山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

お預け料理、ビーフシチュー

2024年03月23日 | 日記とレシピ

 お彼岸も過ぎたし、気温も上がってきたんだから、いよいよアウトドアの準備です。

 で、先日、山用のカッパや足回りの補修とか、鉈の手入れとかを済ませたんです。

 続いて本日は、タコ釣りの準備です。

 タコ釣りは、敵のサイズによっては、全身全霊をかけたパワーゲームになるので、頑丈なリールでも破壊されてしまうことがあります(泳ぐビーチパラソルを抜き上げるイメージ)。

 今回は、

       そろそろ危なくなってきた竿との接合部分を補強

 そして、

       こちらが仕掛け

 タコてんやと言います。

 こんなゴツイものに誰が食いつくのかと思うかもしれませんけど、海底の王者であるタコは、全く恐れることなく飛びついてきます。

 ちなみに、つけているエサはワタリガニね。

 エビで鯛を釣るよりも贅沢なエサです。

 さあ、準備ができたぞ。

 喜んで気象庁の週間天気予報を見ると、ずっと雪マークじゃない。

 さらに、致命的なのが波高。

 マタギの安全基準値を遥かに超えている。

 つまり、冬型の気圧配置が続くから海には来るなってことだ。

 しかも気温も低いから、山菜採りも難しそう。山にも来るなってことですね。

 あ~あ。

 これは、しばらくお預けですね。

 ま、仕方があるまい。

 クッキングマタギに戻って、あったまり料理でも作りましょう。

 で、本日作ることにしたのは、ビーフシチュー

 理由の一番は、あったまるからです。それに、先日作って味を占めつつある『温玉』が合うんじゃないかと思ったんですよ。温玉作りについては、前回、若干の不全感が残ったので。

 早速、レシピを調てみると美味しそうなものが色々あったんだけど、赤ワインとデミグラスソースを使うタイプのものに決めました。

 下ごしらえ・調理の部

 市販のデミグラスソースを使う場合は、調味料もシンプルになります。

 ・ソース一缶と、赤ワイン100mlにケチャップ大さじ1、バター15gに塩と黒コショウ

 ・しっかり火を通す予定なのでニンジン(1本分)はゴロゴロの乱切り

 ・ジャガイモも乱切りなのですが、出番はずっと後

 ・前半戦で登場するのは、牛すじ肉(350g)とタマネギ1個

 ・圧力鍋でバターを溶かしたら

 ・一口大に切って塩コショウした牛すじに焼き目を付けて

 ・ニンジンとタマネギ追加

 ・タマネギに透明感が出てきたら、水300mlと赤ワインを加えて

 ・加圧15分

 ※冷めるまでのんびり待ちます

  さあ、いよいよデミグラスさんの出番ですよ、と思って缶を見たら

 なんと、プリントアウトしたレシピと全く同じじゃないの。

 どっちかが真似しましたね。・・・まあ、美味しいので再利用してるわけだからノープロブレムですな。

 ※すじ肉もニンジンも柔らかくなったのを確かめて

 ・デミグラスさんとジャガイモさんを追加して、蓋を開けたまま弱火で20分ほど煮詰めます(画像忘れた)

 この間に、温玉とオムレツを準備。

 ・ちょっと塩コショウした溶き卵を濾したら、フライパンで固まり具合を見ながら加熱し、トロっとしてきたら濡れ布巾の上で冷まします(オム

 ・温玉は、きちんと常温に戻してから、1ℓの熱湯+1カップの水で割ったお湯で12分密封。+4分、外気で冷ましました

       いい感じにできましたよ!

 ここまで来たら、セルフサービスです。

 各自、お好みで盛り付けたら、

       こうなりました

       マタギの分は欲張り過ぎ

 目論見通り、アツアツのディナーが出来上がりました。

 ただ、大変美味しかったんですが、盛り付けた後で構わないので塩を振りかけられるようにしておいた方がいいと思います。

 全体の塩味が、牛肉の下味用だけでは足りない感じがしました(ちょっと足したらグッと味が締まった)。

 ま、釣りの方は、もう暫くおあずけみたいだけど、いつでも出かける準備はできたもんね。

 それまで、こんな風に、おあずけ献立を楽しんで、その日が来るのを待ちましょう。



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