山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

お手本になるんです

2020年12月05日 | 日記
 年齢というか立場というか、人からの相談を受けることが少なからずある。
 そんな中で辿り着いた結論の一つ。
「どんな不平不満でも、クレームでも、それを発する人の心には、願いや心配がある」
その願いや心配に気付いて寄り添うことが大切だと思っている。
 でも、現実に文句やクレームを孕んだ相談に直面すると、共鳴してしまうっていうのかな。こっちまでテンションが上がってしまって冷静に対応できないなんてこともしょっちゅうです。
 こういうときは、話が終わってから、「あ~あ」と一人寂しく反省するのです。

 でね、何を言いたいかっていうと、これなんですよ。


   噂のマンガの最終巻

 昨日は夜勤だったので朝が空いていました。そこで、この漫画の発売に合わせて書店に出かけてみたんです。そしたら、平日にも拘わらず駐車場が満車。店内はと言うと、


こんな状態でした。

 みんな同じコミックスを持って並んでいる。多分、学校に通っている子どもたちから頼まれて買いに来た人もいるでしょう。
 でも、マタギみたいに自分が読みたくて並んでいる人もいると思います。
 それにしても、すごい人気ですね。「社会現象」と言われるのも分かる。

 で、なぜマタギがこの列に加わるのかというと、このお話の展開が面白いということはもちろんなんだけど、プラスαを感じるんですね。
 それが、最初の話題です。このお話の主人公である炭治郎君、清い心の持ち主で、どんな悪者の心の中にも光や温もりを見いだし、寄り添っていける方なんですね。

 このお方の人間観に、人としての生き方のお手本を感じてしまうのであります。
 自分も、かくありたいなんて思いながら、つい手にとって読んでしまう年寄りオヤジなのでありました。

 ああ、面白かった。しっかり読み終わって元気と勇気をもらったところで夜勤に出発!