。」
「うん!」
「楽しみだねえ。」

こんな会話を交わしながら、ひと汗をかきます。心地よい汗です。