山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

お揚げが決め手?きつねうどん

2024年12月11日 | 日記とレシピ

 嬉しい休日。

 されど、雪の休日。

 山遊びには引導を渡された気分。

 しからば、如何せん。

 って、決まりですがな。

 旨いもの作って、身と心とを温めましょう!

 で、本日のお題は、

       地元の名物乾麺『麦切り』です

 一言で言うと、うどんとそうめんの中間。

 乾麺としては、かなりレベルの高い逸品です。

 さて、どうしようかなあ。

 ポクポクポクポク チ~ン

  きつねうどん

 そう言えば、タヌキ関係はしょっちゅう作っているけど、キツネってまじめにやったことない。

 この際、少しだけまじめにキツネ君に向き合ってみようか。

 そんな気持ちで取り組むことにしました。

 で、やってみたら、意外な発見があったので、記録を残しておくことにしました。

 もう一つ、『うどん』という名前がついているけど、正しいかどうかは、分かりません。悪しからず。

 そんでですね、参考にすることにしたのが、クラシルさんの人気レシピ。

 もう一つが、和食の達人白ごはんさんのレシピ。

 で、この二つを読み比べていくと恐るべき違いがあることが分かったんですよ。

 それは、お揚げの味付け

 クラシルさんのレシピでは、油揚げ1枚につき醤油と砂糖各小さじ1

 これに対して、白ごはんさんのレシピでは、油揚げ6枚に対して醤油大さじ3と砂糖がなんと大さじ8って書いてある。

 マタギとしては、せいぜいいなり寿司程度の甘さだろうなぐらいに考えていたんだけど、それよりもはるかに甘いと言うか、濃厚ではないか。

 で、どっちのレシピを採用したと思います?

 当然、白ごはんさんの方です。

 怖いもの見たさって言うか、興味が湧くじゃありませんか。

 これを試さずにスルーしてしまったら、絶対に未練が残るってもんよ。

 それでは行ってみます。

 まずは、油揚げの油抜きから。

 ・沸騰したお湯で、油揚げをある程度しっかり茹でて、水にとります

 ・1枚ずつ水気を抜いて準備OK

 続いて、油揚げの煮汁を準備します。

 ・だし汁500mlに

 ・薄口しょうゆ大さじ3と

 ・砂糖大さじ8ってやっぱり多いね

 ・油揚げを広げて着火

 ・沸いてきたら火を弱めて

 ・落し蓋をして15分間煮詰めていきます

 ・15分後、火を消してじっくり冷ましながら味を染み込ませます

 ※弱火で15分だと、焦げ付くこともなく、いい感じに煮詰まります。さすが白ごはんさん

 焼きネギを準備します。(これはマタギの好み)

 ・鶏油で炒めて

 ・焦げ目をつけたら、うどんのつゆに合流

 ※つゆは3人分で660mlのだし汁に220mlの出汁醤油(2倍濃縮)をブレンド

 ・麦切りは、表示時間通りに茹でて、冷水で締めたら、再び熱湯を潜らせて盛り分けます

 ・つゆを回しかけたら、いよいよお揚げちゃんの登場!

       出来たぜ(手が震えてしまった)

 で、ドキドキしながら食べてみると、

 なんとこれは!

 某メーカーのカップ麺、きつねうどんと同じ味ではないか!!

 正確には全く同じではないんだろうけれど、かなり近い味です。

 はああ、こうなるわけね。

 そんでですな、うどんのつゆは、カップ麺ほど濃くないけど、このうどん全体には大変よく馴染んでいるんですよ。

 食べ始めは、「ちょっと甘すぎたか?」なんて気もするんだけど、食べ進むうちに、「やっぱり、お揚げは、こうでなくっちゃ!」という気になってくるのね。

 これ、すごく合います。

 いやあ、こっちを選んでよかった!

 白ごはんさん、やっぱり凄いわ。

 素敵なレシピをありがとうございました!



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