こわい おに にほんざる ははこ
ねえ、なにかきたよ
ああ
あれは おにだよ
なんだか こわい
しんぱい いらない
おにはね
いっぴきだけなら
やさしい いきものさ
そうなの?
でもね
あつまると とんでもない わるさをする
この ちきゅうさえ
だめにしちゃうかもしれない
こわいよ
ああ、こわいね
だから わたしたちも
そうならないように
いきていこうね
『シスレーの小径』を歩いていたら
誰かいます。
逃げ出す者もいるけど
動こうとしない者もいます。
おや?
よく見ると、お腹に何かくっついています
背中に乗ってみたり
降りたりしています。
マタギが近づいていくと、
のんびりと
山の中に入っていきました。
その時、聞こえてきたのが、この会話です。
そうかもしれないなあ。
何も考えずに世の中の流れに乗ってしまっているうちに、他の生き物たちに迷惑をかけてしまっている。それどころか、自分自身の首さえも絞めつつある。
本当の鬼になるなよ。
そんなことを言われたような気がしたひと時でした。
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