妻に連絡が入った。
親戚で不幸だと。
「明日は、朝から出掛けなくっちゃ。」
で、何やらいろいろと連絡を取り始めた。
マタギは、その間に冷蔵庫を覗いてみる。
そうしたら、いいものを見つけてしまった。
イカです。
小ぶりだけど、美味しいヤリイカですね。
「これで、明日の朝飯、作るね。」
OKが出たので、早速調理を始める。
作るのは、イカ飯だ。
今夜のうちに作っておけば、明日には、味が染みて美味しくなるはず。
下ごしらえ・調理の部
・もち米1/2カップを水に浸しておきます
その間に、イカの下ごしらえ。
・イカのゲソとワタを抜き取ったら、筒の中をきれいに洗っておきます
※皮も剥いたら、ミミも取れちゃった
本体以外は湯通ししておき、サラダか何かに使いましょう
米研ぎから1時間ぐらい経過したところで、第二段階に入ります。
煮汁準備
・水150に、酒みりん各15,醤油45gと、生姜の千切りに顆粒出汁です
・イカの筒に軽く小匙2杯ほどのもち米を入れて、爪楊枝で塞ぎます
・全部を圧力鍋に入れたら加熱
・ピンが揺れ始めたら弱火にして10分
消火後、ピンが下りたところで、蓋を開けてみると、
こんな感じ
これで、準備完了です。
それにしても、いい香り。
もったいないので、余ったもち米でもち米巾着にしてしまいましょう。
・油抜きした油揚げに残りのもち米を包んでいき串刺し
※この辺からは、二日目の作業です。
鍋からいか飯を取り出したら、
代わりにもち米巾着を入れて10分加熱
こちらは妻の出発に間に合いませんでしたけど、
いか飯には間に合いました
残された者は、その後、巾着が出来上がるのを待って、
これも、味が染みて旨い!
朝食は、イカの香りに包まれました。
振り返ってみると、イカ飯なんて、すごく久しぶりですね。
こんなに美味しいもの、なんで作らずにいたのだろうか?
そんな不思議な思いも感じつつ、朝っぱらから、すんごく美味しい料理を楽しませてもらいました。
実は、この後、結構大きな会議があって、大切な提案も控えていたんだけど、参会者の皆さんから賛同をいただきまして、マタギの提案は、無事に採択されました。
そうですね。これは、イカ飯のおかげでしょう。
イカ飯さん、パワーを授けてくれてありがとう。
また、こんな場面になったら、イカ飯を作ってパワーを貰おうかな。
皆さんも、いかがですか?
すごく美味しくて、元気が出るよ!