突然ですが、
『はながたベニちゃん』
山形市のマスコットキャラクターです。可愛くて、大人気です。
だけどさ、この子にこんなこと言わせないでくれよ。
ワクチン接種後にもらったチラシ
発熱が6.6%?我が職場では、丁度50%が発熱して仕事を休みました。対象274人?厚労省のデータの割に少なすぎません?しかも、接種した世代や性別は不明。こういうのをエビデンスがないと言うんだろうね。接種した人の気持ちが落ち着くようにと考えているのなら、申し訳ないけど子供だまし。厚労省だったら、もっと正確なデータの提供が出来るはずだよね。その方が、接種後の覚悟も対応もしやすくなるはず。と、愚痴はここまで。次は、現実に起こったことだ。
夜中、寝苦しさに目覚めた。3回目の接種の時に味わったのと同じ倦怠感だ。時計を見ると、日付が替わっている。念のため検温。
やっぱり出てますね(午前0時)
とりあえず布団に潜り込んで耐えましょう。しかし、一向に落ち着く気配は無い。と言うより、寝ていることも我慢出来なくなってきた。2回目の検温。
あちゃあ~(午前3時)
一応、消炎鎮痛剤なるものは用意してある。
主治医から処方されたものが残っていた
これを使うか?いや、『くすりのしおり』を読むと、「空腹時の服用は控えるように」みたいなことが書いてある。仕方がない、朝まで自分を騙しながらやり過ごすか。
そうして暫くすると、何となく身体にかけられた呪縛が緩んできたような感覚。おおっ、これは間違いなく改善してますよ。3回目の検温。
なあんだ(午前6時)
確かに改善してます。0.8℃も下がったんだから。だけど、まだ38℃台ではあるんだよな。
これは、考えようですね。38℃台でも『よくなった』ということが分かる人間の身体のセンサーってすごい。そう捉えることにしましょう。
さて、もう少ししたら、朝ご飯タイムです。ということは、お薬を使えるということ。前回は、処方された通り1回1錠ずつ飲んでみたけど、効果は、飲んでから1時間ぐらいだけだった。『くすりのしおり』を読むと、1回1.5~5錠と書いてある。1錠と指定した主治医は、多分、解熱だけでなく、その他の臓器への影響を心配してくれたと思うんだけど、あまり効かないことは実証済み。どうする?
ポクポクポクポク チ~ン
≪薬を使わない≫
2錠以上使ってみるということも考えた。だけど、消炎鎮痛剤というものは、そもそも、発熱への対症療法だ。これから、どうしても果たさなければならない役割があるんなら、使用も仕方がないけど、どうせ休みなんだから、副反応に身を任せてみましょう。薬など使わなくても、自分の身体には、それを乗り越える力があるはず。そう信じてみることにしました。
その結果、2日目の日中は、徐々に落ち着いてきて、ほぼ37℃台で推移(37℃ってこんなに快適なんだっけ?)。そして、3日目の朝。
ようやく来ました36℃台
おおっ、めでたい!薬に頼らなくても、ちゃんと復活したじゃありませんか。
嬉しいよ、私。
よくぞ復活してくれました。
自分を信じて良かった。
これからもよろしくね、私の身体。
・・・
このところすごく感じていることの1つに、『結果優先』と『過程無視』の考えが蔓延していること。自分自身が、ちょっと困ったときに、工夫して乗り越えることをせずに、通販とかコンビニで買えば何とかなると思っている。マタギが受ける若い人からの相談も、ろくに考えもせずに答えを教えてくれというものが多くなってきている気がする。そういうとき、ちょっと待ってね、答えを貰う前に自分で出来そうなことが何かを一緒に考えてみようと、問いを投げ返すんですよ。すると、意外と良い答えを自分で発見してしまう。
一旦、自分の中に戻して試行錯誤したり反芻したりすることって大事なんだなあと、すごく実感しているんです。と言うか、そうしないと自分自身の成長につながらない。
今回、対症療法を回避して、自分の身体に頑張ってもらったことも、きっと、自分のためになったはずだと信じるマタギなのでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます