山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

冬の食卓に春の香り

2020年12月13日 | 山菜料理
銅鍋の力できれいに「戻った」フキの塩漬け。


きれいすぎて感動

 アクも抜けているので、皮を剥いても指先が黒くなりません。浮かれ気分でレシピを考える。

 ポクポクポクポク チ~ン
  ≪フキの炒め煮ツナ和え≫

 折角きれいに戻ったフキだ。まずは定番の山菜料理で春の喜びを再現したいと思った。但し、加える素材にひと工夫してみるのだ。 

 調理の部
 ・フキ(400g強)を寸切りにしてゴマ油で炒めます


こんな感じ


 ・油が全体に回ったら調味料を加えます(酒みりん醤油各大さじ3と砂糖大さじ2、南蛮だれ小さじ2)
 ※甘辛味をめざしてます。南蛮だれはお好みです。
 ・シーチキン2缶を加えて和えることにしました


 ・ここから中火でじっくり煮詰めていきます


そろそろいいかな?



出来上がり



さっそく夕食に添えて(ナラタケも戻しちゃった)

 フキの煮物料理には魚介類がよく合うというか、味が豊かになると思います。よく使うのが鰹節と竹輪などの練り物なんだけど、今回はシーチキン(カツオ)で試してみました。予想通り、美味しく仕上がりました(見た目はイマイチだけど)。
 これは春の味ですね。一口ごとに春山の景色が頭に浮かんでくる感じ。
 こうやって遠い春を夢見ながら、マタギは冬を越していくのであります。