山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

わたしはわたし(さんぽうた43)

2020年12月04日 | いきもの

  わたしはわたし  すすき さよ

みんなといっしょに
はなをさかせたわたし

めをとめてくれたひとは
いたのかなあ

どうぶつたちは
きてくれなかった

でも

かみさまはきづいてくれてた

ことしもさいたね
きれいな ほ をつけたね

ひかりをあてよう
ほら 
かがやいてるだろう

かぜをあてよう
ほら
やさしくなびいている

おまえは
おまえのままで
すてきなんだよ

おもいどおりに
いきなさい

はい

わたしはわたしですね




すすきって美しい


この『穂』に惹かれてきた日本人の感性を誇らしく思う


直近の様子です(これはこれで「をかし」)

 欧米の豪華な花ではなく、かと言って、色鮮やかな菊でもなく、このススキを月夜に重ねる風習って、誰が考え出したのだろう(お月見のことね)。
 いや、考える以前に、月が気持ちよく眺められる時期にススキが穂を伸ばしていたから、こんな取り合わせが成立しているんだよね。これは、日本の風土の賜なのかな・・・。
 いろいろと頭を巡らせてしまうんですけど、だんだん、そんな考察は必要ないということに気付いてきました。

 いいものはいい。そう感じたわたしの感性は、誰からの干渉も受けない。
 結論は、『わたしはわたし』というあたりのようです。
 わたしは、わたしの感性を信じて自然を愛でることにします。これって、根本だよ。
 そんな大切なことを気付かせてくれた『さよちゃん』に感謝です。